ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2018年3月のブログ記事

  • 不変の変わりゆくものとしての寄せ集め

    そこにいない人の話で盛り上がることがある 良い評判の時もあれば悪い評判の時もある このような世間話をしている風景は 人間の社会性が培われる場面である 人のふり見て我がふり直す 様々な世間話の中から 理想の人間 すなわり 悪評が立たず 評判を得る人間像を想像する 同じような行動をしていても 人により... 続きをみる

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  • 表の気持ちと裏の気持ち

    お他人様の気持ちを推し量る能力は 使いようだ 親切は人のためならずと お他人様の気持ちに沿うこともできる 逆に 他人の不幸は蜜の味とばかりに お他人様の気持ちを逆なですることもできる 一般に 前者は明るい気持ちで 後者は暗い気持ちだ 前者は表 後者は裏 そう表現することもできよう 表と裏は紙一重だ... 続きをみる

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  • 時代の変化は意識の変化

    いつの間にか 犬が服を着るようになった 昭和のころ 犬は庭に鎖でつながれて 勢いよく鳴くか 寂しげな声で鳴く生き物と 相場が決まっていた いつのころからか 「室内犬」と呼ばれる小型犬が 家の中で飼育されるようになり 大型犬まで家の中に侵入し始めた このような犬たちは 飼育の対象ではなく 家族の一員... 続きをみる

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  • 私の安全を守るのは?

    車は 歩くよりも断然早い その分危険だ 大きな雄鹿にぶつかったことがある 夜の山道を走っている時だ 右へ道なりに曲がると 雄鹿がいた ヘッドライトに驚いたのか 道を横切っていたのに こともあろうに 私の進行方向で突然止まり こちらをじっと見つめている 急ブレーキをかけたけれど間に合わなかった 鹿が... 続きをみる

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  • 安全と安泰

    安全ということと 安泰ということに違いがある 安泰には動きがない 極端に言えば 何もしなければ危険はない そんな感じが安泰にはある これに対して 安全には動きがある 安全の言葉は 工事現場でよく見る言葉だ 安全第一 危険なことを安全に行うことは 大変なことだ 一歩間違うと危険が待っている状況を 安... 続きをみる

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  • 品位を保持する利益・不利益

    社会の中 愛想笑いは必需アイテムだ 本音と建て前があるのが 品位の証 人と会うのは疲れるものだ 人であるのは疲れるものだ 疲れるほど より人間的であるということなのだろう なりふり構わぬ野蛮人には 近づきたくもない 近づいてきたら 逃げるのだ ・・・・ 野蛮人だらけの世の中になったとき 私は逃げ場... 続きをみる

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  • 秘め事は人知れず

    秘め事 人知れず 後悔し 反省する これも秘め事 「明日が来なければいいのに・・・」 そんな風が頭をよぎることがある 思い通りに動く白日夢 思い通りにならない現実 我慢 これも秘め事のように 人にはわからないまま・・・やり過ごす 誰にも気づかれず 非難もされず 称賛もされず 己を満たす秘め事もあれ... 続きをみる

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  • 平穏という価値の背景化

    なんとなく過ごせるということが 平穏ということだ このように 何かあると気づき思うのでしょう 逆に 小さな怒りを 大きなもののようにととらえる愚が 小さな平穏 小さな幸せを崩してゆきます 平穏は ごく当たり前のあってしかるべきものとして 部屋の中の家具のようになってしまうことがままあります 平穏の... 続きをみる

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  • 秩序と情報共有、無秩序と情報非共有

    背後世界が存在している そう感じさせる 集団ごとに共有された情報が存在する この情報により 集団が一つの意志により 動作しているかのようにふるまう この情報から 人々が開放されると 集団の秩序は崩壊する 妄信的に 従っている情報に対しても 時として 多面的に働いている 集団と個人の間の 利と害のバ... 続きをみる

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  • 過剰な知識がもたらす迷い

    豆から芽が出る 芽は重力と反対の方向に伸びる 根も生える 根は重力の方向へ伸びる どのようにして 空の方向 太陽のある方向を知り どのようにして 大地の方向 水のある方向を知るのか 豆も知っているのだ 文字通り豆知識だ 空を知らず 大地を知らず 芽を地に伸ばし 根を天に伸ばすと 豆は生きながらえな... 続きをみる

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  • 世間様の共有

    世間様 この得体のしれない 場当たり的な神様が 支配している世界がある 世間様は 憲法に規定されていない 超法規的存在であり 基本的人権を 考慮しているのか していないのか これすら わかりかねることろがある 犯罪被害者が 犯罪加害者を罰することはできない しかし 世間様が私的自治の範囲内で 犯罪... 続きをみる

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  • 社会の意志はどのように存在するのか?

    信号機が赤になり やむなく車を止める 本音を言えば 赤信号でもなんでも その交差点を走り抜けたい しかし 信号無視して事故になり 車も壊れ、そこに留まる羽目になるのはもっと嫌だ このような冷静な思考を みんなが共有しているので めったに事故が起こらずに スムーズな車両交通が実現している 遊園地で ... 続きをみる

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  • 自分からの自由

    スポーツ観戦の楽しみに 応援というのがある どちらが勝ってもいい そう思いながら観戦を始めても いつの間にか どちらかを応援していたりする 応援に至る理由は その時その時で様々であろう   地理的に近い   心情的に近い   知人が応援している   等々 テレビ中継では 選手の信念や努力する姿が紹... 続きをみる

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  • 「目障り」という反応の彼方に

    窓ガラスの汚れを掃除すると 窓から見える景色が一新する 私も新しくなったような錯覚を覚える サングラスについた 視界の一部を曇らせる汚れも きれいにふき取るとすっきりする 気がつかないうちに 目障りなものに囲まれてしまうことは 何も視界にかぎったことではない 何とは言わないが 目障りでなかったもの... 続きをみる

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  • AIの存在意義

    現実離れしたことも 意識の中では平気で起こる 映画がそうであるように 現実にはないことも 情報は描くことができる 意識は 持っている現実らしさとの整合性の中で 現実なのか 夢なのか 考えたりする 夢というか 意識の中では 現実には両立しえない A案 と B案 これを併存させ比較できる コンピュータ... 続きをみる

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  • 青春と甘い予感

    忘れたり 思い出したりする 意識は情報ばかりをいじっている むしろ 情報しか扱えない 自分自身の内臓や筋肉の状態などが 情報化され意識にのぼる 目や耳などからは環境に関する状態が 情報化され意識にのぼる 環境に関する情報には 物質的なもののほか 文字などすでに情報化されたものを 情報化することもあ... 続きをみる

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  • 現実と情報の交流

    後悔することがある ともすると 自己嫌悪に陥る 過去の自分と現在の自分の争いだ どちらの言い分も聞いている自分がいる ああすればよかった こうすればよかった こんなそんな 様々な自分も自分の中に現れ消える 私の中のたくさんの私(たち) それぞれが 同じ顔をして 同じ声をして そっくりだ でも やる... 続きをみる

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  • 情報は時空を超越から価値が生まれる

    右に赤い球を置き 左に白い球を置き 向かいの椅子に座りなおすと 右に白い球 左に赤い球になる このことを 椅子に座りなおさなくても 理解できるから 意識は便利だ この時 私はこちらの椅子に座りながら 意識としては向こうの椅子に座るのだ 空間的自由が意識にはある 時間的自由も意識にはある ここに来る... 続きをみる

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  • 個々の迎合により奏でられる体系

    あれもこれも読みたいと たくさん本を出してきても 読めるのは一冊だ 情報としての予定は たくさんの予定を創ることができる 明日、東京へ行く 明日、ニューヨークへ行く 情報は重複が許されるが 実践はそうはいかない 計画と実践の関係はナイーブだ ひとりの持つ情報と ひとりが行う実践でもそうであるのだか... 続きをみる

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  • 忠実なる魂が導く秩序

    情報世界は ひとりひとりの頭の中で形成されるから ひとりひとり違った世界を作り上げている ひとりひとり ちがった情報の束を保持しているということだ 昨日の私と 明日の私の間でも ちがった情報の束を保持することになる 変わりゆく世界 物質はお天気のように 情報は気分のように 変わりゆく運命の基にある... 続きをみる

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  • 万物の霊長との誉め言葉

    発信された情報は 人間社会という海原を泳ぎ回る 魅せられた魂が 情報を追い求め 取得した情報を また発信する この繰り返しにより 人間社会に 情報が浸透してゆく 尾ひれをつけながら情報が 増殖するのだ すばらしい尾ひれもあるだろう みすぼらしいものもあるだろう 増殖は あたらしい産出であり エラー... 続きをみる

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  • 健康を保つ儀式

    酒の肴の一類型に 世間話がある そだねー と もてはやされる世間話もあれば あーそー と流されるものもある 酒の宴という環境において 情報が淘汰選択されているのだ 基本的に 人は情報を食らう生き物だ ただ 食べ物と同じで好き嫌いがある この好き嫌いも 時と場合により 変幻自在に変化する 同じ情報で... 続きをみる

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  • 情報共有化の賜物としての言語活動

    様々な物理的状態を 感覚をとおして情報化する 個々の動物が行う 環境との相互作用は 知覚をとおして行われている 嫌なものから遠ざかり 好ましいものには近づく 言葉は 外部の情報を知覚する手段だ 知っている言葉は言葉として聞こえるが 知らない言葉は音にしか聞こえない 人間が発する知らない言語より 鶏... 続きをみる

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  • 自己道具化現象

    お金が欲しい時・・・ 私は道具になる・・・ そんな自分に疲れたとき 私は自由を夢に見る 羽を伸ばして ぐっすり眠る 何かを探して思いを巡らす お金から・・・ 自由になりたい・・・ 飼い猫はお金の世界を生きている ノラ猫は自由な世界を生きている 猫は自分の生き方を 自分で決めているだろうか? 私は飼... 続きをみる

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  • 未来を迎える身支度

    枯れかけた 鉢植えのサボテンに 霧を吹く 毎日の日課だ 水滴が サボテンの針に伝わり ポトリと落ちる 晴れた日には 輝きながら落ちてゆく サボテンの下半分は 薄い褐色で弱々しい針が生えている 霧吹きを始めて1年 少しみずみずしさが回復してきた 、、、気がする ひいき目だ 努力は継続だ いつの日にか... 続きをみる

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  • 感覚と知覚の機械化

    車を運転していると 車窓の景色が刻々と変化してゆく この変化は すれ違いの車の移動といった車外の変化と 乗っている車の移動の協奏だ このような景色を ただ漠然として見ているわけにはいかない 運転しているのだからぶつからないように ハンドルやアクセルやブレーキを操作しなければいけない このような操作... 続きをみる

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  • 四因説と進化論

    カウントベイシーが 「ワンモアタイム」と叫び ハッピーなメロディーが繰り返される こちらもまた聞きたい しあわせな時間だ おいしいお料理を食べさせてくれた店は また行く楽しみをも創ってくれる 愉しい会話も同様だ 提供する側と 提供される側双方の反復への期待は しあわせな関係を創ってくれる 双方がそ... 続きをみる

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  • 幾何学は形容詞である

    幾何学は 厳密な形容詞なのではないだろうか 丸いリンゴ 大きいゾウ 三角の顔 四角いお餅 形容詞から出発して それを定義して 形容詞間の関係を考察する そのなかで 数学が発達する 表現の学問だ 言語の延長上にあるのだろう それを追究し探求する 言語は数値化し難い関係を記載する 論理学や 解析はその... 続きをみる

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  • コード表による秩序変換は物質を超越する

    コンピューターに日本語で入力する コンピューターは0と1の配列に置き換えるという この日本語で作った0と1の配列を 英語として変換すると意味不明になる ところがまた日本語として返還すると 元の意味のある日本語に戻る 0と1の配列を見ても意味があるのかわからない 秩序だっているかどうかわからないとい... 続きをみる

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  • 野蛮に至る病

    戦争は悲惨だ そんなことはわかっている つもりでいる 明日死ぬかもしれない どんな気持ちだろう その時倫理を保てるだろうか? ありえないことが ありえるにかわる 人間の野蛮な力を封じる権力が それを開放してしまう 国が自らの機能を放棄した ある種 死に体 の状態が戦争だ 争いを避ける工夫を施すもの... 続きをみる

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  • 交流すること できること

    私の右目は 私の右目として確固たる地位を築き上げている 私の左目も同様である 私は私の意識として 私の左右の目の有用性を高く評価し その機能に従い取得される情報に敬意をもって接している 左耳も右耳も同様である 私の意識にはかように信頼できる部下がいる しかし 私の目は老眼である 左目には緑内障によ... 続きをみる

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