ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

調和した一体感という幸せ


幸せのある風景には
調和した一体感がある


温泉に入り
ふぅぅーと深いため息をつく幸せには
程よい湯加減が必要だ
熱くてもぬるくてもいけない
調度良い湯加減が必要だ


美味しいお料理にも
調度良い塩加減が必要だ
それと予想していた味
もしくはそれを超える味があるとよい
無意識の中で眠っていた味覚を
呼び起こしてくれるような味なら
いうことはない
生来に備わっていた味覚とお料理の味の
調和的一体感が幸せを呼び起こすのだ


一目ぼれというのも
このような幸せだろう


素敵な車
ショウウィンドウに飾られた
きらびやかな装飾品
高級品でなくても
100円ショップで
「これだ」と思うものに出会ったりする


気が合う友と
たわいもない話をして時間を忘れる


そこにいる自分に違和感を感じない
時空がある


調和した一体感へと導くように
やすらかな幸福が感じられるように
できているらしい


ーーーーー
メモ


現実と知覚した認識に
一体感がある
そう信じている


この信心を懐疑して
様々な哲学が語られることがある
そこにある違和感を論じるから
イライラしたりする


病理学は
身体機能の調和の乱れを語る学問だ
やはり健康であるという幸せから離れた場所の
お話でつまらない


しかし
違和感や不健康を克服するには
これらの状態を理解する必要があるのだろう


不調和を学び
調和へといざなう人智のなせる業だ


このようないざないが
自然においてもなされてきた
自然淘汰だ


様々な調和的共役関係が
遺伝子に刻まれ
その実践として
生命としての一体感が醸し出される


不調和を遠ざけ
調和を導く努力の集積として
生命の成長と存続があり
その延長として
人間の幸福感があり
人工物や
社会秩序等と
命としての人間の
調和的一体感が進展してゆく


様々な調和の数だけ
幸せがある


どんな調和を求めるのか?


幸せへの道は
おもうよりも
たくさんたくさん広がっている


その道を閉ざすのは
かたくなり
ひび割れた
感性だ


調度良い湯加減の温泉に入り
感性を温めなおしてみたくなる
できるなら
あさやけの露天風呂が有り難い

×

非ログインユーザーとして返信する