ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

生命と反応:反応の仕掛けの脱構築と再構築


言葉が
人間が行う反応に影響を与え続けている


こうした影響を踏まえ
思考が
反応の仕掛けとして機能している


ああしたらこうしよう
こうなったらああしよう


様々な思考の末に
状況情況に応じて
様々な行動が惹起される


新しい目標に向かうと
旧来の目標に向いて設計されたていた反応の仕掛けは
脱構築され
新しい目標に向けて設計され直し
再構築される


そして行動規範が遷移する


言葉を発するという行動規範も
変化し
旧来の発言と異なるものとなる


これを
裏切りと言われることもあれば
成長を言われることもある


主義主張も
反応の仕掛けの一部である以上
周囲に在る反応の仕掛けとの相性において
良否が決するところがある


会話において
耳に聞こえない音を発するの喉は
役に立たないということだ


呼応する仕掛けがあってこそ
仕掛けは仕掛けとして機能する


仕掛けが
劣化するまでの間に
刺激が来なければ
仕掛けは機能しないし
仕掛けが動いたところで
それが刺激とならず
次の仕掛けが動き出さなければ
その反応は
徒労に過ぎない


良く動き
良く刺激するためには
刺激が周囲の環境に最適化されるように
脱構築と再構築を繰り返す必要もあるということだ


なんだかせわしない話で
せわしない生き方だ


そう思うようになると
新しい機械に対応できず
今風に言うならば
IT難民になるのだろう


今までの生き方を見直し続け
これからの生き方を変え続け
新しくし続けなければ
若々しくいることはできぬのだろう


年をとり
皮膚に張りや艶がなくなり
節々の動きも悪くなったきた


身体の
脱構築と再構築のスピードも落ちてきたのだろう


体の不調に
謎を気づかされ
社会の変化に
謎が増えてくる


謎の仕掛けが増えてくる


謎の仕掛けに翻弄されないためには
その謎を解かなければならないだろう


謎を解けなければ
祈りを捧げ
その謎が割る仕掛けでないことを願うより仕方がない


反応の仕掛けの周辺には
太古の昔から
謎の仕掛けが繁茂してきた


だから
脱構築と再構築を繰り返し
栄枯衰退の歴史を展開し
その中で
祈りを捧げ続けてきたのだろう


ワニはワニなりに
ヘビはヘビなりに
祈りながら
ゆっくりと
脱構築と再構築を繰り返しているのだろう


そして
種は
ゆっくりと変化してゆくということになるのだろう

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