ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2019年1月のブログ記事

  • 固定化した因果律との距離感(=と≒)

    周りと調和していると生き易く 周りと調和していないと生きにくい AはCでなくBである これを 周りも自分も是としている あるいは否としている場合は 調和がとれている しかし 周りは是であるが 自分は否であると不調和となる ごまかして なんとなく うやもやにできる不調和もあれば 不調和が更なる不調和... 続きをみる

    nice! 2
  • 整備された道を歩くこと

    人間には弱さがある 強制されると 悪いことと思いつつ 言われるがままに悪事を働く弱さがある そして 強制されないと 大事だと頭でわかっていても やらずじまいにしてしまう弱さもある 社会生活の中で 誰かの命令で動くようにできているのか 自由の中に放り込まれると 怠けてしまう 誰かのせいにして 善悪を... 続きをみる

    nice! 1
  • 悪も善もそれぞれが調和して存続する

    ルパン三世は 捕まったとしても また逃げなければ 銭形警部も生き甲斐をなくしてしまう だから この世から悪はなくならない ・・・というわけではないだろう ゴキブリを悪として 殺虫剤を善として考えてみる 悪が栄えるのは あくまでも悪がその生命力を発揮して 生き延び 生殖して子を増やし続けているからで... 続きをみる

    nice! 3
  • 不平等のまま進むルアーな仕掛け

    猫は 都合の良いことも 都合の悪いこともまき散らす こちらの都合を無視して まき散らす 人間は こちらの都合もわかっているのだろう 都合の悪いことにあわせて 都合の良いことも一緒に渡してくれるから 有難い やはり猫とは違う ただ 往々にして 都合の良いことばかりに目が行って 都合の悪いことを 後か... 続きをみる

    nice! 2
  • 「何もしない」「何も考えない」困難

    何も食べずにいると おなかが減って 何かを食べたくなる あえて 何もしないでいても 何かをしたくなって 「何もしない」を継続しがたくなる 同じように 何も考えずにいようとしても 「何も考えない」を継続しがたくなる このような継続しがたきを継続するのも 修行ということだろう なぜ継続しがたいのか? ... 続きをみる

    nice! 1
  • 承継される正義の仮面

    嫌いな人の悪口を言うことは善であり 嫌いな人を擁護することが悪になる そうなると 嫌いな人はますます嫌われるようになることが 正義となる ナチスの民族主義や 敵性国家への対抗措置は こうして正当化されてきた いじめは 多くの場合 正義の仮面をかぶっているのだろう 正義の仮面は 上手に使いたいものだ... 続きをみる

    nice! 1
  • 命を授かり育むということ

    猫を飼いたいと思っているけれど いいことばかりではない・・・と 思いとどめている 飼い始めたら 飼い続けなけらばならないのだ 命を授かり育んでゆくことは 未来に向かい長くにわたり おおきな影響を及ぼす決断だ この決断により 永くにわたり 自分で自分を縛ってゆかなければならないのだ しかし 私は 何... 続きをみる

    nice! 1
  • 言葉遊び~しりとりと科学のルール~

    しりとり遊びは 今にして思うと とても高尚な知的遊戯だ 遊びの場に登場していない言葉を しりとりの場に提供し続けるゲームだ まるで 科学の学会だ 誰かがすでに言ったことを また持ち出すのはルール違反で すかさず 「前に俺が言ったことだ」などと怒られる そうなっては大変と 今まで出てきたものを必死で... 続きをみる

    nice! 1
  • 人間らしさを身につけてゆく成長

    赤ちゃんが成長して 人間らしさを増しながら成長する そう考えると 赤ちゃんにあって 大人にはないものは 人間らしさを損なうもので 大人にあって 赤ちゃんにないものは 人間らしいものとなる こう考えると 人間らしさとは なんだか薄汚れた汚いものに感じてしまう ・・・私だけこう感じるだろうか? まあ ... 続きをみる

    nice! 2
  • 結論は哲学の敵である???

    哲学が知を愛することであるとした時 この愛を永遠なものにしようと考えると 何かを懸命に考え続けることになる 結論を出してしまえば 考えることの終わりに達してしまう この結論が出て考える必要がなく状態は 哲学が望むことだろうか? だからだろうか 一度結論を出しても すぐにまた別のことを考え その結論... 続きをみる

    nice! 1
  • 私という同一性の踏襲

    私は 言葉からできてはいない 言葉の集合でもない 私の周りに言葉が漂い 私と言葉の間に 密接な関連が存在している しかし 私は言葉でもなく 言葉の集合でもない 言葉ではなく 言葉をも発しそれを聴ける存在である ーーーーー メモ 私は 過去の私を踏襲している その踏襲は 言葉を通していることもあるの... 続きをみる

    nice! 1
  • 双方向アルゴリズム

    私が言葉を支配するために 私は言葉に支配されなければならないだろう 言葉が私を支配するために 言葉は私に支配されなければならないだろう このような相互支配の構造のなかにあって 支配されたくない部分は 支配せずにおかなければならない ・・・のだが 自分を棚に上げて いいとこどりをしたくなる それを許... 続きをみる

    nice! 1
  • 芯としての言葉にならない世界

    健康のために運動する 運動しながら 「いやだ」「いやだ」が頭の中で連呼する そして それに呼応するように「がんばれ」「がんばれ」と 自分を鼓舞する いやなことをしている時 色々な 声にならない声が 頭の中で響く この声の主は私であり 日本語を流ちょうに話している しかし 声にならない声を聞き それ... 続きをみる

    nice! 2
  • 小さな袋の中の大きな世界

    生れてこのかた わたしはこの袋の中にいる 身の丈の大きさのこの袋の中にいる デカルトの懐疑論さながらに 袋の中にいることを否定しようとしても 私を閉じ込めている袋を破り 思考などできやしない わたしは 生れた瞬間から この袋小路の中押にし込められていたようだ しかし なんと広い袋小路だ いいや 私... 続きをみる

    nice! 2
  • 北風と太陽が出入りする仮想空間にて

    メールを送っても返事が来ない 哀しい この哀しさに任せて またメールを送る また返事が来ない 負のスパイラスだ この負のスパイラルから抜けるには 大きく二つの道が考えられる 上から戦略と 下から戦略だ 上から戦略は 権威をかざしたり 惚れられた強みを振りかざす戦略だ ただ 空になった権威や 飽きら... 続きをみる

    nice! 2
  • より平和嗜好への品種改良は可能か?

    家畜やペットは 人間の好みにあわせて改良される 人間は 社会の好みにあわせて改良される ・・・のかもしれない そこで 社会に好みがあるのか? あるとすればどんな好みか? 少し考えた 個人の本能より 社会の決まりを優先する気質を 社会は好むかな、、、、 例えば 戦争のとき 殺したくないと思いつつ 敵... 続きをみる

    nice! 1
  • 支配を育む土壌は肥沃である

    なぜ暴力か? サルも 自分が他者を支配する結果を導く暴力が 好きのようだ ただ支配の構造は 暴力ばかりでは維持できない 飴も必要だ 資本家が労働者を守るのは 支配構造を維持するためでもある この努力により 労働者は守られる 労働できないものを守るのは 政治になるのか 家族になるのか 飴が尽きると ... 続きをみる

    nice! 1
  • 血液をチープ・ラーニングするコギト

    献血啓蒙のキャッチコピーに 「血液はまだ作れません」という言葉があった 「まだ」という言葉が入っている 「血液は作れません」 「血液はまだ作れません」 この両者の間の差異に 時代の違いを感じる 前者は血液をつくるなんてことは とても考えられない時代の言葉だ それに対して 後者は まあ、考えられなく... 続きをみる

  • 人為的存続の遠景・中景・近景

    伊勢神宮では 遷宮を定期的に繰り返している 古くなる前に 新しくする 時代を超えてゆく 基本的方策だ こんな人為的存続が 私の遠景にある * 通っていた学校の校舎が 壊された 思い出も 少し壊されたような気がした 私の中景にある学校が消えてゆく 学校は新しくなるけれど 私の学校は消えてゆく ーーー... 続きをみる

    nice! 2
  • 「答えは風の中」という抽象

    あの人を好きだと感じると 翌日もたいてい好きでいるし その人を嫌いだと感じると 翌日もたいてい嫌いでいる 好きであることや 嫌いであることが どうやって維持されているのだろう? ひとくくりに答えてしまえば カエルがカエルであり続けるように 好きも嫌いも維持されている ただ この維持する仕組みには次... 続きをみる

    nice! 1
  • 露天風呂におけるエポケー

    露天風呂につかり 立ち上る湯気を眺めながら くつろいでいる時にさえ 湯気の立ち上る様の観察しているのか 「風が出てきた」とか 「風が止んだ」などと 頭の中に言葉がコダマする 湯気の立ち上る様を 一生懸命に評価しているからこそ 風の様子を推測し 言葉が生まれているのだろう そこで 「これはいけない ... 続きをみる

    nice! 2
  • 仕切られて

    多細胞生物は 文字通り たくさんの細胞からできている この細胞という言葉の語源は 「小さな部屋」だそうだ 多細胞生物には小部屋がたくさんあり それぞれがそれぞれの営みを続けている それぞれがそれぞれであるために 細胞膜という膜で囲まれた 小さな部屋が用意されているというわけだ 膜で仕切られることで... 続きをみる

    nice! 1
  • 前向きな瞑想

    「人間所詮糞袋」 そう言い放たられることがある 「動物は糞を入れた袋である」 ひとつの事実には違いないが この事実を隠しあるいは捻じ曲げて 命を賛美するところに 命の尊さがある 自画自賛の厳かな営みだ 「私は素晴らしい!!?!!」 声に出さずに 頭の中で この言葉を無意識に反芻してはいないだろうか... 続きをみる

    nice! 1
  • 覚醒から酩酊そして瞑想

    酩酊は騒がしく下品 瞑想は凛として上品 そんな真逆な印象の言葉だが どちらも意識の状態を表しているのだから 意識のどのような違いなのかを記述するうえでは 共通の概念とのかかわりが出てくる 「雑念」という概念がその一つに挙げられよう 酩酊は雑念だらけで 瞑想は雑念がない さらに 雑念とは何ぞや?と考... 続きをみる

    nice! 2
  • 酩酊という変異の実験場

    ショウジョウバエには 様々な突然変異が知られている ショウジョウバエに 紫外線を当てると 突然変異した個体が生まれる 体の色や 羽の形や数が 通常とは異なった個体が生れるのだ これは DNAが紫外線により損傷を受け 遺伝子が正常に働かなくなる結果である 紫外線の少ない、いつもと同じ環境では いつも... 続きをみる

    nice! 1
  • 理屈に満ちた社会の中で

    男女差別はいけないという   年齢による上下関係も同様だろう   子供も大人も年寄りも   同じ人間だ   同じように接しなければならない などと屁理屈を連ねてみたくなるのが へそ曲がりなのだろう 保護をする側と 保護される側がいるということは 区別であり 差別ではないらしい しかしながら 保護が... 続きをみる

    nice! 2
  • 理性の役割としての「負けるが勝ち」

    有限が 無限を恋すると 悲劇が生まれる かなわぬ恋の悲劇である 現実は有限で 理想は無限だ 折り合いをつける政治が うまく機能しないと 有限と無限の間に 大きな溝が生じ 混乱が起きる それが悲劇だ ーーーーーー メモ 基礎体力がないのに プロのスポーツ選手のように動こうとしても 無理がある 無理を... 続きをみる

    nice! 2
  • 小さな縁の大きな役割

    因果関係にも 強弱がありそうだ こうなったら、必ずああなる このような強い因果関係もあれば こうなったら、たいていああなる このような因果関係もあり こうなったら、ああなることもあるな このような弱い因果関係もある 弱い因果関係は あまり考えなくても良いと考えることもできるが 弱い因果関係がたくさ... 続きをみる

    nice! 2
  • 守られている幸せについて

    太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ 言わずと知れた 三好達治作「雪」の一節だ 太郎に雪がつもるのではなく 太郎の屋根に雪がつもる そこに 屋根の存在意義がある 屋根があるだけではない 直接的な明示はないが 太郎を眠らせる第三者がいるはずである 眠らせる母 雪から守る屋根を維持する父 そんなことを... 続きをみる

    nice! 1
  • 調和した一体感という幸せ

    幸せのある風景には 調和した一体感がある 温泉に入り ふぅぅーと深いため息をつく幸せには 程よい湯加減が必要だ 熱くてもぬるくてもいけない 調度良い湯加減が必要だ 美味しいお料理にも 調度良い塩加減が必要だ それと予想していた味 もしくはそれを超える味があるとよい 無意識の中で眠っていた味覚を 呼... 続きをみる

    nice! 2
  • 行き交う踏襲がつむぐ幸福の系譜

    踏襲してゆく幸せと 踏襲されてゆく幸せが 行き交う年を お慶び申し上げます 元旦 ーーーーー メモ タスキをつなぐ タスキを渡す喜びと タスキを受け取る喜びが 交錯する 脈々と続く伝統を タスキがつなぐ 観客の応援と共感の渦の中 系譜が紡がれ 時間を超えてゆく 秩序が存続してゆくのに 理由などいら... 続きをみる

    nice! 3