太陽の周りを
地球が回り続けている

地球に大きな天体がぶつかり
地球の軌道が逸れると
地球は太陽に落下するか
太陽系の外へと放り出される

このような
地球の公転という普遍的現象を阻害する事態を
避けなければ
地球は公転し続けることはできない

このように
好ましからざる現象を排除することは
普遍性維持にとって大切な戦略だ

細胞は
細胞膜の透過性により
好ましからざる現象を排除している

起こるべき現象のみが起こる様に
環境を整えている

このような
現象の複合により
環境を整えながら自己保存するシステムが
普遍性を高め
自然選択されている

しかし
環境の保存には限度がある

管理をするための技術を尽くしても
環境を制御しきれない

この制御できない
管理の限界にある環境に対しては
祈りをささげるより仕方がない

科学技術は
どこまで祈りにとってかわることができるだろうか？

軍事兵器による環境保全を
平和への祈りが
どこまでとってかわることができるだろうか？

技術と祈りの好循環が
文明を支え続ける

祈りも向こうに軍事産業があり
軍事産業の根幹に平和への祈りが捧げられている