非常事態という非情
非常事態というものが存在する
人間が自然を支配しきれないのだから
仕方がない
雨の日には雨の日なりに
嵐の日には嵐の日なりに
家にこもるより仕方がない
家にこもることが危険な場合には
もっと安全な所にこもることになる
危機的状況を凌げば
また
新しい朝が来る
凌いだ人々のために
新しい朝が来る
凌げなかった者たちの祈りは聞こえない
祈り続ける人の群れは
凌げなかった者たちを
取り残してきた非情の上に成り立つ憩いでもあろう
・・・贖罪でもあろう
非常事態というものが存在する
人間が自然を支配しきれないのだから
仕方がない
雨の日には雨の日なりに
嵐の日には嵐の日なりに
家にこもるより仕方がない
家にこもることが危険な場合には
もっと安全な所にこもることになる
危機的状況を凌げば
また
新しい朝が来る
凌いだ人々のために
新しい朝が来る
凌げなかった者たちの祈りは聞こえない
祈り続ける人の群れは
凌げなかった者たちを
取り残してきた非情の上に成り立つ憩いでもあろう
・・・贖罪でもあろう