ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

秩序を中心に許された軌道を描く自律たち


自主自律や
独立独歩が推奨されるが
その前提条件として
勧善懲悪が尊ばれる


善や悪を
自主的に
独立して
操作されては
いかなる権威も
成立し難い


いいこと
悪いことを
区別できるようになってから
ひとりで
色々任せてもらえるのだ


プラトンも
善のイデアを
イデアの最上位に据えた


善の枠の中で
自主自律しながら
独立独歩を繰り返すのだ


古代から
連綿と続く
政治や教団といった
組織に欠かせない
黄金律だ


考えてみれば
人間の思考も
遺伝子から
自主自立
独立独歩を任され
遺伝子の定める
善や悪を
自主的なものとして
踏襲している


善悪が定められたうえで
自由を衣に被った自主性が闊歩するのは
効率のよい
生命のシステムなのだろう


他律の中に
自律があるシステムだ


遺伝子の律も
社会の律も
両立できれば
すばらしい


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メモ


ピアノは
調律が大変だ


ピアノが

自律してくれれば

調律師に調律を頼まなくても
いつもきちんとした
音を
奏でてくれることになる


暑くなったら
暑くなったなりに
寒くなったら
寒くなったなりに
自律して
音を調整できるピアノがあれば
より広い環境に
適応できる
ピアノになる


秩序を保つということは
手間のかかることだ


大きな秩序を保とうとすればするほど
手がかかる


細胞が多くなったり
人が多くなったりしながら
組織が成長する


統制しながら
各個が自律して
秩序が保たれなければ
なかなか
秩序は保たれない
・・・・循環論か?


善悪の秩序の周りに
自律の群れが
小惑星のように公転すれば
ひとつの世界が
廻り廻ることになる



ありがとうございます

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