ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

主体と客体:主体と客体の間の深くて暗い淵

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言行一致

言行不一致


言が主体であれば

行が客体として試され

行が主体であれば

言が客体として試される


天気予報が主体であれば

実際の天気が客体として試され

実際の天気が主体となれば

天気予報が反省材料の客体となる


評価の対象として

天気予報と天気が厳しく批判されるように

言と行も

厳しく比較されている


「嘘つきだ」


「口ばかりでちっともやらない」


言行不一致に対しては

しばしば厳しい批判にさらされることになる


こうした批判が

言行不一致から

言行一致の方向への圧力がかかり

言葉と行いの信頼性を向上させている


こうした批判を行うことで

一致が強いられているのである


言行一致という理想郷を

皆で追い求め

互いの自由を制限し合う


こうした制限のなかで

秩序が熟成するのである


科学は

実体としての行を主体として

法則などの言を客体として

言を行に従属させる努力を怠らず

法は

言を主体として

行を客体として

法としての現に

人の行いを正してゆく


天気予報などの応用科学は

言から行の成り行きを予想することで成立し

政治は

言と行の仲裁を任される


いずれも

言行一致という理想郷への信頼により成立する秩序である


この理想郷への信頼をいかに高めてゆくのか?


この課題が終わることのないところに

言と行の間には

男と女の間のような

深くて暗い淵がある


どちらにしても

この淵を見通すには

そこへ漕ぎ出し信頼と高めるより他はない


見通せる場所もなく

見通しのない淵に漕ぎ出すのである


神様がいたならば

祈りたくなるところである

ありがとうございました

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