ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

未来へのお届け物


不死身の身体


あればよいと思ったりする


けれど、、、
どうせななら
足腰が痛くない不死身の身体がいい
かっこいい顔がついていて
怠けていても太らない体質がいい
、、、などなど
余計なことも次々心配してみる


むろん
頭もよい方がいい


認知症の不死身の身体では
自分も周りもたまったものではない


理想を追求すればきりがない


不足の事態は挙げ出せば切りがない


不足の事態が起こらぬように
万端の準備を施し天命を待ち続ける
その準備のために努力を重ね
日々努力に始まり努力に終わり
くつろぐ時間も惜しんで
努力に励む


努力につかれ
ふと
魔が差して
自分に無理強いしている自分に問いかける


「ここまでする必要もなかろう」


未来に備えず
今だけのために生きれば
魔がさすことも少ないだろう


それでも
未来のために
今を努力に充てる
子のために
親が踏ん張る


こんな努力の末の未来として今がある


そんな今
過去に感謝したり
過去を恨んだりしている


不死身なら
今だけのため生きていても生きながらえる
それでも
もっとよい未来のために今を犠牲にして
過去を恨んだり
今ふじみであることを
過去に感謝したりするのだろうか?


何も考えずにいても
失敗しても生きている
そんな
不死身というのは
そうそう面白くないようにも思えてくる


未来にむけて
今の努力を届けてゆく


そのことが楽しいと
なおありがたい


さて
今日は
どんな贈り物を
明後日の私に送るとしようか

×

非ログインユーザーとして返信する