どうやら私には 猫になる自由がないようだ 子供のころ みにくいアヒルの子の童話を読み 密かに 「ぼくは、ねこのこだ」と勝手に思うことにした 猫女とか 化け猫とか 病気の猫とか 憎たらしい野良猫ではなく 上品で かわいらしい 上流家庭の飼い猫になれる そんなことを夢想していた * 自由に使える時間 ... 続きをみる
2020年6月のブログ記事
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なんとかなる 今まで 何とかなってきたから 今生きている 知らないことが沢山あって 失敗もするけれど 何とか生きている そう 科学も文明もない時代でも 何とか 人間は生きてきた わたしよりものを知らない 虫たちも 花も獣も 草木もちゃんと生きている そう 知識なんかなくても 生きていられればそれで... 続きをみる
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コンピュータの 音声入力の技術が発達してきた 活舌の悪い私の発音も 正確に読み取って デジタル信号に変えてくれる ところが、、、 カタカナでの音声入力はできても 英語での音声入力がうまくできない 発音がでたらめなのだろう 同じように発音したつもりでも 意図しない想定外の言葉が デジタル信号として変... 続きをみる
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世の中は不平等であふれている 多様性であることの裏側に 必ず不平等がある 進化論は この不平等を肯定する うまくやっていける優れたものが選抜され その中から もっとうまくいくものがさらに選別されてゆく それが進化だ お金持ちが もっとお金持ちになってゆく ということが自然の流れであり これに抗する... 続きをみる
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五感がある 思考は前提として まず この奇跡に驚かなければならない この奇跡がなければ 思考は今よりも ずっと貧しいものであったろう 五感に飼いならされた思考は 今このようにある思考を 自画賛美しなければ始まらない * 感覚は 2つに大別される 五感のうち 味覚と触覚は 近位感覚と呼ばれ 残る 視... 続きをみる
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意識として 心象風景が存在している この風景が 夢のなかでは夢のように 目を覚ませば現実のように姿を変えてゆく さらには 文字を読めば 描かれた内容に応じた心象風景が現れる 科学も 観念も 心象風景だ 実体験も 読書体験も 心象風景だ 憧れの恋も 破れそうな恋も 腐りかけた恋も 心象風景だ 鳥が啼... 続きをみる
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星と星を 目に見えない線でつなげて星座を描くように 文字と意味をつなげて言葉を創る すると 星座が動き物語を語るように 文字が物語を語りだす 言葉とともに過ごした経験が 言葉とともに思い出を醸し出し 思い出とともに言葉を醸し出す 言葉と思い出が 互いを強くしあっている 同じように 経験は思想を太く... 続きをみる
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唯物論と 観念論が存在している この事実と向き合い どのように収まりをつけるのか 哲学している人が沢山いる 唯物論は 星座を還元して 一つ一つの星として語らなければ 真実には至らないと主張し 観念論は 星座を 一つ一つの星に分解すると 星座の意味がなくなり 真実には至らないと主張する 確かに 私の... 続きをみる
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ご機嫌という存在は 不可思議な存在だ その存在を 把握しようとすると 元の姿を失い さっきまでのご機嫌は 逃げ去ってしまう 原子核の周りをまわっている電子の軌道も 知ろうとして追いかけると 見えなくなってしまうという * 何時の間にやら 事態が急変していることがある なぜ 何時 どうしてそうなった... 続きをみる
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どれだけの現在が 過去に縛られ操られているだろう 夢を見て それを未来に託そうと 様々な工夫を凝らしている現在がある その工夫が 未来であった現在を 縛り 操る * 操られている現在は 昔見た夢 不完全に 醜くゆがめられた 昔見た夢 * 生まれる前から見ていた夢 赤子のころに見た夢 子供のころに見... 続きをみる
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アリの国の住人に 働きアリというのがいる 仲間同士であいさつを交わし 食事を分かちみんなでなかよく暮らしている そして そんなみんなのために 野山を歩き 食べ物を集めては アリの国に持ち帰る 社会保障はどうなっているのだろう? 病気になって働けなくなったら 誰が面倒を見てくれるのだろう? そんなこ... 続きをみる
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強大な力を持つリバイアサン その支配により秩序が保たれる この秩序に 守られる者は リバイアサンを信奉し この秩序に 虐げられる者は リバイアサンを倒そうと 謀略を重ねる * 潔癖症のリバイアサンは どんな些細な反逆も罪も許さない おおらかなリバイアサンは 失敗を大目に見て許し合う 自分のことばか... 続きをみる
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自分はよい人だろうか? 周囲の自分への評価が気になることがある これを気にして したくてもできないことが山ほどあるし したくないことを さも、待ってましたとやることもある このように 自分の価値を推し量る自己評価が 時として 自己実現を阻害する しかしそれは 自己破壊を免れるための手段でもあるから... 続きをみる
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目的論のない思想は どのように未来を語れるだろうか 目的に応じて行動する主体が存在し 目的の持ち様により未来が変わってゆく 例えば 大腸菌が捕捉しようとする栄養が変われば 地球の未来も変わってゆくだろう このように 目的は 意識しているものばかりではない 大腸菌の行為の合目的性のように 思考を経由... 続きをみる
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身体が泳ぐようにできていないから 泳ぎながら うまく呼吸をすることができない だから 我慢をするか 息継ぎをする技術を体得するかしないと うまく泳げない 泳ぐときには 口の替わりに呼吸する穴が クジラのように 背中の側についていれば便利に違いない 一層の事 目も背中の方にもついていれば 水の中で目... 続きをみる
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