2020年4月のブログ記事
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理屈というものは 身体の一部にこびりついている類のもので 全身にいきわたっているものではないらしい だからしばしば 「理屈ではわかってはいるのだが、、、」 と言うことになる そんな理屈を 自分の全身に行渡らせようとするのは無論のこと 他人の身体にまで行渡らせようとする理屈があるようなのだから ご苦... 続きをみる
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時代が早く進む時と なかなか進まない時とがある 前の時代の列車から ゆっくりと 次の時代の列車へと 人々が乗り換えてゆくときもあれば 我先にと 駆け込むように 次の時代の列車へと 人々が堰を切って流れてゆくときもある なぜ列車を乗り換えなければならないのだろう? 列車ではなく 船なのかもしれない ... 続きをみる
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未来を夢見ることができる 現在を認識できる 過去を思い出すことができる 過去と未来には違いもあるが 現実との対比においては 過去も未来も 五感の認識対象ではなく 空想的な対象だ 過去は記憶や記録から再築され 未来は希望や経験から創作される 空想の出来事だ このような空想が 現在の五感による認識にま... 続きをみる
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集団の中で 個人はその集団に埋没しなければならない 程度の差はあるのだろうが 埋没するから集団に溶け込める 集団の川の中で 溺れそうになりながら 流されている者もいれば 嬉々として 悠々と泳いでいる者もいる 溺れそうな者を 助けながら泳ぐ者もいれば 自分が泳ぐのに精いっぱいな者もいる 皆が同じでは... 続きをみる
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徒党を組み 正義の歌を唄う そしてまた 別の集団が徒党を創り 別の正義の歌を唄う 互いに 歌を聴くこともなく 歌を披露しあうこともなければ それぞれの歌を ただ唄えばよい しかし 歌と歌が出会い 矛盾があからさまになると 歌が人と人を争わせることになる 人が歌を唄い 歌が人を操る 操られ争い その... 続きをみる
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英語は難しい 書いてある文字を ゆっくり読むのも一苦労なのに 流ちょうに話されると お手上げになる ゆっくり考える時間も与えられないからでもあるけれど あの奇妙な発音を聞き取れないからだ しかも 単語を一つ一つ区切って発音してくれず 複数個の単語をひとつの単語のようにしゃべってくれたりする こんな... 続きをみる
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人間のために 経済があってほしい 経済が好回転するために 人間が存在するのではなく 人間が存続するために 経済が存在していてほしいということだ しかし 経済と人間が別物である以上 経済が人間に淘汰圧をかけてくるから 経済のために人間も働かざるを得なくなる この働きに応じて 経済が人間を推し量ってい... 続きをみる
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人間は 理性が発達していて 自分がしたことを 反省したり 後悔したりできる生き物だ だから 他の動物たちのように 自己肯定感ばかりに囚われて生きているわけにはいかなくなった 理性が発達した来たばかりに この生きる原動力たる自己肯定感を 自己否定感が蝕んでしまう事態が起こってしまう 能天気に 自分は... 続きをみる
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反出征主義には賛同したいが 反出生主義には反逆したい 反出征は 戦地への出征反対であり 戦地では 幸福の量よりも 不幸の量が多いので 出征したくないし反対したい 反出生主義は 人が生きるということは 幸福の量より 不幸の量が多いので 出産を控えるべきだという主義主張だ こうしてみると 出征も 出生... 続きをみる
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蠅や蚊も 懸命に頑張って生き抜こうとしている 化石生物となってしまった三葉虫も 太古の世界で生きていた頃には 懸命に生き残ろうと 複眼を光らせ活動していたことだろう 根拠のない自己肯定感 この感覚を きっと 蠅や蚊も持っているのだろう 三葉虫も持っていたのだろう 「私が生きていることは素晴らしい!... 続きをみる
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犬は 飼い主に忖度するからかわいい 猫も ツンデレとする時もあるけれど 飼い主に忖度してくれる時があるから とてもかわいい 飼い主が中心に据えられ そこへの忖度により ペットの世界が成立している 蠅や蚊は 人間に忖度しないから ペットの世界が成立していない 人間への忖度は ペット世界に限られ 絶対... 続きをみる
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徒党を組み 人は強くなる そして 徒党の中に潜り込み 弱くても とても強くなった気になろうとする 徒党を組み 人間様を謳歌している最中に コロナウイルスがやって来た 不意を突かれ 徒党を組んだ人間様が まだまだ まごまごしている まごまごしている人間様が 弱く見えてくる 徒党が弱弱しく思えてくる ... 続きをみる
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人が人を選別してゆくことがある 恋愛や婚姻はその最たるものだ 同じように 経済が人を選別してゆくことがある 時流に乗った職業もあれば はやらない職業もある はたまた同じように ウイルスが人を選別してゆくことがある 同じウイルスに罹患しても 重症化する人と なんともない人もいる 免疫細胞は 自己を認... 続きをみる
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