交錯する旅の駅
人生は列車の旅に喩えられる
各駅停車
特急列車
大きな駅
小さな駅
沢山の荷物や人を乗せ換えることもあれば
ちょっとの荷物や人の載せ替えで済ませることもある
この頃の列車内では
皆でそれぞれのスマホを見ている
駅に停車しても
誰が下り誰が乗ったのか
まるで興味がないようだ
人生は列車の旅に喩えられる
しがらみだらけの現実と
しがらみのない旅の空が
旅の途中で交錯する
この頃は
スマホの中で
現実と旅が交差する
便利なのか忙しいだけなのか
様々な思いが交差する
今も昔も
形は変われども
様々な思いが交錯する
ただ
路線の数が格段に増えただけなのだろう
人生は列車の旅に喩えられる
目的地は果て無き世界へと旅をしている
忙しさを求めて旅をしている