水は 低温にさらされると氷になり 高温にさらされると水蒸気になる 氷でいるのか 水でいるのか 水蒸気でいるのかは 水の自由だ 自然の中で 水は自由気ままに 氷でいたり 海水でいたり 淡水でいたり 水蒸気でいたりする そんな自由気ままな水が 人間にとらえられると 時として無理やり 氷にされたり 水蒸... 続きをみる
円環創生因果のブログ記事
円環創生因果(ムラゴンブログ全体)-
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私を正確に文章として表現しても その表現された私は私ではない 過去に表現された私であるから私でないのではなく そもそも私は文字ではない 過去の私の写真も同じで 表情豊かな生き写しの写真であっても 私は色の集まりではないのだ しかしながら そんな私ではない私を描いた文章や写真に触れると 昔の私を懐か... 続きをみる
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信号機により 交通が制御されている 停電などで信号機が働かない時には 交通事故が起こらないように お巡りさんが誘導して 車や人の安全を確保することになっている すいていて 滅多に車や人が通らない交差点では お巡りさんの誘導が無くても 交通事故の心配は少ないけれど 交通量の多い交差点では お巡りさん... 続きをみる
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機械仕掛けには 普段なら偶然にしか起こらない現象を 必然的に起こる工夫がそこかしこに仕組まれている このような 偶然の必然化が 人為的になされたものが機械で 代々引き継がれているのが生命だ 偶然と偶然が重なり 奇怪な現象が起こることはしばしば観察される たとえば オーロラや蜃気楼が挙げられる 台風... 続きをみる
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円環的循環が予定されていると その循環を担う個々の現象は 予定されたとおりに機能しなければならなならない その円環が消滅してしまうからだ 生きながらえるために 水を飲み 食物を探し それを食らうのも 生体内の円環的循環を保つ重要な現象だ 生殖の相手を探すことも 種としての円環を未来に存続させてゆく... 続きをみる
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食材は すべからく 生きていた存在だ 死んでしまうと 腐食や乾燥から防護してもらわなければならないから 食材は新鮮に保たれるように様々な工夫が施されている 逆に言えば 生きている時は 腐食や乾燥から身を守る工夫を 自分自身でしている 腐食菌が侵入しないように工夫したり 侵入したらそれと戦いやっつけ... 続きをみる
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円環を循環する現象の記憶を 繋ぎ合わせ照合し 帰納法が成立する だから 円環として循環していない現象は 記憶のなかで帰納させることができない 名高い絵画作品は その創造は一度限りだが その絵画の鑑賞は帰納法的に繰り返されるから名作になる 絵画の創造も ひとつの絵画に限れば 創造は一度限りだが 美の... 続きをみる
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同じことを繰り返していると 時間が 空間に円環を描きながら循環しているようにも見える 時間が流れながら その場所に留まっているかのように振舞っているということだ そう考えると 時間を引き留められない存在は 未来へと拡散し 時間を引き留めている存在から見ると 急速にどこかの遠くへ遠ざかってゆくという... 続きをみる
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現象群が循環すると 時間が経過する * 時間の経過の中で 円環が現象循環の軌跡として描かれる * 現象群が円環を循環しながらここに留まり 時間だけが過ぎ去ってゆく 時間の断面に円環は描けないから ただ一つの現象を見ても その現象が円環を描くものであるかを判断できない ただ 記憶の中で 現象たちの循... 続きをみる
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様々な存在が 中心の渦が転回しながら 周辺にその円弧を振りまいている 円弧は 台風のように 可視的な渦ものもあれば 生命反応や動物の行動のように 抽象的な現象の渦のこともある このようにして形成される円弧が 多数集まりもっと大きな渦を作ることがある 細胞という渦巻が多数集まり 多細胞生物というより... 続きをみる
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衛星写真で見る台風の雲の様子を見ていると 台風の中心では 風が渦を巻いているけれど 台風の周辺では 風が円弧を描きながら 周辺に流れている この周辺に流れている 不完全な円弧として流れ去る風は 台風の中心がなければ生じていない 渦になり切れない中途半端な風である いわば 中心に従属して存在する お... 続きをみる
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生命の内部では 予定された円環をなぞりながら 現象が循環している この循環が存続するためには 予定されていない現象により 円環が乱されることはあってはならないことだ だから 出来上がった円環の中で 円環に乱れをもたらす現象は 淘汰される可能性が高まる 逆に 円環をより確実に結ぶような現象は 円環を... 続きをみる
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(円環の法則) 円環を循環する現象群は時間経過の中で存続し得る (適応の法則 経時的全体主義への道) 円環の循環を完成の方向に導く技術は適応度が高い (循環における適応) 循環する円環を描いている現象群の各現象は 相互の適応度が高いと評価される (相補的な適応 同時的全体主義への道)) 2つの循環... 続きをみる
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秩序が流転する円環は その流転が円滑で確実であるほどに完成度が高い この完成度が ダーウィンの言うところの適応度ということだろう 細胞内 あるいは 体内を循環している秩序の流転は 完成度が高くないと生きてゆけない これに対して 周辺にある環境との間の秩序の流転は 不完全なところがある 気温や日照が... 続きをみる
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不具合を除去することにより出来上がる円環のなかで 予定調和世界が恒常的流転を繰り返す この機械的合目的性の中で 円環を乱す部分の存在が 円環の完成を阻害し 円環の予定軌道から外れ 元の軌道に戻ることができないと 円環を乱す存在は 恒常的流転の一環として 未来に姿を顕すことは無い ドビュッシーが残し... 続きをみる
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地球の表面を循環している水の流れのように 自然に流れている円環もあれば 機械のように 明確な意図の中で循環している円環もある 水は さも予定されているかのように 地上から蒸発し 雲となり 雨となり 地上に戻る しかし意図があり 能動的に 蒸発する訳でもなく 雨となり降り落ちている訳ではない 水たち... 続きをみる
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帰納法的世界が展開するためには 現象の流転が円環を描き循環していなければならない このような円環世界における一つの現象は 円環形成の全体の中の一部ということになる このような円環世界が次から次へと流転して さらに大きな円環が出来上がると ものと円環は大きな円環の断片として認識されることになる 一日... 続きをみる
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研究室では 多細胞生物の細胞を取り出し培養している うまく培養しなければ 取り出された細胞はすぐに死んでしまう そんな壊れやすい細胞たちを 多細胞生物の身体は とても上手に培養しているので 細胞としては 身体から取り出されずいた方が安泰だ 身体の中では 他の細胞の恩恵をたくさん受け 安泰に過ごせる... 続きをみる
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電磁波の波は 一定の周期を繰り返している その断面である位相が 定期的に再現されている この再現の繰り返しがある故に 帰納法が認識できる * 周期を描いている存在はたくさん観察されている むしろ 周期を描いているから 存在として観察されている 細胞周期 季節の移ろい 月の満ち欠け 潮の満ち引き た... 続きをみる
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好意を表した相手から 好意が返ってくると 好意のスパイラルが発生し より大きな好意が円環的に循環するようになる 逆に 敵意を表した相手から 敵意が返ってくると 敵意のスパイラルが発生し より大きな敵意が円環的に循環するようになる このようなスパイラルにおいて 好意に対して好意を返さなくなったり 敵... 続きをみる
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秩序は無抵抗のまま ただそのまま存在していると 自然崩壊に晒され消滅する だから 維持されている秩序には 秩序が次々と連鎖的に創生され続ける性質が観察される たとえば ・・・A⇒B⇒C⇒A⇒B⇒C⇒A・・・ 秩序Aから秩序Bが創生され 秩序Bから秩序Cが創生され 秩序Cから秩序Aが創生される この... 続きをみる