ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:存在の同質性と多重性と恒常性

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鏡の中の私は
私ではないが
私である


3面鏡の中には
私は3人いる
本物の私と合わせると
4人になる


10人の人に見られていると
私は10の視覚の中に現れるということになる


このような多重性の中で
私は存在している


私ではない私に囲まれながら
私は私を維持しているのである


私の頭の中には
私の過去の記憶がある
そして
未来の私への希望がある


こうした私も
私を囲う私である


私を囲うたくさんの私は
どれもこれも私ではないが
どれもこれも私である


きっと正義も
私の様に
たくさんの正義に囲われながら
正義を維持しているのだろう


おいしそうなケーキを
6人の人が眺めながら議論をしている
どの様に分けたものか思案しているようだ


6人それぞれの頭にいくつものケーキがあり
そのケーキを見ながら口々に
「こうすべきだ」とか
「ああすべきだ」とか話している


ケーキは
いくつものケーキに囲われながら
その将来が決してゆく


ピカソの絵画が
たくさんの記憶の中で
その将来が決められてゆく


相互に影響を与えながら
多重な存在が
多重なままに未来へ向かう


存在が同質で多重であればあるほどに
恒常性が維持されてゆくのだろう


生命は繁殖し
同質性と多重性を増してゆく
そして恒常性を上げてゆく


私は
もっともっと私を増やして
私らしさを確固としてゆくべきなのか?


それとも
むしろ
私を減らして
自由になろうか?


様々な私に囲まれながら
私は私を揺らめきながら維持している

ありがとうございました

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