思考と実体:同調が奏でる大きな世界
思考と
その思考を擦る主体とは別の主体の思考は
別の世界を構築しているが
交流し
同調することが出来る
この思考の性質としての同調性により
仲間が形成される
仲間が形成されると
同調することが義務となりえる
絆が強い仲間ほど
この義務化が進む
このようにして義務化が進んだ思考は
強力な影響力を持つようになる
思考が一般化するのは
アウフヘーベンではない
この様な義務化の許容である
このような義務化の許容が進むと
世界は拡大する
逆に
義務化の許容が衰退すれば
世界は縮小する
仲間の世界と
私の世界の間に
同調がある
同調は
義務と希望の間の葛藤の中庸である
アウフヘーベンであるばかりなら良いのだけれど
どちらかが一方的に我慢を強いられることもある中庸であるところが
勝者と敗者を作るから厄介である