ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:調和と適応の違いについて


団体競技において
チーム内の調和は
チームが機能するために欠かせない要素である


この調和の完成度が高ければ高いほど
チームは強くなり
逆に完成度が低ければ
チームは弱くなる


身体の内部でも
筋肉系と
神経系
それに
内臓系の調和が良ければ
身体は強くなり
逆に弱ければ
身体は弱くなる


このような統合によりあらわれる形而上の強さは
形而下に在るものの間の調和性の高低によることろがある


このように
形而上に対し
調和的な形而下が残存し
調和性の低い形而下が排斥されると
形而上は強くなる


地球上の環境は
砂漠あり
熱帯雨林あり
温帯の森があり
ツンドラがあったりと
多種多様である


そのそれぞれに生態系という形而上を見て取れる


そしてその形而上のもとに形而下の生命が
それぞれの活動を行い
形而上を維持している


身体の形而下間の調和に比べたら
その調和性は低いのではあるが
生態系の形而下に在る生命は
それぞれに環境に適応し
緩やかな調和関係を形成している


適応は調和の一種である


身体内の調和は
調和する両者の間で
双方で予定されている調和であるので
調和性が高いが
生態系内の調和は
どちらか一方が調和しようと予定するようなところがあり
また
その調和する機能が顕れたり消えたりと心もとないところがあり
調和性が低い


このような弱い調査性により
調和しようとする形而下は腐心することになる


笛吹けども踊らず


そんな環境を相手に
孤軍奮闘するようなところが
適応にはあるのである


人間にとって
世間は大いなる環境である


とかくに人の世は住み難いということなのだろう

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