制約と自由:理性の自由が感覚を超えてゆく
寒いと
辛いから
暖かさを求め動き回るのは軟弱であり
極寒を耐えてこそ
人間としての芯が現れる
、、、などと強がる思想がある
暑いと
居たたまれなくて
涼しさを求めて動き回るのもまた軟弱であり
灼熱を耐えてこそ
人間としての芯が現れる
その芯を鍛えるがために
寒い場所に閉じこもり
暑い場所にあえてつながれ
「喝」と気合を込めたりする
そして
寒さや暑さから
自由を得ると
理性が絶えず制約を受けている感覚から
解き放たれたような解放感に浸ることが出来る
感覚に制約された居場所から離れようと
自由を行使するのである
自由は
往々にして
別の制約への道を拓くために在る
理性は
身体の限界を超えられないということすら
超えてゆこうとするのだろうか
肉体がかわいそうである