ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:同等の形成


決め事は
実践されなければ
日常生活維持の機能を果たせない


決めるだけではなく
実践され
その効果が試され続けるということだ


決められたことと同等のことを実践し
その決め事により予定されていた効果が表れ
決め事は決め事として機能し続ける


この循環構造の中で
様々な存在が同等であると定められている


決め事とその実践は同等なものであり
予定されていた効果と実践された効果も同等でなければ
循環構造は変質してゆく


こうした構造を考えるに
生命活動は同等の形成である


DNAの二重らせん構造がほぐれて
DNAポリメラーゼが働き
DNAが複製されるという
生命活動の根幹からして
同等の形成である


この様にして維持されているDNAから
RNAポリメラーゼが働き
メッセンジャーRNAが合成され
その情報に従い
タンパク質が合成される
このような過程において
DNAの塩基配列と
RNAの塩基配列
それに
タンパク質のもととなるアミノ酸の配列は
同等なものとして処理されている


血糖値が上昇すると
膵臓のランゲルハンス島からインスリンが分泌され
これが肝臓の細胞にあるインスリン受容体に結合すると
その細胞は糖を取り込み血糖値を下げる働きをする
この過程において
インスリンの分泌も
インスリンが結合したインスリン受容体も
その後の細胞内の刺激伝達構造も
同等に血糖値を下げる効果を予定している


同等であることが予定され
それが実践され
予定されていた現象の連鎖が現れ
その連鎖の総和として
生命の循環が維持されている


このような同等性により維持されている構造の内部では
存在は他の存在との同等性においてその存在が維持されている


部分は全体構造維持のためにあり
部分の欠落は全体を崩壊させる相互依存の関係性は
同等性を維持する活動の積み重ねの賜物だ


法律未満の決め事が
たくさん折り重なり
矛盾をはらみながら
法律を支え
法律もまた
法律未満の決め事を
支え続ける活動もまた
同等性を形成しながら
循環する構造の中の出来事だ


言葉も
同等を形成しながら
機能している


同義語も
言葉の説明や解説は
同等の形成活動だ


beは
同等を形成する動詞


同等であることの意義は
その時わからなくても
「ああ、そういうことだったのか」と
後から腑に落ちる予定された循環の中で
評価されなければ片手落ちになる


私も様々な同等を形成しているが
その意義は
今という断片では計り知れない


だから
私の存在意義も
今の私だけから評価できないだろう


後から腑に落ちることがたくさんあろう


だから
夢や希望が存在できる


妄想すら存在できることになる


ありがたいことです

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