ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

秩序のブログ記事

秩序(ムラゴンブログ全体)
  • 生命と反応:自由を制御する賞賛

    反応が進むには 様々な条件がそろわなければならない 温度や湿度 pHや気圧や浸透圧 反応に必要な材料や 反応を触媒する仕組みも必要になる こうした様々な条件を整えられた場合にのみ 適切に反応が進むということになると 自然に任せていたのでは 到底適切に進むことが困難である そこで 反応が首尾よく進む... 続きをみる

  • 生命と反応:幾重にも重なる存在の中で

    リンゴを置くと その場所はリンゴにより占められ 他の存在は排除される もしその場所に リンゴではなく ブドウが置かれていれば リンゴは その上もしくはその横に位置することになる 頭の中も こうした空間と同じように 「これをしなければ」と思いついて瞬間に 他のことはどこかに霧散し 頭の中は 「これを... 続きをみる

  • 生命と反応:全体であることからの離脱が秩序を生む

    言葉が正確であるほど 言語化とその実体化の連鎖が 定式的に進むことになる そうなれば間違いはないはずのだが なかなかそうならず 間違いが起こる たとえば 助手席のナビゲーターに 「右に曲がれ」と言われているにもかかわらず 左に曲がってしまうことがある ナビゲーターが右と左を言い間違えることもあれば... 続きをみる

  • 局在と遷移:正義は欲望を抑制する障壁である

    主観的な視点において 内にある欲望と 外に表す欲望には 大きな差があることを認識できる この大きな差が維持されていることで 社会秩序が維持されている 無法地帯が無秩序に陥るのは この差が無くなるこをからも 社会秩序には 内にある欲望と 外に表す欲望には大きな差の必要性が考えられる 考えられることと... 続きをみる

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  • 局在と遷移:生きてゆくための習慣が育てる区別

    生き物を殺すということは 罪深いこと しかし 生き物を食べなければ 生きてはゆけないのが生き物 この葛藤を 習慣が鎮めてくれている 殺されてもよい生き物と 殺されてはいけない生き物が 習慣として形成され 殺されてもよい生き物を殺すことは 罪深くはなく 殺されてはいけない生き物を殺すことは 罪深いこ... 続きをみる

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  • 局在と遷移:言葉の重みの起源

    権威ある言葉は 正しいとされ実践される これに対して 権威のない言葉は無視される 言葉の重みはどこから来るだろう 背後にある権力や暴力 これらも答えの一つなのだろう しかし そればかりが答えであれば 知は 権力や暴力のしもべということになる 知は 権力や暴力に対抗できない ひ弱なだけの存在だろうか... 続きをみる

  • 制御と制約:制御されるという制約

    鳥のように飛びたいと思うが それは無理なことだと知っている 人間は人間の制約の中にいる 私は 私が属する社会の中で制御されている これは制約ではなく制御である この制御により 私は制約された私よりも小さくなっている 車で走る時は左側を通行する 右側で通行することもできるが あえて左側で通行するよう... 続きをみる

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  • 欲望と自由:欲望のエスカレーション

    生命は さまざまな欲望を描きながら あまねく秩序を維持している 生命は 欲望の上に立つ楼閣であり 欲望の火が消えれば目的を見失い 目的を見失えば欲望の火が消えてゆく 目的論は欲望論である 目的が欲望を描き それを達成するための新たな目的が創成される こうして 戦争がエスカレーションしてゆくように ... 続きをみる

  • 徴候と憶測:欲望が創り上げる秩序

    リンゴという言葉を見聞きした時に 思い浮かべる色や形それに重さや味は 人それぞれなのだろう 私一人に限っても 時々で 異なったリンゴを思い出す このように思い出されるリンゴの全てが リンゴという言葉の意味なのだとして リンゴという言葉はあまりにも画一的で リンゴという意味はあまりにも多様だ 意味は... 続きをみる

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  • 触媒と必然:プライドたちの交流

    私のプライドが 私を苦しめることがある もちろん そのプライドが 私を鼓舞し 時に幸せをもたらし 私を支えてくれる だからこそなのだろう 時に 私のプライドが 私を苦しめる このように 私のプライドは 私を導く触媒として 私の中に埋め込まれている 所属するチームや組織のプライドも 私のプライドの一... 続きをみる

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  • 触媒と必然:触媒に曝されている私

    目を瞑ると 世界が消える 目を開けると 世界が現れる この様に消えたり現れたりする世界から独立して 私の意識は変遷している だから 映画を見ている時には 映画の世界にどっぷりと浸かることになる しかし 映画館から一歩外に出ると 再び 映画館に入る前の世界に逆戻りすることになる 露天風呂で 浮世の戯... 続きをみる

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  • 触媒と必然:多元世界の触れ合い

    言葉の発音とその意味が結びついているのは 人間の意識だ その人間の意識がなければ 発音とその意味は結び付かない この結びつきを背景として 会話が成立している 話者は 伝えようとする意味が 言葉として発し 聴者は 聞こえてきた発音から 伝えようとされた意味を逆算する このようにして 話者と聴者の間で... 続きをみる

  • 触媒と必然:観念という遠隔操作

    オスとメスが接触して 次世代命の誕生を迎える 普段は離れているオスとメスが 接触するように様々な工夫が施され 必然的であったかのように オスとメスが結ばれる 昆虫は フェロモンを放出し 異性をおびき寄せるたり 音を出して 異性を呼び寄せたりする 花々は 昆虫を誘い 花粉を別の花へと その昆虫に運ば... 続きをみる

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  • 予定と実践:崩壊に抗う秩序たち

    在るものは壊れる この当たり前のことを 存在と時間という視点で眺めると 存在に 時間という要素が加わると その存在は 崩壊という現象と共に存在するということになる そして 予定と実践の間に 時間経過が存在する限り 予定にも 実践にも 崩壊現象が付きまとうということになる 無為ならば 崩壊する存在が... 続きをみる

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  • 予定と実践:重ねられる会議の意味

    相手のあることは 相手次第で 結果が変わるから 容易に結果を予定できない 相手のあることでも 相手の予定を把握していると 結果を予定しやすくなく これで  敵を知り  己を知れば  百戦危うからず ということになる 人間は 同じ人間として 同じように感じ 同じように考える傾向があるので 相手の今後... 続きをみる

  • 予定と実践:予定と実践の牽連性

    100mを20秒で走る 昔できたことも 年老いた今となってはかなわない それを 「5秒で走るべきだ」 と諭されても とてもとても無理な話だ 「5秒が無理なら  9秒でもいい」 そう言われても できないものはできない 「こうあるべきである」という目標は 言葉として いくらでも立てることができるのだけ... 続きをみる

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  • 循環と遷移:世界の創造

    眼前の世界を 目を介して知覚している私がいる だからなのだろう 目をつむると 私には暗闇しかみえない 目を含めた近くの能力が 知覚した世界を描いている 活字から文字を読み取る様に 眼前の世界から 風景を描く能力が私には備わっているらしい この能力がなくなれば 活字から意味を読み取れなくなるように ... 続きをみる

  • 内部と外部:権利と義務

    義務は秩序を造り 権利は秩序の継続を促す 権利が満たされてこそ 義務は承継され 秩序が維持されてこそ 権利が満たされる 権利と義務は 相補的な関係で 秩序の内部を循環している 契約による 権利義務の発生は 外部を内部化させる営みだ 約款契約は 契約よりも少し全体主義的手法による内部化だ 法律は さ... 続きをみる

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  • 内部と外部:性質と義務

    水には 大地を潤す性質もあれば 蒸発して大地から離れてゆく性質もある 植物の中にも たくさんの水分が含まれているけれど 刈られた草から水分が蒸発すると カラカラの干し草になる 草が生きるためには 水分を確保する義務がある 根には陰圧が働き 水分を吸収するようにできており 葉の裏側には気孔があり 水... 続きをみる

  • 内部と外部:目的因の特定性と多様性

    現象が決められた相関関係に従い連鎖する内部と 相関関係に乏しい現象が頻発する外部に分断されている 身体の内部は それぞれの部位の機能を 特定の身体の秩序維持のために忠実に実施しているが 身体の外部は 特定の身体の秩序とは無関係の現象に満ち溢れている 内部は目的因の特定性の高い現象に満ち溢れ 外部は... 続きをみる

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  • 生命力:現象と知の相関構造

    エンジンは 吸気と爆発と排気を繰り返している 燃料切れで 吸気中の燃料濃度が下がったり 密閉空間の中で 吸気中の酸素濃度が下がったりすると エンジンは爆発を起こさず 吸気ー爆発ー排気の循環を停止させることになる このような知識がないと なぜエンジンが止まってしまったのかわからず エンジンを修理する... 続きをみる

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  • 生命力:自由が目指す処

    完成が近づくほど 自由はなくなる メロディーラインも 絵画の色彩も 完成が近づくほど 自由がなくなる しかしながら 目指そうとする処を変えると 再び自由が広がる 無秩序から秩序へ向かう自由は 何処を目指してゆくのだろう? 目指した先には 成功が待っているだろか? 水平線の向こうには 水平線が待って... 続きをみる

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  • 自作因果律:恩恵が膨らめる自作自演のバブル

    アリが一列になって行列する 脇に逸れ 隊列を乱す個体はいない まるで軍隊の行進のように 統制されている この行進のからくりには 道しるべフェロモンという物質が関与している このフェロモンを 先頭のアリが地面につけてゆく アリには このフェロモンが付着した場所を 歩く性質が備わっているため 先頭のア... 続きをみる

  • 普遍的現象:普遍性への祈り

    日本国憲法が定めるように 象徴は国民の総意により成立する 象徴がアプリオリに存在するのではないということだ 系譜的に遡ることができる象徴として 仮に国民より先んじて存在ていたとしても これを総意として追認し続けなければ 象徴としての存在は瓦解するだろう やはり 象徴には国民の総意が欠かせない モン... 続きをみる

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  • 現象持続:内側へと向かう信心

    現象は 安定した環境の中で 安定して持続する それぞれに 現象持続に適した環境があるのだから 環境が変わると安定した現象 が維持しがたくなることがある 「私」にも適した環境があり それが脅かされると 「私」はその脅威を取り除こうとする 例えば 船に侵入する水を掻き出したり 例えば 吹きすさむ嵐を ... 続きをみる

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  • 現象持続:記号間の反応

    言葉が電気信号に変換され それがインターネットに乗り 世界に拡散する アルファベットも あいうえおも 電気信号も みんな記号だ しかも みんな 記号として 取り扱われるから記号なのであり 記号として扱われなければ 意味のない模様や 意味のない電気の流れだ 記号として扱うのは その記号ではない記号に... 続きをみる

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  • 現象持続:現象の共有と進化

    言葉とその意味の関係を 多くの人と共有している この共有により 言葉が通じ 意思疎通ができている この意思疎通の機能により 生活が豊かになり 言葉の往復がますます盛んになってきたのだろう このように 言葉を交わすという現象の背景には 言葉とその意味の共有がある 言葉から意味を想起する反応という現象... 続きをみる

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  • 戦略的利他:愚直に繰り返される利他の循環

    炭素は 炭になることもあれば ダイヤモンドになることもある 酸素や水素などと結合して さまざまな有機物になりさえする 炭素の循環は 化学反応の積み重ねだ 光合成で グルコースになり 燃えれば 二酸化炭素と水に分解されたりしながら 炭素が地表を循環している 炭素の運命は 原則としては受動的だ 能動的... 続きをみる

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  • 対応的同一:過去と未来を同じ土俵に乗せるということ

    過去は存在するか? 過去は存在したか? 過去の遺物は存在するか? 過去が存在しない現在は存在するか? 過去と現在は異なる存在か? * 地球儀は地球を射影した存在だ よく見る平面に描かれた世界地図は メルカトル図法によるもので 球を平面に投影させるために 極地方が拡大されている この地図に見るように... 続きをみる

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  • 正誤判断:捨てる世界と捨てない世界

    精密機械を作る過程で 規格外の部品や製品は捨てられる 不良品を捨てることで 精密機械を精密機械として製造できるのだ オーケストラでも スポーツチームでも へたくそは外される 捨てたり 外したりすることで保たれる品質がある 大学の入試制度や 企業の就職試験も同じような趣旨だろう 宗教も 異端を排する... 続きをみる

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  • 同調圧力:アジャイルに維持する日常

    赤信号から 「交差点に進入するな」という同調圧力が 発せられている この同調圧力に同調して 車を停車させたり 歩いたり走るのを止めることになる 赤信号は 単純な赤い波長の波でを出しているだけではあるが それを見る人の頭の中で 法律からの要請も加わり 車を停車させたり 歩いたり走るのを止める だから... 続きをみる

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  • 同調圧力:淘汰圧としての同調圧力

    身体には 同調圧力が働いている 心臓の細胞は 互いに同調し合いながら 息を合わせ 心臓全体を鼓動させている この同調が崩れたら 心臓は動くけれど 血液をうまく送り出せなくなる 意識と身体も同調している 疲れると眠くなるし やる気を出せば身体はしゃんとする ミトコンドリアの中では 酵素群が同調して ... 続きをみる

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  • 同調圧力:愛の育成

    ユニフォームを着て 同じ目的のために集い 同じ目的のために 身体を動かす 同調して 集団となったチームが 一人では成し遂げることができないことを 具現化してゆく こうして 目的を達成し続けているうちに やがて チームの目的に 「チームを存続させること」が加わってゆく そして 「為すべきことを達成す... 続きをみる

  • 脱中心化:二種類の自由

    秩序は その部分が 全体により制約されることにより成立している 細胞周期がうまく回るためには それぞれの周期で なされるべきことがなされなければならないし 一日を 毎日毎日繰り返すには 同じことを繰り返さなければならない 細胞周期や 一日や一年といった 日常の周期の中で それぞれの時期に為すべきこ... 続きをみる

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  • 脱中心化:カップリングによる主体分散

    ただ放っていても 水は沸騰しない けれど コンロに水の入ったやかんをかけ熱すると 水はすぐに沸騰する コンロの火は発エネルギー反応で やかんの中の水の沸騰は吸エネルギー反応だ 吸エネルギー反応と 発エネルギー反応がカップリングすると 普段 あまり起こらない吸エネルギー反応を 意識的に起こすことがで... 続きをみる

  • 脱中心化:中心と周辺の狭間にて

    生命は 義務を履行し続ける主体だ 卵は 細胞分裂を繰り返しながら 決められた発生過程を遂行し 身体を形成してゆく そして 決められた栄養を摂取しながら成長し 生殖をおこない 義務を遂行できなくなると消えてゆく だから 生きる権利は 義務を遂行する権利でもある その義務は 自らに規定され 自らが課し... 続きをみる

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  • 脱中心化:脱中心化による多様化

    同じものが沢山あると 同じものをひとまとめにして 同じ名前を付けて その名前で呼ぶことになっている 河原の石ころも 路傍の石ころも みんな同じ「石ころ」だ しかし 河原と路傍は 同じではないから 同じ石ころでも 河原の石ころと 路傍の石ころは違っている 言葉の世界は 同じと違うをうまく組み合わせ動... 続きをみる

  • 持続性:同時的対応と異時的対応

    意識には対象がある 対象としてのオブジェは あくまでもオブジェであり 意識の中に取り込まれたオブジェは 意識であり 元のオブジェではなくなる たとえば 視覚の対象としての花は 意識の中に花として認識されているが 花そのものではない その花の花びらをひとつふたつと抜き 花の形を変えると 視覚としての... 続きをみる

  • 持続性:遡及しながら維持される秩序

    遡及しながら 秩序が動的に持続している ボードゲームでも テレビゲームでも トランプゲームでも カジノの各種ゲームでも 面白ければ ゲームが終わっても 「もう一度やろう」ということになる このような感情を引き起こすことにより ゲームは「終わり」から「始まり」へと遡及する それぞれのゲームの持つ面白... 続きをみる

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  • 円環創生因果:円環完成度と存在単位

    秩序が流転する円環は その流転が円滑で確実であるほどに完成度が高い この完成度が ダーウィンの言うところの適応度ということだろう 細胞内 あるいは 体内を循環している秩序の流転は 完成度が高くないと生きてゆけない これに対して 周辺にある環境との間の秩序の流転は 不完全なところがある 気温や日照が... 続きをみる

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  • 円環創生因果:存在と周期

    電磁波の波は 一定の周期を繰り返している その断面である位相が 定期的に再現されている この再現の繰り返しがある故に 帰納法が認識できる * 周期を描いている存在はたくさん観察されている むしろ 周期を描いているから 存在として観察されている 細胞周期 季節の移ろい 月の満ち欠け 潮の満ち引き た... 続きをみる

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  • 円環創生因果:循環の中で創生される価値

    秩序は無抵抗のまま ただそのまま存在していると 自然崩壊に晒され消滅する だから 維持されている秩序には 秩序が次々と連鎖的に創生され続ける性質が観察される たとえば ・・・A⇒B⇒C⇒A⇒B⇒C⇒A・・・ 秩序Aから秩序Bが創生され 秩序Bから秩序Cが創生され 秩序Cから秩序Aが創生される この... 続きをみる

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  • 対応世界:「2」は「10」である

    1+1の答えが 2である世界もあれば 10である世界もある 10進法の世界と 2進法の世界では 1+1の答えが違ってくるけれど 表現される意味としては 同じ数を指し示している このような関係を大さっぱに表現すると 「2」は「10」である ということになる 10進法の「2」と 2進法の「10」が対応... 続きをみる

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  • 対応世界:反応が紡ぐ世界

    規定された反応が 特定な 対応世界と対応世界を紡いでいる DNAとRNA RNAとたんぱく質 設計図と製品 情報と実在 文字と意味 欲望と実践 オスとメス 親と子 完成度の高い再現性の高い反応もあれば 完成度の低い対応関係があいまいな反応もある そんな反応の連鎖が 対応世界を乗り継ぎながら 秩序を... 続きをみる

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  • 対応世界:秩序と物質の流れ

    対応関係のなかで 物質群から物質群へと秩序が流れてゆく たとえば DNAからDNA DNAからRNAそしてたんぱく質への流れがある ミトコンドリアの電子伝達系も 秩序だった物質の流れだ こんな世界を思考していると 秩序の中を 物質が流れてゆく世界を観念できる 秩序が物質の流れも 物質が秩序の流れも... 続きをみる

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  • 対応世界:インターフェイスが構築する世界

    インターフェイスを持っていると インターフェイスの先にある相手と連なり インターフェイスご属している世界に留まることができる 世界は たくさんのインターフェイスが 寄り集まってできている集合体だ 酸素は なぜ水素二つと結合してしまうのか知らずとも 水素二つと結合して水となる 酵素は それぞれ特定の... 続きをみる

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  • 自己機械化現象:適応としての部品化

    環境への適応は 自己部品化現象だ 自己機械化現象を推し進める主体が さらに大きな機械の部品として 適応能力発揮するその過程として 自己部品化現象が現れる 主体が別の主体に取り込まれる過程でもある このような自己部品化現象が進みにつれ 小規模な自己機械がいくつも集まり 中規模な自己機械を自己組織化し... 続きをみる

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  • 自己機械化現象:義務の趨勢

    自己機械化現象は 自己に義務を課しながら進行している この義務の課し方に 気圧のような強弱があり 強い義務に弱い義務が押しやられたりしている 私が私であろうとする義務にも 多様な種類の義務があり 食欲や性欲排泄欲に導かれる 自己の身体維持のための義務や 名誉欲や金銭欲ねたみ嫉妬正義に導かれる 社会... 続きをみる

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  • 恒常的状態:雑草に覆われた大地

    日々雑務に追われている 本当にやらなければならない仕事をできず なんとなく 雑務の中に身を置き 雑務を終えると 次の雑務を探し 本当にやらなければならない仕事が何であるかを 考えもしないし それを探しもしない そうして 雑務に追われながら 平々凡々と平和に一日を過ごし 夕べには疲れ 眠りにつく 日... 続きをみる

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  • 恒常的状態:「継続」という目的

    状態は流転する お風呂の温度は 放っておけばぬるくなり 火を焚けば熱くなる 水の分子自体に 発熱能力や冷却能力が備わっていれば お風呂の水も恒常的な状態を保てるのだろうが 水分子自体には このような能動的な反応をすることができないから 周囲の温度に応じて 水温が変わってゆくことになる このような受... 続きをみる

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  • 恒常的状態:破壊をもたらす自然と人間

    「赤信号みんなで渡れば怖くない」 というブラックユーモアがある このブラックユーモアと同じ構文で 「新型コロナみんなで罹れば怖くない」 という文章を創ることができるが ブラックなだけでユーモアがない なぜか・・・   急いでいる時の「赤信号」は敵である   この敵に立ち向かう術として   みんなで... 続きをみる

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  • 恒常的状態:物質と状態

    命は 物質か?状態か?と聞かれたら 状態と答えたい まあ 状態は 物質があっての状態なのだから 言葉のお遊びのようなものなのだけれど 化石や ミイラや 死体が「物質」ならば 動いている 生きている命は「状態」だ 「状態」を辞書で引くと 「時間に従って変化する物事の、  ある時点における形状や性質、... 続きをみる

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  • 能動的反応:再生産される壊れゆく形たち

    絵に描いた餅は 絵画としての崩壊過程を歩むことになる この餅のモデルとなった 本物の餅は カビが生えたり アリやゴキブリにかじられたりしながら 有機物としての崩壊過程を歩むことになる 形あるものは壊れるのだけれど 壊れ方は 絵画なら絵画として 持ちなら餅としての形の中に内在する要因により異なる ま... 続きをみる

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  • 能動的反応:人生と鎮魂歌

    子供のころ 思うようにならないのは 自分が子供だからで 自分も大人になったなら 思うようになると感じていた 大人は 不平を言わず 何でもわかっているかのように振舞っていたからだ でも 大人になって 大人になっても思うようにならないものだいうことが分かった 大人が 不平を言わず 何でもわかっているか... 続きをみる

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  • 能動的反応:「正しい」を創る集合体

    生命は 生きている状態を維持する集合体だ だから 生命は 「正しい」を創る集合体ということもできる 集合体を維持するために必要な現象が 正しい現象であり 集合体を維持を危機に貶める現象が 悪い現象であるからである 正しい現象は正常であり 悪い現象は異常であるから 集合体の秩序としての「常」が維持さ... 続きをみる

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  • 能動的反応:恵みを乞う

    周りの人の行いに応じて 自分の生き易さが変わってしまうから お他人さまは おてんとうさまや 水といった 自然の恵みと同じように大切だ むしろ 社会が発展するに従い おてんとうさまや 水よりも お他人さまの行いの方が 重要になってきた気配がしている 冷害や水不足で米が不作でも 外国から 食料を輸入す... 続きをみる

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  • 能動的反応:生命と技術

    地層には 地球の歴史が刻まれている この刻みを紐解くことにより 地球の歴史をうかがい知ることができ その地層の中から見つかる生命の化石からは 生命の発明の歴史をうかがい知ることができる 人間が今生きているためには まず 酸素と栄養を吸収して 細胞が分裂して増殖する技術が不可欠だった 35億年以上前... 続きをみる

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  • 能動的反応:限界と永遠

    生身のままで 宇宙空間に放り出されたら 空気を吸えなくて苦しいはずだ でも 実際には そんな流ちょうなことも考える間もなく 真空である宇宙空間の陰圧により 身体機能を保持していた連帯が崩壊し 生命活動は霧散してしまうだろう 人間には 人間として機能するために必要な環境があり その環境から外れると ... 続きをみる

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  • 能動的反応:情報統一と多様性

    ひいきのスポーツチームが負けたりすると スポーツ新聞を見たくなくなる 勝った時には 隅から隅まで飽きることなく見ることもできるのに 負ければ 見出しさえも見たくなくなる このように 自分にとって面白くない情報は ないがしろにするものだ ないがしろにされ 反応されない情報は消えてなくなる こうして ... 続きをみる

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  • 能動的反応:言葉と反応

    言葉の 形と音と意味は反応で結ばれている 人間の能動的反応がなくなれば 言葉の 形と音と意味は バラバラに散らばって 秩序ある世界から 無秩序へと 創られて来た系譜としての言語世界が崩壊してゆく 同じように 細胞を低温に晒し 酵素を失活させ 化学反応をストップさせると 細胞の秩序は失われ 維持され... 続きをみる

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  • 能動的反応:支配のSDGs

    身体がこわばると 思うように動けなくなる 関節が硬くなると スムーズに動けなくなり すぐに疲れてしまう こわばったり 硬くなるのは身体であり そう思ったり 疲れたと感じるのは意識の役割だ 身体が 意識に不調を知らせているということなのだろう うがった見方をすれば   身体が思うように動いているうち... 続きをみる

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  • 能動的反応:学習と研究と実験と

    学ぶということは 個人が社会に追いつこうと頑張ることだ 個人が社会を追い越そうとすれば それは学びを超えた研究だ 研究は実験を伴う 実績を踏襲するのではなく 従来とは違う何かをやれば実験だ 一般的に 学習とうまくかみ合った実験は 素晴らしい研究となりうるが 学習のない実験は危険を伴う 毒キノコか ... 続きをみる

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  • 能動的反応:お金を欲しくなるということ

    原始時代の人間は きっと お金がなくても生きて行けた お金が発達し お金を使う楽を覚えた人間には お金なしで生きるのは苦行になった お金を欲しいと思うことは お金で楽をできる社会を必要としているということで 一人では生きられないということでもある 仮にもっと良い社会があると思っていても 今の社会を... 続きをみる

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  • 能動的反応:都合よく変える能力

    ハエやカがめっきり少なくなった 暖かな季節になると 食事の時には 必ずハエがいて ハエを追い払いながら食事をした そして 夜になると 必ずカに刺され 痒い思いをした 今は、 窓を開けっぱなしにしておいても ハエもカも入ってこない 入ってきたとしても 数えるほどで 昔のように 大挙して入ってくるよう... 続きをみる

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  • 能動的反応:必然化された偶然

    黄金律が存在していて それに従って 世界が流転している 、、、としても その黄金律の周辺には 様々な偶発的要素がちりばめられていて 大きな流れとしては 黄金律に従ってはいるけれど 偶然に左右され 厳格な黄金律には従っていない現象が 黄金律の周辺で 次から次へと引き起こされている たとえば 「地球は... 続きをみる

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  • 能動的反応:好き嫌いを飲み込む定言命法

    生まれながらの味覚だろうか おいしい食べ物があったり まずい食べ物があったりするので 好き嫌いをするのは仕方がない 仕方がないのだけれど この好き嫌いを固定化して 自己のアイデンティティーとするから頑固になって 始末が悪くなる 嫌いなものは嫌い こんな感情的なものに加えて 嫌いな理由を次から次に整... 続きをみる

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  • 能動的反応:生き易さ

    去るも地獄 残るも地獄 そんな状況には陥りたくない それでも あちらを立てればこちらが立たず こちらを立てればあちらが立たず という状況が世間に溢れているので どこかで 去るも地獄 残るも地獄 というようなことになってしまう だから 地獄もそれなりに過ごしやすいと ありがたい そんなふうに あちら... 続きをみる

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  • 能動的反応:支配する技術

    多細胞生物の主体は個体であり 細胞は縁の下の力持ちで あまり主体として見られることはない このように 一般的に 支配が成立すると 支配する存在は際立ち 支配された存在は無いが如くに認識される コップ一杯の水を飲み干すと 水はなくなくなり 飲まれた水は私の体の一部になり 私の身体が 私飲んだ水を支配... 続きをみる

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  • 能動的反応:増幅する感情

    政府が何をするのかで 生活が変わる そのことを コロナ禍が改めて知らしめた 政治で生活が変わると感じれば 嫌でも政治への関心が盛り上がる 政策だけではない 高みの見物をしているような政治家に対し 妬み嫉みの感情が高揚する 禍は 感情の増幅器なのだろう 平和で幸せな感情というよりもむしろ 悲しくて憎... 続きをみる

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  • 能動的反応:相互褒章

    様々な生きざまがあり 称賛される生き方もあれば 蔑まれる生き方もある こんなことを言っては 社会的にはよろしくなのだけれど どちらかというと 蔑まれる生き方の方が 自由な感じがする 称賛されるには 自分の物差しではなく 他人の物差しで自分を測らなければならない分 自由でなくなるからだ 自分の物差し... 続きをみる

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  • 能動的反応:為政者と神と言葉たち

    世界中の人が交流するようになって 世界中に息づくあらゆる病原菌が身近になってきてしまった コンピューターウイルスがそうであるように 病原菌もきちんとした規則に則った秩序であるから 恐ろしい 無秩序な病原菌には 感染力がない 秩序があり きちんとしたプロトコールに従い 人体に侵入し 増殖し 人体の秩... 続きをみる

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  • 能動的反応:「タダ」の権利と「タダ」の自由

    基本的人権は 義務を履行することなく得ることができる いわば「タダ」でもらえる権利だ ただ 「タダ」で貰えるものなので 努力して得られる権利に比べたら 使い勝手が悪いところがある 権利に性能があるとするならば 「タダ」の権利は性能が悪いということだ たとえば 職業選択の自由はあるのだけれど 運転免... 続きをみる

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  • 能動的反応:生命力の道楽

    品種改良にかかわる笑い話がある   大きなメロンの実が   ブドウのようにたくさん実らせようと   メロンとブドウを掛け合わせたら   小さなブドウの実が   メロンのようにところどころに実った 現在から未来に続く道筋には たくさんの因果律が関与しているから 実現する可能性のある未来の数は 関与す... 続きをみる

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  • 能動的反応:言葉の中心

    言葉は 次から次へ伝わる反応の連鎖として 頭の中を流れている その流れの中で 整理してきたものを 口に出したり 文章にしたりしている だから 言葉の中心は 頭の中にあるように ついつい感じてしまうのだけれど 言葉の中心は 社会の中に漠然と広がっている 物質ではない空気の中にある 頭の中で起こってい... 続きをみる

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  • 自然選択

    メスにオスが魅かれ オスにメスが魅かれる そんな仕掛けを創造したのが神様ならば あるオスを拒み 別のオスを受け入れたり あるメスを拒み 別のメスを受け入れる揺らぎを提供したのも 神様なのだろう 神は 報われる恋と 報われない恋という格差を設けた なぜ この格差を設けなければならなかったのかを検証す... 続きをみる

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  • 言葉の下僕

    人間は 言葉の下僕に成り下がることができる むしろ 下僕になるように設計されているのかもしれない 言葉の支配力を高めるため その言葉の正当性を論証し それに従うように啓蒙することは 言葉の下僕の大事な仕事だ 朝起きて その言葉の象徴たる旗を高らかに掲揚し 敬礼を送る その言葉に忠誠を誓い この言葉... 続きをみる

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  • 言葉の魔力

    原始 現実に起こっていいることを 繋ぎ止めながら言葉が発達した そして 言葉が 現実に起こることを支配するように成長してきた 原始 帰納法的に観察される事象は 言葉の影響を受けていなかったが 言葉が人間を支配できるようになり 言葉が 帰納法的に観察できる事象を コントロールするようになってきた 人... 続きをみる

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  • 命のレシピ

    生命は 地球上に存在する物質を 自らを構成する素材として 実に見事に使いこなしている この使いこなす技術は 素晴らしすぎて 何が素晴らしいのかを 絵にもかけない たとえば 道端を歩いているアリを潰すと そのアリは素材の塊に成り下がり 動く機能を失う アリも 地上にある物質を素材として 実に見事に使... 続きをみる

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  • 自由と脱自由

    言葉の世界は 現実の世界との整合性を無視すれば 世界を もっともっと自由に描くことができる 伝説の生き物は 現実にいても、いなくても 言葉の世界にはどちらでも良い それでこそ 言葉の世界の自由であり 現実にいる動物に似ているようでは 自由も途半ばだ 「現実にないものは  言葉にしてはならない」 な... 続きをみる

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  • 虚飾の衣

    「哲学は神学の婢」という言葉がある 主義主張というものは 知的な虚飾であり 人間が 野蛮な動物ではなく 品格ある動物であるためにまとう服だ 民族衣装がそうであるように 場所により 異なる知的虚飾の宴が催され それらが系譜としてそれぞれ承継されている 時代によって 服も思想も流行を変遷させてきた 幾... 続きをみる

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  • 虚飾の宴

    恋は妄想だから 逢えない時間が 恋を育ててくれる 同じように 神様や仏様に逢えないから 信心を育ててくれている 離れていると あばたもえくぼとして思い出せたりするのだけれど じっくり観察すればするほどに あばたはあばたになってしまう やはり 恋を育てるためには 逢わない方が良い けれど 恋は 逢い... 続きをみる

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  • 自然選択と自然淘汰の流れ

    ドミノ倒しのように 反応が波のように続いて行く世界において 反応を引き起こさない刺激や 反応が鈍い反応の場は 反応の波の伝播を邪魔する存在だ ドミノの転倒波が 途中で止まってしまえば ドミノ倒しは不成功ということになる 仕込まれたドミノ倒しのように 生命の卵には 反応の波が仕込まれている 形成因が... 続きをみる

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  • トリプルワールド91

    全体から見放された部分は 惨めで悲しい 逆に 全体に重用される部分は 立派で誇らしい このような感情が 全体主義を波及させてゆく 全体から見放されても 立派で誇らしく 全体に重用されても 惨めで悲しければ 全体主義は後退する 何が立派で 何が惨めであるのか いったい誰が決めているのだろう そして ... 続きをみる

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  • トリプルワールド86

    宝塚歌劇団の公演は華やかだ 競い合い 鍛え上げ 助け合い 舞台が成立している 一つ一つの世界が鍛え上げられ 大きな世界へと統合されてゆく ひとりひとりの人が それぞれの世界を持ち 集まり それぞれの世界とは独立した 大きな世界を築いているのだ この大きな世界の中で トップスターが輝いている 我が家... 続きをみる

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  • トリプルワールド83

    平たい葉は ひらひらと落ちてゆき 丸いリンゴは ストンと落ちてゆく 形と動きに関連がある ゴルフボールは 卓球のボールより 風に負けないように飛んでゆく 重さと動きにも関連がある 同じボールでも 水の中と 空気の中では 動き方が違ってくる 動くものの性質ばかりではなく その周りの環境も動きに関連が... 続きをみる

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  • トリプルワールド72

    反応を積み重ねながら 過去が未来へ変換されてゆく このような変換が連なって循環していると 過去は未来において再現され この循環が螺旋を描きながら未来へと保持されてゆく この循環にとって この循環を促す過去は良い過去であり この循環を阻害する過去は悪しき過去である 良い過去に存在した反応は 良い反応... 続きをみる

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  • トリプルワールド54

    生命世界は 遺伝子の実践と復活の循環で維持されている 世界は 循環する規定された現象の総和である 規定された現象が循環する流れは 早く強い流れもあれば ゆっくりとした強い流れもあり 弱弱しい流れもあるけれど このような 規定された現象とは異質の その世界の規定に従わない現象は 世界の外部の現象と認... 続きをみる

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  • トリプルワールド48

    橋は橋であり 端ではない こうした棲み分けをきちんと整理しながら 文字とその意味を共役させ 言葉の世界が成立している 橋という文字が 永遠に橋という意味であるためには 「橋という文字」と 「橋という意味」は 永遠に共役しなければならない この永遠の共役関係が崩壊すると 「橋」という言語の世界は崩壊... 続きをみる

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  • トリプルワールド46

    生きている細胞の中から 細胞が生きるため 大切な役割を果たしている酵素反応を 細胞の外に取り除くと その酵素反応も 細胞も 共に機能不全に陥り消滅する その酵素反応と 他の様々な反応は 共存し 反応が循環して はじめて 時間を超えて細胞として存続できる このような共生的連帯の中で成立する循環が 世... 続きをみる

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  • トリプルワールド26

    同じ映画でも 映画フィルムや VHS方式やベータ方式のテープ レーザーデスクや メモリースティックに入っていたりする 同じメディアでも その媒体は様々だ どの媒体であれ その媒体に呼応したシステムがあれば 元の映画が再現されてくるから 同じ映画が入った違う媒体は 同じものと言えば同じものであり 違... 続きをみる

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  • トリプルワールド22

    天候の乱れがない世界の方が より制御された 素晴らしい世界と評価されるのかもしれない そうなれば 程よい降水があり 川の水の流れは常に一定で 洪水もおこならないし 風も穏やかで 屋根が突風で吹き飛ばされることもない 低気圧や高気圧を制御でき 能動的に恒常性を高めれば そんな世界を創造できるかもしれ... 続きをみる

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  • トリプルワールド21

    ブタが食べるように食べ続ければ ブタになる、、、訳ではない ネコの食べ物を食べ続けても ネコになれない ブタを食べ続けても ブタにならないし ウシを食べ続けても ウシにはならない 身体を造る素材は素材であって それをどのように組み合わせるかで 出来上がるものは大きく違ってくる 素材の妙より 組み合... 続きをみる

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  • トリプルワールド20

    ミドリムシは 光の強い方向へ泳いでゆき 光合成を活発に行い より多くのエネルギーを蓄積できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されている 細菌も ガラクトースの多い場所では それを分解する酵素をたくさん産生し より多くのエネルギーを利用できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されて... 続きをみる

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  • トリプルワールド19

    受精卵が分裂を繰り返し 徐々に複雑な体ができてゆく その過程で 発生途上の胚の手は ドラえもんのような手で 指が別れていない 5本指の場合 4つの指の谷間あたる部分にある細胞が 次々と死んでゆき 指が形成される 生きてゆくべき細胞と 死んでゆくべき細胞が 発生途上で色分けされ その色分けに従い 自... 続きをみる

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  • トリプルワールド5

    昨日晴れだった 今日も晴れだ 明日も晴れるだろう 帰納法は 山や河にも成立する 昨日富士山がそこにあった 今日富士山がそこにあった 明日も富士山はそこにあるだろう このような帰納法は 天候よりもとても高い確度で成立する このような 非常に高い確度で明日も存在する富士山の存在というものは 偶然でなく... 続きをみる

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  • トリプルワールド4

    山には それぞれの山に それぞれの山の神がいたり それぞれの河に それぞれの河の神がいたりする 台風には それぞれ呼び名がつけられる 人名のような名前を付けてもらえることもある 大陸や山はあまり動かないけれど 噴火をすることもあり 噴火で溶岩が大量に放出されると 新しい山ができたりする この山は ... 続きをみる

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  • トリプルワールド2

    太陽の光が 地球の表面を温め 水蒸気を発生させたり 陽の当たる場所と 陽の当たらない場所に温度差をもたらしたりする 温度差は風を呼び 水蒸気はやがて雨となり 地表に降り注ぐ 太陽の光は 気候を動かしているエネルギー源だ 台風や大雨も 太陽の光がもたらしている 太陽の光が強すぎれば 大地は干からび ... 続きをみる

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  • 角が取れた言葉たち

    人間に生まれた だから 言葉を覚え 言葉を信じなければならない、、、らしい 目に映っている風景が 本物であると信じるように 言葉が意味していることを 本物であると信じなければならないらしい でも注意が必要だ 幻を見ることがあるように 言葉が意味することにも 幻があるようだ 幻か 幻ではないのか こ... 続きをみる

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  • 意味世界という人造環境

    人間の目は 物よりもその意味を見ようとする だから 形として飛び込んでくる文字も意味になる 人が人の行いを眺める時 その行いよりも その意味を見てしまう 裏も表も見てしまう 人の口は 物そのものよりもその意味を語る むしろ 言葉になると 物自体は無となり 意味だけが空を舞う この意味世界に 人は右... 続きをみる

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