ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2021年7月のブログ記事

  • 円環創生因果:片思いと両想い

    好意を表した相手から 好意が返ってくると 好意のスパイラルが発生し より大きな好意が円環的に循環するようになる 逆に 敵意を表した相手から 敵意が返ってくると 敵意のスパイラルが発生し より大きな敵意が円環的に循環するようになる このようなスパイラルにおいて 好意に対して好意を返さなくなったり 敵... 続きをみる

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  • 円環創生因果:循環の中で創生される価値

    秩序は無抵抗のまま ただそのまま存在していると 自然崩壊に晒され消滅する だから 維持されている秩序には 秩序が次々と連鎖的に創生され続ける性質が観察される たとえば ・・・A⇒B⇒C⇒A⇒B⇒C⇒A・・・ 秩序Aから秩序Bが創生され 秩序Bから秩序Cが創生され 秩序Cから秩序Aが創生される この... 続きをみる

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  • 対応世界:秩序を流転させる創生因果

    秩序は崩壊に晒されている この秩序の崩壊から免れるには 戦略と技術が必要だ 目的が戦略を描き 戦略の実践のために 技術が躍動する 優れた美術品の保存にみられるように 秩序が保存される方法としては 補修と複製がある 補修は 壊れたものを元に補修してゆくことで 秩序を維持する戦略だ 複製は 壊れる前に... 続きをみる

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  • 対応世界:永遠の歩み

    永遠が 橋の上を歩いている 創られては 壊れてゆく橋の上を歩いている 永遠が 次の歩に進むと 足元にあった橋は 使い捨ての道具のように 次から次へと破壊されてゆく このような破壊を尻目に 壊れてゆく世界と対応した 立派な新しい世界が創造され 永遠は歩み続ける こんな 創造と破壊の連続の中で 創造さ... 続きをみる

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  • 対応世界:世界創造と技術革新

    改良を重ねてゆくと 改良がしつくされ 完成度が高まるにつれ 改良の余地がなくなってゆく たとえば 映像と 記録媒体の対応関係で考えると 記録媒体としてフィルムが用いられる場合と 記憶媒体としてカセットテープを用いられる場合で それぞれ異なる技術が必要で それぞれの分野で 技術の改良が重ねられ それ... 続きをみる

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  • 対応世界:現実と評定

    文言に対して 「それは正しい」 あるいは 「それは過ちだ」 と評定することができる 人間の行いに対しても しばしば評定が行われる 犬や猫に対しても行われる 虫も評定する 益虫や害虫とレッテルを貼り 害虫に対しては居なくなるように仕向けたりする 自然に対しても評定をするのだけれど お天気に文句を言っ... 続きをみる

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  • 対応世界:世界の創造とコギトについて

    数字は 現実のなかで 数字として単独に存在していない 何かの物質と共存しているように見える たとえば 「1」を 私にも 猫にも コップにも重ね合わせることができるから 人間や猫やコップといった物質と数字は 互いに関連しあいながら存在しているように見える 私と猫とコップを数える時は 私を「1」 猫を... 続きをみる

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  • 対応世界:「2」は「10」である

    1+1の答えが 2である世界もあれば 10である世界もある 10進法の世界と 2進法の世界では 1+1の答えが違ってくるけれど 表現される意味としては 同じ数を指し示している このような関係を大さっぱに表現すると 「2」は「10」である ということになる 10進法の「2」と 2進法の「10」が対応... 続きをみる

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  • 対応世界:数字は対応のなかで意味を持つ

    聞きなれたCDを聞いていると 実際に演奏が始まる前に 次の曲が頭の中を流れ始める 音楽ばかりではなくて 同じようなことは 数字でも起こっている 数を数える時 「1」と数えた時には 既に「2」が頭のどこかにあり 「2」を数えた時には 「3」がどこかで待ち構えているに違いない 子供のころに暗記した九九... 続きをみる

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  • 対応世界:対応関係の創生

    同じCDを何回も聞いていると 次に始まる曲がわかるようになる 日常生活においても 次に起こることを予想しながら過ごしているらしく 多くの場合では予想外のことが起こらないので 普段通りが繰り返される けれど たまに 予想外のことがあると どちらでもよいようなことでも驚いてしまうことになる 新しく仕入... 続きをみる

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  • 対応世界:主体化

    主体は 対応世界たちの円環的循環の象徴だ 文字や発音や意味という対応関係にある 言葉の側面たちが 円環的に一つになって 「言葉」として主体化している DNAとRNAそれにたんぱく質の対応関係も セントラルドグマとして細胞機能を発揮し その結果DNAを複製するとことにより 円環を形成している このよ... 続きをみる

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  • 対応世界:循環としての存在

    存在が 変化しながら状態を保っている 正確に引き継がれてゆく状態の一つ一つが連なり 円環を創り 元の状態に戻り また円環を描いて行く このような現象の循環により 同じ状態が保たれている この循環を紡ぐ一つ一つの反応について 正確に引き継がれる状態の先後に 対応世界を観念できる 対応世界はそれぞれ秩... 続きをみる

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  • 対応世界:存在の単位

    存在として認識されるためには その存在が 時間を超えて存在しなければならない 一過性の存在は 存在として名付けられないからだ 太陽も 月も お星さまも ハエやカも 人間も 昨日存在していたし 今日も存在している だからきっと 明日も存在する 台風も 毎年発生して消えてゆくので 存在として認識される... 続きをみる

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  • 対応世界:恋の赤い糸

    恋が実るという不思議がある 私を好きになってくれる人がいるというのも奇跡なら その人が 私が好きな人であるというさらなる奇跡が 恋が実るに必要だ このような奇跡が 予定されていたかのように現れると 赤い糸で結ばれていたということになる 私は人間であるので 人間と恋をする 決して ワニとは恋をしない... 続きをみる

  • 対応世界:物質世界と記憶世界

    物質世界を認識するとき 今しか存在しない これに対して 記憶世界に対しては 複数の時間を観念することになる 例えば 「20年前の記憶を今思い出す」 といったとき 20年前と今が混在する この時 物質世界と 記憶世界は 「今」において連なっており 「20年前」の 物質世界と記憶世界の連なりは 言語の... 続きをみる

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  • 対応世界:反応が紡ぐ世界

    規定された反応が 特定な 対応世界と対応世界を紡いでいる DNAとRNA RNAとたんぱく質 設計図と製品 情報と実在 文字と意味 欲望と実践 オスとメス 親と子 完成度の高い再現性の高い反応もあれば 完成度の低い対応関係があいまいな反応もある そんな反応の連鎖が 対応世界を乗り継ぎながら 秩序を... 続きをみる

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  • 対応世界:言葉と現実の関係性

    赤信号を無視して横断歩道を渡る行為は 悪である この悪の定義には 交通事故を防止するという 社会益が背景にある 社会益の実現のために 悪の定義が存在し この社会益が実現し無くなれば 悪の定義も形骸化する このように考えると この社会益確保が目的であるならば 早朝の他に誰もいないし車も通らない横断歩... 続きをみる

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  • 対応世界:局在化して存続する関係

    売り言葉と 買い言葉が 対になって 時間軸にそって 応報を繰り返したりする そうこうしながら 争いという存在が 永遠への道を歩んでいる どちらかが このような応報を止めてしまえば 争いという存在は 消滅してしまうにもかかわらず なかなか応報はやめられず 永遠への道を歩み続ける傾向性が維持されている... 続きをみる

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  • 対応世界:秩序と物質の流れ

    対応関係のなかで 物質群から物質群へと秩序が流れてゆく たとえば DNAからDNA DNAからRNAそしてたんぱく質への流れがある ミトコンドリアの電子伝達系も 秩序だった物質の流れだ こんな世界を思考していると 秩序の中を 物質が流れてゆく世界を観念できる 秩序が物質の流れも 物質が秩序の流れも... 続きをみる

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  • 対応世界:インターフェイスが構築する世界

    インターフェイスを持っていると インターフェイスの先にある相手と連なり インターフェイスご属している世界に留まることができる 世界は たくさんのインターフェイスが 寄り集まってできている集合体だ 酸素は なぜ水素二つと結合してしまうのか知らずとも 水素二つと結合して水となる 酵素は それぞれ特定の... 続きをみる

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  • 対応世界:未来への無謀な投げかけ

    夢を描き それを実現しようと努力すると 現実が改変されてゆく そして その改変された現実を 夢が取り込み さらなる夢に反映してゆく 現実に阻まれ 夢が委縮することもあるだろうし 夢が実現し もっと大きな夢を描くことがある 夢と現実が キャッチボールをしながら 時を超えてゆく 法と現実も キャッチボ... 続きをみる

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  • 対応世界:技術の進化

    観察する時は 現実の動きを言葉に移しかえ 実践する時は 言葉を現実の動きに移しかえる このように 観察においては 言葉は後置され 実践においては 言葉は前置される 前置されたものから 拘置されたものへの変換においては 技術力が試される 観察においては 「絵にもかけない美しさ」ではないけれど 言語表... 続きをみる

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  • 対応世界:言葉の中で

    物と物の対応関係を 言葉が仲立ちしていることがある 春には お内裏様とお雛様を並べてみたり 夏には 鼻緒のついた下駄と浴衣を揃えてみたり 秋には ススキとお団子を並べてみたり 冬には 柳の枝に白い繭玉を飾ってみたりする 時と場所に応じて 普段は別々に存在している物たちを 言葉が引き寄せる このよう... 続きをみる

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  • 対応世界:双方向の変換

    印鑑を押すと 印影が現れる 印鑑と印影の対応関係は 印鑑をついて印影を残すという 印鑑から印影へと流れており 物質的に 印影から印鑑へ流れることはない DNAとアミノ酸の対応関係も DNAがRNAに転写され RNAの塩基配列からアミノ酸へと翻訳され たんぱく質が合成されるという一方通行の 対応関係... 続きをみる

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  • 対応関係:対応と時間

    会話の場で 言葉が発せられた時間と その発せられた言葉が意味に変換される時間には ずれがある この時間差が 状態の持続を導いて行くという意味で この時間差に 永遠への希望が託されている たとえば・・・ 「おはよう」と誰かが言い その声に 別の誰かが 「オハヨウ」と呼応する その呼応に 元の人がまた... 続きをみる

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  • 対応世界:対応関係と因果律

    機械の設計図と 出来上がった機械には 対応関係がある 夢と 実現した夢にも 対応関係がある 法律と 法律を順守した世界にも 対応関係がある ところが 対応関係に不一致が現れることがある 壊れた機械や 叶わない夢や 違法行為がそれだ このような不完全な対応関係の中から 次の時代の完全な対応関係が も... 続きをみる

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  • 対応世界:独立認識と統合認識

    言葉の字面と発音と意味は それぞれ独立に存在していると認識して 言語の恣意性を意識する世界もあれば それぞれ関連して総体として存在しているとして 言語に恣意性を感じない世界もある 前者を独立認識 後者を統合認識と表現すると 知らない外国語や小鳥の言葉は 音と意味がそれぞれ独立している 独立認識世界... 続きをみる

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  • 自己機械化現象:義務が創生する対応世界

    A ⇔ T G ⇔ C AがTに対応し GがCに対応すると ATGCは TACGに対応することになる * 朝 ⇔ morning 夕 ⇔ evening 対応関係は義務が付与されて 成立する秩序だ このような対応関係を観察し 文字として記載してゆくこともまた 新たな対応関係の創生だ 色は光の波長と... 続きをみる

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  • 自己機械化現象:義務の肥大化

    義務の連鎖反応の中で 息をして 食をとり 排泄をして 命を取り留めている 私はなぜ息をしなければならないのか? なぜ食をとり 排泄をしなければならないのか? こんな質問に 答えようとも 無視しようとも 義務を果たさないでいると死んでしまう 死ぬのは怖い 時に この恐怖にムチ打たれながら 義務を果た... 続きをみる

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  • 自己機械化現象:存在意義としての閉環

    物質があり その物質を 一定の方向に動かすように誘導する環境があると 恒常的な動きが現れる このような機能を発揮する環境には 様々なものがある 化学反応を誘導する酵素や 個体発生の過程で細胞の運命を誘導するオーガナイザー DNAやRNAの塩基配列もこのような環境だ 社会現象を誘導する存在としては ... 続きをみる

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  • 自己機械化現象:動きを制約する環境

    「動き」が存在として認知されている 風や波がそうであるし 跳躍や歩行や疾走 発進やスリップという存在もある 「物質」という存在が どのように動くかは 物質に内在する性質のみならず 物質を囲む環境の性質が影響する このために 同じ「物質」であっても 環境が異なると 異なる「動き」をすることになる た... 続きをみる

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