ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:「歩くために歩く」ということ


何時までも歩けるようになるために
私は歩く


歩くために歩くのである


ただ単に歩いているだけではない


現在と未来が連なることが重要なのであり
歩くために歩く価値がある


もう少しいうと
歩くために必要なことが欠けていないかを確認し
歩くために必要な機能を鍛えるために
歩いているのである


歩くために歩くように
私は
生きるために生きている


同じことを繰り返す


この繰り返す能力を試し
保持し続け
存在が存在として
現在から未来へ連ねてゆく


こうして
過去から現在に連なってきた


眠るのは
明日また元気に復活するためだけではない
また明日眠るために寝るのである


この繰り返しの中で
「睡眠」という言葉も生まれ育まれて来た


そしてこの「睡眠」という言葉を維持するためにも
今日眠りにつくことになる


歩くために歩き
眠るために眠り
祈るために祈り
それぞれの形而上的価値がある限り
それぞれの実践を
試し続けてゆくのである

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