ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

思考と実体:良い思考の模索と神様について


何を考えているかにより
未来が変わってゆく


今という瞬間に
思考と実体は
別々に動くことができているけれど
思考が
手足を動かし
口を動かし
未来に影響を与えている


やさしさも
裏切りも
思考の差し金ということである


そこで
良い未来をもたらす可能性を高くする思考が良い思考
と考え
様々な良い思考が考案される


権力を擁護し
秩序を保つ思考も良い思考であろうし
自身を擁護し
自身を有利な立場に導く思考も良い思考である


いろいろな良い未来があるから
思考も多岐にわたることになる


さらに
悪い未来をもたらす思考は悪い思考であるのだから
悪い思考を避けようと
良い思考が抑圧される事態もあるから
思考はより複雑に多様化してゆく


さらにさらにということになるが
今の状況に応じて
良い未来を迎えるための思考は変わってくるから
これだけ考えていれば
万事が収まるという類の便利の思考には具体性がなくなり
抽象的で様々な解釈ができる代物へと変質し
その象徴として神様が現れる


だからなのだろう
神様は色々なことを言うらしい


状況や情況に応じて
色々な思考を繰り出せるのだから
やはり神様は偉いのである


色々な矛盾に満ちていても
未来に向かい
今に寄り添うことが肝要なのである


実体は
必ずしも
思考の思うようには動かない


そのような実体に対峙しなければならない思考にとって
挫折を繰り返してもなお
実体に立ち向かうために
心強い伴侶が必要なのであろう


それぞれの思考に
それぞれの伴侶が育ち
その伴侶が神となり
それぞれの自我を顕わしてゆくのである

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