妄想と現実:妄想のゆりかごとしての影響力の循環
酵素は
特定の化学反応を惹起する
という妄想と共に生まれて来たに違いない
この妄想と称した目的は
酵素自身が目指したものではなく
その酵素が存在する周辺環境からの要請である
その化学反応の基質を産生し
その化学反応の反応物を基質として迎え入れる
そういった様々な酵素群からの要請でもある
こうしたことから
酵素は
その周辺の存在により
生かされ
活かされていると見ることが出来る
妄想は
周辺の存在を変えてゆくのである
周囲の妄想により
存在は淘汰選択され
変わってゆくのである
そして
妄想がいつしか意思になる
存在は
存在することで
隣接する存在になにがしかの影響を与え
意思を熟成するのである
こうした影響し合いとしての
影響の伝播の循環として妄想は意思として育ってゆくのである