予定と実践:恩恵という目的
能動的活動は
エネルギーの供給なくして継続できない
そのために
植物は太陽光エネルギーを有機物に吸収する
動物は他の生物を食らい
その有機物からエネルギーを得る
恩恵としてのエネルギーを得るため
植物も動物も様々な工夫を凝らし
エネルギーを消費し
消費したエネルギー以上のエネルギーを得ようとしている
単にエネルギーを得るだけでは足ず
使えるエネルギーを得なければならない
だから
エネルギーを得るための工夫は単純ではない
燃える火にもエネルギーは在るのだが
そのエネルギーをそのまま使えない
そこで
その火でを湯で沸かし
水蒸気でタービンを回して電気を起こすような工夫が
生命現象として様々に実践されている
経済社会の中では
お金が恩恵あるいはエネルギーとして作用している
お金を使い
使ったお金以上のお金を得ようと工夫を凝らすのが
経済活動の大原則である
より多くのお金を使い
より多くのお金を得ていると
経済的に大きな存在となる
大きな存在は
より多くの工夫を凝らすことが出来
他の小さな存在に大きな影響力を与えることが出来る
そしてより大きな影響力を求めるために
より大きな力を求め続けることになる
ここに競争がある
そして
競争には
勝者と敗者がある
勝負がつかぬ間には
競争がある
しかし
競争は
目的としての恩恵ではない
手段である
大きな存在になるほどに
工夫に没頭することになる
工夫としての手段であり生命活動である
その傍らで
小さく単純に生きている生き物が
大きな存在に振り回されている
平和は
ある意味
生命活動の抑制なのだろう
実るほど首を垂れる稲穂かな
平和への智慧である