人が人を裁く

これは
「人が人を殴る」と
同じ文法だ

「正義の鉄拳」という言葉と
「悪の鉄拳」という言葉あるように
「裁く」と「殴る」が使い分けれる

この「裁く」がよいものであるとの共通認識のものとで
法律文化が花開く

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メモ

裁く側と裁かれる側
裁かれる場合と裁かれない場合
裁かれる場合のその内容
様々な不平等が生まれる

人を法律に照らして区別して
不平等を導く道標が法律だ

この意味で
法律は不平等の起源である

そんな法律が平等をうたう時には
「法のもとの平等」という言葉を使う
法律のふるいにかける前は
みな平等という意味だ

ふるいにかけるには
ふるいを振らなければならない

ふるいを一生懸命ふる時と
あまり振らない場合とで
法のもとに不平等が生まれる

立証が困難というのは
言葉通りのこともあるが
手心である場合もある
このような心情は
立証しがたいから
世にはばかることになる

近いうちに
ＡＩが
このような人間の手心に
鉄拳を下す日が来るのかもしれない

平等の名のもとに
優しさも糾弾されるのだ