理性三態:色即是空となりそうな欲張り
してやったことはよく覚えていて
してもらったことを忘れているから
腹が立つ
なので
してやったことを忘れて
してもらったことを覚えていると
穏やかに暮らせようが
なかなかできない
客観的な損得と
主観的な損得の差異は
損得の土俵の中に
詰め込む事象の差であることが
往々にしてある
何を思考の俎上に載せるのか?
ここが十分に広がりがないと
独善的と言われることになる
地球から目の届くところで
観察し
思考していると
アンドロメダにいて見えてくる思考とは
大いに異なるものになるということである
日常的な感覚でいうと
映画を見た後の景色が
見た映画でどことなく違ってくるようなものである
ホラー映画
恋愛映画
戦争映画
見た映画の主題に応じて
見えている景色の中から掬い取る事象が
それぞれ違ってくるのである
理性の土俵の上に
何が乗っているのか?
何を乗せるのか?
全てを乗せてしまっても
理性は何も考えることが出来なくなるのかもしれない
欲張って全てを俎上にのせてしまうと
何の主張も現れないだろう
神の視点
仏の視点
野党の視点
与党の視点
国民の視点
マスコミの視点
私の視点
あなたの視点
人間の視点
熊の視点
ワニに襲われ川に引きずられている人の視点
理性は
複製能で培った規則的相当性を駆使して
様々な夢想を仮想空間に映し出す
そして
その夢想が
様々な感情を呼び起こす
その感情が
何かを主張してくれている