うまくいったことを 繰り返せば 必ずしもうまくいくとは限らないが またうまくいくことがある この実践的帰納法が 生命現象を貫いている この実践的帰納法が成立するために 外的要因と内的要因が備わる必要がある 外的要因は たとえば 水不足では野菜が育たないということで 内的要因は たとえば 良い品種で... 続きをみる
自己組織化のブログ記事
自己組織化(ムラゴンブログ全体)-
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お金は目的ではなく手段ではあるが 無くてはならない大切な存在だ だから それを欲する 欲すると お金は目的となる お金は生きる手段であると同時に 生きてゆくための活動の目的となっている こうして 活動の手段となり 活動の目的となったお金は お金にまつわる活動としての局在の中心として君臨する 言語も... 続きをみる
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戦争が行われている地に たくさんの地雷が埋められているという 爆発しなければ 地雷も怖くないのだけれど 踏むと爆発するので あると思うだけで怖くて歩けなくなる 地雷は 踏まれると爆発するようにできている 爆発という反応の予定が 地雷の中に組み込まれているということだ こうした反応の予定の埋め込みは... 続きをみる
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インスリンを出す組織と インスリンを受け取る組織で 同じ目的を共有しているので インスリンを出す意義と インスリンを受け取る意義が成立している 血糖値を適正値で維持するために インスリンを出す組織と インスリンを受け取る組織が協調している このような インスリンと 血糖値との関係は このような組織... 続きをみる
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言葉には 人間を制御する力がある 逆に 人間には 言葉を制御する力がある 人間も 言葉も 制御されながら 秩序を保ち その秩序が 制御する能力を維持している それと同時に その秩序が 制御される能力を用意している 制御し 制御される能力 この両義的能力が調和的関係を構築してゆくことで 自己組織化が... 続きをみる
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制御されながら 同じものがたくさん増殖している 一つのタンポポの花が たくさんの種を宿し その綿毛を風に乗せ たくさんの種を拡散する その種の全てが 花を咲かすことが出来るわけではない 落ちた場所が乾燥していて 発芽出来ないこともあろう 川に落ち 海に運ばれ 発芽出来ないこともあろう 運よく芽を出... 続きをみる
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人間が活動するために 食料があり 車が動くするためにエネルギー源として ガソリンや軽油がある様に 細胞の活動のためには ATPという物質が活用されている アデノシントリフォスフェート adenosine triphosphate 体内に取り込まれたグルコースは 細胞内で緩やかに分解されるが この分... 続きをみる
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私にとって 言葉は借り物だ 同じ言葉を借りていると その人の間で その言葉で通じ合い 意思疎通できるようになっている 同じ言葉を借りることが大事で この人間観の連帯は その言葉の貸出元ということになる 言葉の貸出先はそれぞれの「人間」なのだが では言葉の貸出元も「人間」だろうか? 言葉は 親や周り... 続きをみる
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触媒は 自らの前後を変えることなく 対象を触媒前後で定型的に変化させる能力だ だから 触媒があると 対象は 帰納法的な定型的現象に落とし込まれる このような定型的現象が集積して システムが出来上がる すると システムが一つの触媒として機能するようになる 触媒のホロン このような触媒の集積が 階層的... 続きをみる