ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

具象と抽象:規則的相当性を行き来する

catsdoodle


抽象と具象の間には

幾筋もの規則的相当性が行き来している


私の様なワインを年数回しか飲まない者でも

具象のワインと抽象のワインの間には

幾筋かの規則的相当性が存在している


甘味

苦み

赤色と白色

美味い不味い


ソマリエの方々の頭の中では

もっと多くの規則的相当性が

具象のワインと抽象のワインの間を

行き来しているのだろう


ワインの産地にまで思いを巡らせたりしている


桜の花にしてみても

どの桜を見ても

「赤っぽい桜が満開だ」

「いや8分咲きだ」などと思うのが通常であるところ

植物学者ともなれば

何という種類の

何処の原産地の桜か

といったことまで

頭の中を往来しているのだろう


具象と抽象の間を行き来する規則的相当性が

様々な道筋を描いている


専門家程

この道が太くて大きい


知を愛するということは

こうした道を

たくさん作り

太くしてゆくことなのだろう


頭の外の世界と

頭の中の世界を結ぶ道


神経も

そんな道の一つだろう


発生過程で

神経細胞が増え伸びてゆく


これは形態形成の過程であるだけでなく

哲学の芽生えでもあるのである

ありがとうございました

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