ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

対応世界:現実と評定


文言に対して
「それは正しい」
あるいは
「それは過ちだ」
と評定することができる


人間の行いに対しても
しばしば評定が行われる


犬や猫に対しても行われる


虫も評定する
益虫や害虫とレッテルを貼り
害虫に対しては居なくなるように仕向けたりする


自然に対しても評定をするのだけれど
お天気に文句を言っても
お天気が変わってくれることはないが
文句だけは言わずにはいられないことがある


虫は
虫けらと蔑まれて言われてしまうこともあるように
好まれれば生かされ
嫌われれば殺されてしまう


犬や猫となると
少し話が違って
かわいい猫や犬でも悪いことをしてしまう
悪さをして嫌われることがあっても
虫と違い
すぐに殺されてしまうことは無い


悪い行いだけを直そうと努力する


存在そのものを抹殺するのではなく
行動を抑制するのだ


人間に対する場合や
人間が作る文章に対する場合も
人間そのものや
文章そのものを悪とせず
悪い部分だけを直そうとするのだが
悪い部分が強烈だと
その他のいい部分まで嫌いになってしまったりする


お互いに評定し合い
対応し変わり合ったり
対立したりしながら
自分が変わらないようにするために
変わったりしながら
評定し合う関係の中で
共進化を続けてゆくのだろう


強い関連であることもある
弱い関連であることもある
それでも
評定の対象と連なり世界が広がっている


拡がってくる世界の中で
進化がより高次元に継続してゆく


本当に関連したくないことに対しては
評定すらしてはならぬのだろう

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