個人主義と
利己主義という言葉がある

それぞれの主義の違いがある

この違いを強調すれば
　　個人主義は
　　他人に対する干渉は少なく
　　自分は自分
　　他人は他人取った面持ちだが
　　利己主義は
　　他人に対して自己都合を優先しながら干渉し
　　他人を自分の支配下に置きたがる傾向が強い
ということになるらしい

個人主義は
自分の世界の中の刺激と反応の循環を重視するが
利己主義は
自分の外の世界の刺激と反応を重視するということになる

個人主義は
内向的で
利己主義は
外交的だ

外交的な主義として
利己主義の他に
利他主義がある

利他主義も
自分の外の世界の刺激と反応を重視するのだろうが
その結果が他人に都合よい現象になることを優先する

いずれの主義においても
その実践において
正義の定義が技術として用いられる

正義により
自己の外の世界の刺激と反応の関係を制御する

天使や
悪魔は
利他主義や
利己主義の象徴だ

それに対して
干渉するとどこかへ消えてしまう妖精は
個人主義の象徴なのだろう

世界中とは違い
世界と世界の狭間の環境では
刺激と反応が循環し調和しているとは限らず
争いも生じている

このような不調和ゆえに様々な主義が乱立している
これもサードワールドのひとつの特徴だ