規則的相当性:実存と実在の間の相当性
「これはトンボである」 という時 トンボに関する知識が必要である 「このトンボは赤い」 という時 色に関する知識が必要である 知識は 規則を習得することであり 数ある昆虫の仲間の中で トンボと言われる昆虫の特徴を知り トンボという言葉と結びつけていなければならない もっといえば 「このトンボはアキ... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
「これはトンボである」 という時 トンボに関する知識が必要である 「このトンボは赤い」 という時 色に関する知識が必要である 知識は 規則を習得することであり 数ある昆虫の仲間の中で トンボと言われる昆虫の特徴を知り トンボという言葉と結びつけていなければならない もっといえば 「このトンボはアキ... 続きをみる
事実は「今」にしかない 「今」が過ぎ去れば 「今」であった事実は過去となる 過去は 記憶の断片であり 評価である 一瞬前の雲の姿は 今とほとんど変わり映えはないのであるが 違うのである この違う姿は記憶の中に在るようでいて無い 過去はこのように 記憶能力の良否によりその形を変えてゆく評価なのである... 続きをみる
人を殺してはいけない クマやワニには この貴い法を理解できないらしく クマやワニが 人を襲ったというニュースが流れることがある しかし こうした動物による人間の被害よりも 人が人を殺す殺人事件の方が ニュースとしては多い 戦争ともなれば 集団と集団で 人間を殺し合ったりさえする クマよりも人の方が... 続きをみる
恒常を維持する力が 時間を超えて 構造を維持してゆく 構造は 断面であり その断面に働く力が 恒常を維持する力として 淘汰選択されてゆく 構造がきめるのではない 恒常や否やが 時間の経過の中で試されているのである 私は様々な社会構造の中に在り その恒常性において私の役割が試されている それぞれの社... 続きをみる
構造の内部には 予定調和が存在している ホルモンとホルモンレセプターが 上手く結合するのも予定調和であるし この結合により誘発される反応と ホルモン放出の動機もうまく予定調和している 電気回路がショートしてしまわないのも ゼンマイが時計の針を正確に動かすのも 予定調和があってこそである 「男らしく... 続きをみる
管理は 能動的に必然を作り出すための努力である 管理される対象は 在るべき状態が想定されており その想定通りの恒常が維持されれば よく管理されているということになり その想定から外れた状態に陥れば 管理できていないということになる 在るべき状態と 現在の状態が比較され その良否が判断されながら管理... 続きをみる
同じ時空に 様々な目的が実存している 反応の潜在として実存している ある反応の潜在が実践される時空において 他の反応は実践し得ず 場合によっては その実践により 反応の仕掛けが破壊され 目的の実存も消滅しかねない こうした消滅を避けるために 目的を維持するために反応し続ける 兵隊が 戦争をするため... 続きをみる
生命は いくつものレパートリーを持って生まれてくる そして そのレパートリーの中から 何かを選択しながら生きている 細胞性粘菌は 菌として生きているが 生活環境が悪化すると 菌が集まり寄り添い ナメクジ体と呼ばれる塊りになって 移動を始める この塊が移動をやめ 胞子体を形成し よろしくない生活環境... 続きをみる
本物そっくりにできた 作り物のリンゴがある 見た目はリンゴなのだが 中身は空だ だから 手に取ると その軽さに驚く 頭の中でできているリンゴの徴が その軽さに裏切られるから驚くのだ このことから リンゴの重さは 手に取る前から 頭の中に存在していることがわかる リンゴの重さの実存だ この重さの実存... 続きをみる
これから侵入する交差点で 右側の道から車が出てきそうになる時がある こちらの道は優先だ 私の記憶によれば 向こうの道には交差点の手前で停車するように 「停止」の道路標識も設置されている にもかかわらず 右から来た車は止まらずに 私が通過しようとする交差点に入ってきそうだ 道路交通法という実存は あ... 続きをみる
私のプライドが 私を苦しめることがある もちろん そのプライドが 私を鼓舞し 時に幸せをもたらし 私を支えてくれる だからこそなのだろう 時に 私のプライドが 私を苦しめる このように 私のプライドは 私を導く触媒として 私の中に埋め込まれている 所属するチームや組織のプライドも 私のプライドの一... 続きをみる
実存には 未来を導く力があり 実在には 地に足をつける力がある だから 実存に偏れば 前のめりになり転んでしまうリスクがあり 実在に偏れば 地面に足が吸い付いてしまい 前に進めなくなるリスクが生まれる * 人間は 同じような体を持ち合わせ 同じような感覚を持ち合わせているから 同じような夢を語り合... 続きをみる
ニワトリの卵の中には ニワトリは実在してはいなけれど ニワトリの何たるかが実存しているから 卵からニワトリがそだってくる * ニワトリの卵のなかに ヒヨコになる仕組みも ヒヨコがさらに成長して ニワトリになる仕組みも存在しているのだけれど ヒヨコ自体も ニワトリ自体も 卵の中には存在しない ニワト... 続きをみる
夢は実存であり 実現した夢は実在だ 月面着陸 火星探査 空飛ぶ自動車 現実の限界を超えようと 夢を描き この描かれた夢が 精密に計画された実存へと描き直され 現実の中に実在に導いてきた あれがこうなれば これがそうなって そのタイミングで あれをもうちょっとこうすれば これはこうなって あんなこと... 続きをみる
結果的に 生命が追及する「あるべき姿」は その生命が生きる環境と合致している 実在ではなく 実存である「あるべき姿」には 合目的性が備わっている こも実存としての「あるべき姿」を実在させるには 様々な反応が適切に組み合わせ 実在する物質を支配しなければならず この支配するための技術が要求される 生... 続きをみる
昔々、「言葉」にも意識があり 「言葉」も生き生きと成長していたので いつか「人間」になれると信じていた そんな言葉を傍らで見ていた「人間」は 「がんばれ」と励ましてくれたりもしたけれど 「無理だから、諦めなさい」と元も子もないことをいったりもした 「言葉」は 「がんばれ」と励ましてくれる人が好きだ... 続きをみる
目の前の目玉焼きを 食べようと考えている「意志」と 実際に食べる「実践」の間には 男と女の間にあるような 深くて暗い河がある いくら「意志」が 目玉焼きを食べようと提案しても 手が動かないとうまくいかない 仮に 手が動いても口が動かなければ 目玉焼きを食べるという「実践」には至らない 実際には 手... 続きをみる