生きていることのゴールは
悲しいことに
いつだって死である

不老不死の技術が確立したのちは
別なのだろうが
今の時点では
生きてゆくことの最終地点には
死が待っている

だから
過程が大事になる

苦しいこと
悲しいことを乗り越える力が大事になる

苦しいこと
悲しいことをも楽しめと
尚のことありがたい

助けてくれる人がいると
苦しくても嬉しくなる

だからなのだろうか
困っている人を助けたくもなる

これから先
誰かに助けてもらえれば
困っていても
悲しくても
嬉しくなる

こうしながら
生きている途中で起こるであろうありがたいことを
夢に見て
今を次々と乗り越える

人生の最後を夢見るのではない
人生の途中に夢を描きつづける