ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

記憶と実践:自然選択というセントラルドグマ


思考は
記憶を再編してゆく作業である


ある意味
実践である


しかし
それは内的実践であり
外部との連なりのある実践ではない


いずれにせよ
思考により
外部との関係が改変されてゆく


記憶が改変されることにより
外部との関係が改変されるのである


記憶が改変されずに
偶然に外部との関係が改変されても
それは偶発的なものであり
一過性のものとなり
また元の状態に戻るのでけれど
記憶が改変される場合には
記憶する側にとって
それが好ましいものであると
以後も繰り返され
永続性をもった改変となってゆく


こうした蓄積により
生命は進化してきた


流転し続ける外部に抗う力を
こうして蓄積してきたということである


この力は
記憶による実践の再現を
帰納的にえりすぐることにより
強靭化されて来た


生き残るために
記憶力と
記憶による再現が試され続けている

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