実存には 未来を導く力があり 実在には 地に足をつける力がある だから 実存に偏れば 前のめりになり転んでしまうリスクがあり 実在に偏れば 地面に足が吸い付いてしまい 前に進めなくなるリスクが生まれる * 人間は 同じような体を持ち合わせ 同じような感覚を持ち合わせているから 同じような夢を語り合... 続きをみる
実在のブログ記事
実在(ムラゴンブログ全体)-
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ニワトリの卵の中には ニワトリは実在してはいなけれど ニワトリの何たるかが実存しているから 卵からニワトリがそだってくる * ニワトリの卵のなかに ヒヨコになる仕組みも ヒヨコがさらに成長して ニワトリになる仕組みも存在しているのだけれど ヒヨコ自体も ニワトリ自体も 卵の中には存在しない ニワト... 続きをみる
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夢は実存であり 実現した夢は実在だ 月面着陸 火星探査 空飛ぶ自動車 現実の限界を超えようと 夢を描き この描かれた夢が 精密に計画された実存へと描き直され 現実の中に実在に導いてきた あれがこうなれば これがそうなって そのタイミングで あれをもうちょっとこうすれば これはこうなって あんなこと... 続きをみる
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結果的に 生命が追及する「あるべき姿」は その生命が生きる環境と合致している 実在ではなく 実存である「あるべき姿」には 合目的性が備わっている こも実存としての「あるべき姿」を実在させるには 様々な反応が適切に組み合わせ 実在する物質を支配しなければならず この支配するための技術が要求される 生... 続きをみる
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昔々、「言葉」にも意識があり 「言葉」も生き生きと成長していたので いつか「人間」になれると信じていた そんな言葉を傍らで見ていた「人間」は 「がんばれ」と励ましてくれたりもしたけれど 「無理だから、諦めなさい」と元も子もないことをいったりもした 「言葉」は 「がんばれ」と励ましてくれる人が好きだ... 続きをみる
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目の前の目玉焼きを 食べようと考えている「意志」と 実際に食べる「実践」の間には 男と女の間にあるような 深くて暗い河がある いくら「意志」が 目玉焼きを食べようと提案しても 手が動かないとうまくいかない 仮に 手が動いても口が動かなければ 目玉焼きを食べるという「実践」には至らない 実際には 手... 続きをみる
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言葉を使いたければ すでに流布している言葉を覚えなければならない 言語の世界では 個人の自由が許されない リバタリアン的に 自由を極力大切にするために 言語の制限を最小限にして 覚えることを少なくすれば 学習の負荷は減るが 言語の機能は減少してしまう 社会の道徳も 言葉と同様に 個人の自由は許され... 続きをみる