ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

言葉と意識:意見の集約をし調和を目指す権力


言葉が通じ合って
その意味を分かり合っても
同意し
調和することが出来ないことがある


赤信号は「停まる」で
青信号は「進む」であるが
黄信号は
「急げ」であったり
「とどまれ」であったりする


意見が割れた時
誰かの意見に統一されると
調和が成立するが
意見が分かれたままでは調和は成立しない


意見を統一する権限がある者があると
調和は成立しやすいということになる


ここに権力の存在意義があり
調和を目指すという旗印のもとで
特定の個人の意見がよく通るようになる


それを面白く思わない人が現れて
それに同調する者が増えてゆくと
権力闘争ということになる


権力闘争により
しなくても良い喧嘩をするようになり
喧嘩ばかりに明け暮れると
生活が豊かではなくなり
喧嘩はやめようということになる


その話の中で
やはり権力者の独裁はよろしくないということになり
権力を神に授けることになる


神は人ではないから
喧嘩にならないありがたい相手である


それでも
誰が神の言葉を聞けるのかということで
喧嘩が始まる


そこで
神様について
あれやこれやと議論が進み
その神様に沿った言葉を話さなければ
神の言葉を聞ける者として認められなくなる


神様が普遍的であるので
前言撤回もできない


こうして
権力者の言説を
普遍の神が制御する構造が出来上がる


権力者の横暴を
神が抑え込む構造である


ところが
権力者は横柄になりやすく
神をも支配に置こうとする


そうなると
神の下の平等の構造がうまく機能しなくなる


庶民としては
神に裏切られたということになり
別の神を崇拝したくなる


こんな調子で
調和をめぐり
人間と神様のいたちごっこが繰り広げられることになる


その中で
神様も随分と進化してきたことだろう


捨てられ拾われ
自然選択されて来たのである


調和への願いを込め
神様に祈りを捧げましょう


神様は
普遍的調和を目指しているのです
普遍的真実を目指しているのです


他に頼りになるものがなければ
神様に祈るより他ないのです


思うようにいかなければ
何かを頼るより仕方ないのです

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