ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2020年2月のブログ記事

  • コロナパニック2020

    なぜかトイレットペーパーが品切れ 学習した成果なのか 学習しないのか オイルショック再来のよう 社会の信用が漠然と低下して 不安心理が先走る 古来 信用をもたらすものが 太陽であり神様だ そして 不安をもたらすものが 闇であり悪魔である 悪魔を追い払う神様の到来の待ち望む とはいえ 社会総和として... 続きをみる

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  • 何を考える?

    まずもって 今できることを考えたい 今したいことに囚われて 今何もしないということにならないように まずもって 今できることを考えたい 今しなければならないことは できれば その次に考えたい まずもって 今できること 次に 今したいこと その次に 今しなければならないことを 考えたい これが続いて... 続きをみる

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  • もしも生まれる場所を選べたのなら

    自分が 自分らしく育つ環境に生まれた人は幸いだ 誰しも 苦手があり 得意があり 苦手な場所があり 得意な場所がある 魚は水の中で生まれ 獣は地上で生まれる 人間には 事細かな感性があり 微妙な環境の違いを察知できる だから どんな場所に生まれ どんな気質の人に囲まれるのか そんな自分以外の事情によ... 続きをみる

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  • 利他の起源

    私の意識は 突き詰めると 私の内臓に食べ物を送り込むために 日々働いている お腹がすくと 不機嫌になり お腹が膨れると なんだか幸せになる お腹は 赤ちゃんのようだ 言葉はしゃべれないけれど 誰かに何かをねだる赤ちゃんだ 私の内臓は 私の赤ちゃんだ 私ではないもう一つの動物が 私のお腹の中で また... 続きをみる

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  • 泣いたり笑ったり

    泣いたり笑ったりしながら 生き抜くようにできている だから 笑うこともあれば 泣くこともある もう泣かない もう笑わない そう決めても ついつい 笑ったり泣いたりしてしまう 壁にぶつかると 泣いてしまい 壁を乗り越えると 自然に笑顔がこぼれる 順調なばかりが普通ではない 順調なばかりでは 笑う機会... 続きをみる

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  • 言葉が機能する奇跡

    「右を向け」 と言われて右を向くには いくつもの事象が連帯している 生物学的には 感覚神経の興奮や 脳神経の興奮 運動神経の興奮 筋肉細胞の収縮といった事象として 記載される 現象学的には 音声情報を言語に変換し この言語を意味に変換し この意味に対して それに従うか否かを考え 従うことを決める ... 続きをみる

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  • 循環する事象

    事象が循環する単位がある 太陽の周りを地球が一年かけて回っている 1月1日の地球の位置をスタートとすると 一年たつと 同じ位置に戻り一年が終わるということになる 地球の公転は 単純な慣性運動の継続で 元のスタートに戻る循環なのだけれど 生命活動は 多種多様の事象の連鎖反応のなかで 元のスタートに戻... 続きをみる

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  • 建前の内側で本音が蠕動運動を繰り返す

    アリストテレスの時代から 人間の身体を 運動を担う動物的組織と 栄養を担う植物的組織に分る考え方があった 動物的な組織は 筋肉や神経それに感覚器官だ 骨も含まれる 植物的組織は 胃や腸や肝腎だ 生殖器も含まれる 心臓血管リンパ肺も栄養の運搬に寄与する植物的組織だ 動物的組織の役割は 栄養の原料とな... 続きをみる

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  • 迷える目の裏の創造主

    私の意識が どこいら辺にあるのだろうか? どうやら 目の裏側辺りにあるように思われる そして 私の意識も 目のある顔の正面を正面だと思っている いくら目をつむっても 花や目のある方が私の意識の正面であり 後頭部の方が正面になりはしない さらには 意識の居場は目の後ろであり 口の後ろの辺りに下げるこ... 続きをみる

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  • 防疫と人間主義、反自然主義

    病原菌は 自然の豊かさの一部である この豊かさを 人間主義が押しつぶそうと躍起になっている このような防疫は反自然主義だ 人間にとっては有益な反自然主義だ だから 人間主義と 反自然主義が手を組まなければ 防疫は進まない 人間主義は人間を知りこれを助ける 反自然主義は自然を知りこれに抗う 人間の都... 続きをみる

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  • 意識の袋の内側を推し量る

    意識は袋の様相を呈している 意識的に動かすことができる体の部位をつなげてゆくと 袋ができる だから 意識は袋の様相を呈している 皮膚や筋肉や目や耳や鼻ら口が 神経と連なって一連の袋ができている その内側に 無意識があって 無意識のさらに内側に内臓が鎮座している 意識の袋の外側には 皮膚や舌が知覚す... 続きをみる

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  • 透明なつながり

    私の意識は 私の手足と 透明につながっている 何がどうつながっているのか しっかり意識できてはいないが 動かそうと思うと動いている 途中がない意識でつながっている 途中がないというのは 神経の活動というものを全く無視することで 正確ではないのだけれど 意識として知覚できることは 動かすことと 動く... 続きをみる

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  • 言葉の通じぬ闇の中でうごめく内臓

    内臓という生き物は 赤ちゃんのようだ 言葉はしゃべらないが 泣いて 大人たちを指図する そんな赤ちゃんのようだ お腹がすけば グーグー鳴り 調子が悪いと 痛くなる 機嫌が良いと 静かに寝ていてくれる その間に こちらのやりたいことや やらなければならないことを さっさとやっつける 内臓が騒ぎ出した... 続きをみる

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  • 内臓の配下にある理性

    自分の命の終わりを 自分で決められないのは 人間の理性なんてものが 巨大な生命という権力の構造の中で まだまだ ひよっこだから仕方がないだろう つらいことがあり 食欲が減退しても たいがい またお腹が減り食欲が復活する いくら高尚で美しいことを考えていても 尿意や便意が始まると 「どこのトイレにい... 続きをみる

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  • 生きる証としての不毛な争い

    動くということは 今と違う状態に至ること そして今と同じ様態に戻ることも 動くことである 上の2つの動きが繰り返されると 揺れるということになる 離れる動きと 戻る動きが反復する 離れる心と 戻る心が反復する 好き 嫌い 好き 嫌い 花の花弁をむしりながら 心を占う 動きながらとどまっているから生... 続きをみる

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  • 不変に時を経る 動きながら時を経る

    3億年前にも 5億年前にも 10億年前にも 私のご先祖様にあたる生き物が生きていたはずだ どんな姿で どんなように動いていたのかわからない でも それぞれの時代で懸命に栄養を取り 運良く生き延びてきたのだろう 中には 運悪く土砂に埋もれて死んでしまい 化石になったご先祖様もいるかもしれない そのご... 続きをみる

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  • 非我を剥く

    自分らしい自分と 自分らしからぬ自分が混在している 非我を捨て本当の自分に出会うことにより 悲しみや苦しみなどから解放される そんな話が原始仏教にあるそうだ 無我を求めるのではなく 非我を剥ぐのだ 滅私奉公のような 滅我などもってのほかだろう 自分のふりをしている自分を探しては それを皮をむくよう... 続きをみる

  • 無機質な月に誘われて

    月に兎は住んでいないらしい 月は死んだ無機質な世界であるようだ そんな月でも 眺めていると 希望の光を届けてくれる 希望の種は 月にあるのではなく 生きている心に宿っていて この種の発芽を促す刺激を 月の光からもらうのだ 人に会い 本に会い 景色に会い 様々な希望の芽を伸ばす それと同時に 様々な... 続きをみる

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  • 技術の進歩に伴う当たり前の進歩

    5億4千年前の太古の海で 様々な奇妙な動物が生きていた この動物たちが 今の世に蘇らせても おそらく生き抜いてはいけないだろう 五感を持ち そこから得られる情報に応じて 行動に変換する技術は 5億4千年の間に 随分と進歩した 技術の進歩についていけなかった生き物は 絶滅し 新たな技術を持つ生物たち... 続きをみる

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  • いい時を基準にすると維持することが難しい

    住む人が亡くなり空き家になり ほったらかしになると 家は急速に老朽化してゆくという 維持しようとする ちょっとづつの積み重ねが 日々の老朽化に抵抗している 大きな家を維持するには それなりの努力を積み重ねなければならない 小さな家を維持するにも それなりの努力が必要だ 同じように 大きな命を維持す... 続きをみる

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  • 矛盾だらけの心の中で

    万事が上手くいくと思っていると ふと 足元をすくわれる 万事が上手くいくわけがない だいたい 万事が上手くいく場所にいては 向上心がなくなる 上手くいかないことがある場所にいてこそ 向上心が満たされるというものだ 大失敗をして恥をかくようなことは できれば避けたいところだけれど 失敗は 糧にしてゆ... 続きをみる

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  • 相続をめぐる対抗要件

    従来 相続人の権利は その他の者に比べて優遇されている 登記なくして 他人に対し対抗できる権利を有しているからだ このような他人に対抗できる権利が成立する諸条件が 対抗要件と呼ばれている 何もしなくても 相続人には対抗要件が認められていたのでけれど この7月1日から 相続人も 法定相続分を超えた部... 続きをみる

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  • 言葉とハサミ

    報復の応酬に終止符を打ち 平和の鐘を鳴らすためなら 嘘も方便だ こういわれるように 言葉には嘘がある だからこそ 言葉に嘘がないとも言いたがる この言葉の性格に振り回されて 嘘がないということを主張するために 言葉を操ってばかりいては 本末転倒になるだろう 嘘のない正しい言葉がどのようなものかを考... 続きをみる

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  • 行政訴訟のリスクが高い相続法改正

    令和2年7月1日から改正相続法が施行される これにより 相続登記の手続きも 二重売買や 抵当権の順位争いのように 登記を早くやったもの勝ちの手続きになる この競争に勝つためには 早く戸籍をそろえ 遺言があるならばそれを入手して確認しなければならない これらの手続きには行政の手続きが関与してくるので... 続きをみる

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  • 必然のしつらえの中で

    野生動物に会おうと思っても なかなか会えるものではない 会おうとして会うのではなく たまたま会えるのだ あるいは 会ってしまうのだ 美しい鳥 例えばカワセミに会いたいと思い渓流を登っても そうそう会えるものではない そこで 動物園の需要が出てくる 動物園で飼育されている動物には 動物園にさえ行けば... 続きをみる

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  • 令和2年7月1日葬儀の空気が変わる

    令和2年相7月1日に相続法が改正施行される この施行により 不動産の相続手続きに時間的競争原理が導入される 相続の手続きに早い者勝ちの原理が導入されると おちおち葬儀にかまけていられなくなる 亡くなった方や その遺族の意向にそって 家や建物と言って不動産の権利を承継できなくなる そんな事態が想定さ... 続きをみる

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  • 浮遊する魂

    思考は浮遊している 悲しくて辛くて死にたいと思うことがある かと思うと うれしくて楽しくてまだまだ生きたいと思う時がある 自分一人に限っても 精神に多様性があり 心模様が多彩に浮遊している 希望ばかりの日々もあれば 後悔ばかりの日々もある ひとつではいられない ひとつではない環境の中では ひとつで... 続きをみる

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  • 好奇心のスパイラル

    そのドアを開けると 今まで知らなかった世界が広がっていた 好奇心が刺激を受ける この好奇心が 旅行や本を読む楽しみや 人に会う楽しみを誘ってくれる 読書は 知的好奇心の躍動の象徴だ これに対して 旅行は 実体験による好奇心の躍動の象徴 知的好奇心に対比して表現するとすれば 体験的好奇心の躍動の象徴... 続きをみる

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  • 脱日常への思い

    やりたいと思って喜んで始めたことなのだけれど いつの間にか義務になって いやになっても止められないという構造がある それを続けるのが当然であるという周囲の目があると なおさら止められない それを続けてもらわなければ 周囲が困るという現実があると 止めるに止めにくい いやになっても続けていれば 世間... 続きをみる

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  • 思想の衆愚性

    思想が支持され 語り継がれてゆくためには 支持する人々が迎合していなければならない そのためには 普遍性という夢が必要だ 他の思想からの攻撃に負けないと言う不敗性 どのような場面でも 適応可能な 勝ち続ける学説が自然科学の領域でも 求められるように 人文科学の領域でも 持続可能な不敗神話が求められ... 続きをみる

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  • 空間と時間 物質と機能

    機能は 繰り返される因果律であり 帰納法により認識される事象である 因果律は 原因から結果への動きであり 予想可能性を生む 定型な文字が 定型な意味を持つのも この因果律が機能してこそであり 動物種としての 定型的な身体が 定型的な行動を予測させるのも 因果律の機能である 定型な物質の組み合わせが... 続きをみる

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  • 持続可能とういう偶然を求めて

    元来 情報には真も偽もない 意味もない たとえば 01010001 この無意味に意味を生じさせるのは 情報を読み取り反応するシステムがあるからだ システムは エネルギーを消費しながら 反応が繰り返されている システムに エネルギーが供給されなければ 情報は意味を失う 言語の学習は エネルギーが必要... 続きをみる

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  • 意識を表現する技術

    表現された言葉は 技術の結集である 技術には良し悪しがある 写実主義のような絵画のような文章もあれば 印象派のような文章も キュビズムのような文章もある 夫々に技術の基準があり 夫々の良し悪しがある 夫々に 働きかけ方が違っている 人間の意識の中の 異なる場所に働きかけるように工夫されている * ... 続きをみる

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  • 不条理だから笑い合う

    実力主義と 民族主義の競争で 勝者が一致していれば安定する けれど 勝者が一致しなければ 主義同士が争うことになる 資本主義と 民族主義の競争も 勝者が一致しなくなると 争いが生じる 共産主義と 民族主義の競争も おんなじだ 何かが勝つということが 何かが負けることであるから 勝っても負けても 我... 続きをみる

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