ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:文明を身にまとうということ


熊は恐ろしい


猫はかわいい


野生の動物と
飼い馴らされた動物は
どこが違ってしまったのだろう
どこから違ってしまったのだろう



組織に従順な人が
組織に残り
重要な人として君臨している


組織にあまり従順でない人が
組織から離れてゆく


どこが違ってしまったのだろう
どこから違ってしまったのだろう



嘘をつけない子供は
悪い子とうわさされ
嘘をつける子供は
いい子だとうわさされている


どこが違ってしまったのだろう
どこから違ってしまったのだろう



「やりたいこと」は
心の中から湧き上がる


「やってもらいたいこと」も
心の中から湧きがる
そして
「やってもらいたいこと」が
誰かの「やらなければならないこと」になる


「やりたいこと」をやるべきだろうか?
それとも
「やらなければならないこと」をやるべきだろうか?



飼い猫は
「やりたいこと」をやっているようでいて
どこかで
「やらなければならないこと」をしているようにも見えてくる


ただ気ままなだけではない


わざとらしからぬあざとさが
身についている


身につかせてきたのは
誰だろう


猫は猫らしくなけらば猫ではなく
人も人らしくなければ人でなしである

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