ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:とんだ心得違いが生まれる場面にて


正義は
仲間への忠誠である


この道理において
仲間外れを促すことが
正義にもなる


忠誠がない場合
それを罰することが
正義であるからである


それはおかしいということになり
仲間外れを避けようとすると
忠誠がない仲間を増やす結果となりかねず
仲間意識を
脆弱にしてしまう


ここで
正義と忠誠が争うことになる


正義のために不忠誠を行うべきか
忠誠のために不正義を行うべきかで
悩むことになる


悩んだ末に
正義をとった者は
忠誠でなかったことを悔い
忠誠をとった者は
正義でなかったことを悔やむことになる


こうした複雑な絡み合いの中で
不道徳は
避けられないところがある


しでかしてしまったことは
死んでしまったものと同様に
供養して
忘れるのが良いのだろう


忘れてはもらえなくとも
供養して
忘れるより仕方がなかろう

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