ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

対応同一:無限後退の循環の中で


東は
「北を向いた時の右側」であり
右は
「北を向いた時の東側」である


北は
「北極星が現れる方向」で
北極星は
「北にあらわれる星」だ


このような無限後退の渦の中で
様々な対応的同一が維持されている


お日様が昇る方角が東であり
沈む方角が西である
そして
お日様は東から昇り
西の方角へ沈んでゆく


現象に言葉をあてがうことで
その言葉に従って現象が起こっているように
認識してしまう
すると
言葉に現象を引き起こす力があるように感じてしまう


さらには
言葉に従わなければならないと感じてしまう


このような感覚が
言葉を介した対応的同一を生み出し
秩序を維持する力となっている


対応的同一が連鎖して循環すると
そこに
秩序が生まれる


この連鎖が途切れ循環が途切れると
その秩序は崩壊する


beは
対応的同一を表すシンボルだ


A is Aと同質を連ねるだけでなく
A is Bと異質をも連ねるから
A is B.B is C.C is D.D is A
という循環が現れ
この循環の中で
C is D.という現象も維持されている


太陽が毎日循環していなければ
東も西も不確かな存在になるだろう


お腹がすいて食べものを食べ
それを消化して
不要なものを排泄する日課を
毎日繰り返す


何億年も続けて来た動たちの日課だ


これは食べものだ
これは消化するものだ
これは排泄するものだ


様々な対応的同一が機能して
さまざまな内臓の日課が
より大きな循環の中で息づいている

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