ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

忠誠心を移植するということ


いずれ
太陽もブラックホールに飲み込まれる


ただ
それまでに莫大な時間がある


その間に
人類は地球に似た星を見つけ
そこへ移住することができるかもしれない


移住に使う乗り物は
「ノアの箱舟」と呼ばれ
目指す星の名は
「イスカンダル」と呼ばれるかもしれない


漫画の見過ぎか


アニメ「宇宙戦艦ヤマト」には
ロマンがあった


船長があり
恋のドラマもかいまみれた


はたして
このような人間臭い旅行により
「イスカンダル」を目指すことができるだろうか?


人間の寿命と空間を維持するコストを考えると
移動は、者でなく物の方が良いだろう


植物を新天地に移動させるには
タネを持ってゆくのがいい
そんな風に
動物もタネのようにして運び
新天地で発生を開始するような装置があれば
時間と空間の問題を解消しやすい


ただ
大問題が残る


わたしが逃げられないということだ


わたしが逃げられないどころか
誰も逃げられない


そんな移住計画に
誰がお金を出すだろうか?


ーーーーー
メモ


食欲がなければ生きられない


性欲がなければ繁殖もない


動物には欲が必要だ


この欲が
遺伝子を次世代に運ぶ原動力になっている


言い方を変えると
遺伝子を時間を超えて運ぶための手段として
動物は欲に操られ今生きているということになる


別の言い方にすると
遺伝子は
その実践としての生きているものに
運命を託しているということになる


託された「遺伝子を運ぶ」という使命に
人類はどこまで忠誠を誓うだろうか?


忠誠は
忠誠を誓う者の
さじ加減だ


遺伝子たる権威は
忠誠心をどこまで
浸透されることに成功しているのだろうか?


地球の危機を目前にして
「ぜひ私の遺伝子を宇宙に」
そう思う人が多ければ
遺伝子は成功しているということだろう


ありがとうございます

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