情報のブログ記事
情報(ムラゴンブログ全体)-
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私のプライドが 私を苦しめることがある もちろん そのプライドが 私を鼓舞し 時に幸せをもたらし 私を支えてくれる だからこそなのだろう 時に 私のプライドが 私を苦しめる このように 私のプライドは 私を導く触媒として 私の中に埋め込まれている 所属するチームや組織のプライドも 私のプライドの一... 続きをみる
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小鳥が空を飛んでいる 空には自由があるように見えるのだけれど 小鳥たちは とてもせわしなく飛び交っている もしかしたら いたしかたなく空を飛ぶ羽目になったのかもしれない 空を飛ばずとも生き永らえれたのならば 小鳥は あえて空を飛ぶ必要はなかったろう いやいや そんなことはない きっと 空を飛ばずと... 続きをみる
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言葉とその意味の関係を 多くの人と共有している この共有により 言葉が通じ 意思疎通ができている この意思疎通の機能により 生活が豊かになり 言葉の往復がますます盛んになってきたのだろう このように 言葉を交わすという現象の背景には 言葉とその意味の共有がある 言葉から意味を想起する反応という現象... 続きをみる
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数えきれないほどたくさんの世界が併存している 宗教ごと 宗派ごとに異なる世界観があり その世界観が それぞれの世界を構築している 憲法ごと 法律ごとに異なる世界観があり その世界観が それぞれの世界を構築している 組織ごと チームごとに異なる世界観があり その世界観が それぞれの世界を構築している... 続きをみる
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観察する時は 現実の動きを言葉に移しかえ 実践する時は 言葉を現実の動きに移しかえる このように 観察においては 言葉は後置され 実践においては 言葉は前置される 前置されたものから 拘置されたものへの変換においては 技術力が試される 観察においては 「絵にもかけない美しさ」ではないけれど 言語表... 続きをみる
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物と物の対応関係を 言葉が仲立ちしていることがある 春には お内裏様とお雛様を並べてみたり 夏には 鼻緒のついた下駄と浴衣を揃えてみたり 秋には ススキとお団子を並べてみたり 冬には 柳の枝に白い繭玉を飾ってみたりする 時と場所に応じて 普段は別々に存在している物たちを 言葉が引き寄せる このよう... 続きをみる
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ひいきのスポーツチームが負けたりすると スポーツ新聞を見たくなくなる 勝った時には 隅から隅まで飽きることなく見ることもできるのに 負ければ 見出しさえも見たくなくなる このように 自分にとって面白くない情報は ないがしろにするものだ ないがしろにされ 反応されない情報は消えてなくなる こうして ... 続きをみる
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学ぶということは 個人が社会に追いつこうと頑張ることだ 個人が社会を追い越そうとすれば それは学びを超えた研究だ 研究は実験を伴う 実績を踏襲するのではなく 従来とは違う何かをやれば実験だ 一般的に 学習とうまくかみ合った実験は 素晴らしい研究となりうるが 学習のない実験は危険を伴う 毒キノコか ... 続きをみる
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夢は実存であり 実現した夢は実在だ 月面着陸 火星探査 空飛ぶ自動車 現実の限界を超えようと 夢を描き この描かれた夢が 精密に計画された実存へと描き直され 現実の中に実在に導いてきた あれがこうなれば これがそうなって そのタイミングで あれをもうちょっとこうすれば これはこうなって あんなこと... 続きをみる
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様々な生きざまがあり 称賛される生き方もあれば 蔑まれる生き方もある こんなことを言っては 社会的にはよろしくなのだけれど どちらかというと 蔑まれる生き方の方が 自由な感じがする 称賛されるには 自分の物差しではなく 他人の物差しで自分を測らなければならない分 自由でなくなるからだ 自分の物差し... 続きをみる
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生きている細胞の中から 細胞が生きるため 大切な役割を果たしている酵素反応を 細胞の外に取り除くと その酵素反応も 細胞も 共に機能不全に陥り消滅する その酵素反応と 他の様々な反応は 共存し 反応が循環して はじめて 時間を超えて細胞として存続できる このような共生的連帯の中で成立する循環が 世... 続きをみる
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同じ映画でも 映画フィルムや VHS方式やベータ方式のテープ レーザーデスクや メモリースティックに入っていたりする 同じメディアでも その媒体は様々だ どの媒体であれ その媒体に呼応したシステムがあれば 元の映画が再現されてくるから 同じ映画が入った違う媒体は 同じものと言えば同じものであり 違... 続きをみる
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万有引力の法則や ケプラーの法則や 相対性理論がある このような法則が 世界を動かしている ・・・のではない 世界を動かしている様を 法則や理論として 表現したものが 万有引力の法則であり ケプラーの法則であり 相対性理論である 物体はこう動くべきである という法則ではなく 物体はこう動いている ... 続きをみる
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「うわー!うんこだ」 「逃げろ!逃げろ!」 「くさい!くさい!」 子供たちが騒いでいる 私も子供の頃 「うんこ」という言葉から逃げ回った 本物のうんこがなくても 「うんこ」という言葉さえあれば くさいのであり 逃げ回る動機になる こんな子供たちのじゃれ合いを 物質主義者は 「存在しない「うんこ」と... 続きをみる
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相手の 嫌いのところではなく 好きなところを探しなさい そう云う風に 道徳の授業で教わった 嫌いなところはすぐに目が付くのだけれど 良いところはなかなか目につかないとも云っていた 他人のことではあるが 自分のことでも同じだ 自分の嫌いなところにはすぐに目が付くけれど 良いところは気づかない だから... 続きをみる
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「あるがままでありたい」 この思いを実現するために 何もしなくてもいいわけではなく 実に様々な努力を重ねなければ あるがままではいられない 食べなければ死んでしまうし 動き続けなければ萎んでしまい 覚え続けなければ忘れてしまう このような営みに手を貸せば 手を貸し続けなければ そのあるがままを維持... 続きをみる
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ツバメは ツバメの仔を育て スズメは スズメの仔を育て ヨタカは ヨタカの仔を育てる そして ツバメはツバメの様に育ち スズメはスズメのように ヨタカはヨタカの様に育ってゆく 私は 明日の私を育てている 男らしく 女らしく 大人らしく 子供らしく 今日の私を 明日につなげる 昨日の私を育てなければ... 続きをみる
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雨の日と 晴れ日で 何が違っているかを 物質的に分析すると 水分量や日光の量や気温といった 量の違いに大きな違いを見出せる 普段から存在している物質が その在り様を変えるだけで 塩加減が 濃かったり薄かったりというような違いが顕れる たかが塩加減 されど塩加減 この加減に対して 感覚が鋭敏に反応す... 続きをみる
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子供のころ 親に怒られた時 「困った」と思いつつ 頭を巡らせていたことは 「なんと言えば許してもらえるだろう?」 ということだった 自分ではうまく答えたつもりでも 決まって 親は 「正直に言いなさい」 とさらに攻めてくる そこでまた悩む 「正直な気持ちを話すべきか 許してもらえそうなことを話すべ... 続きをみる
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言葉の世界と 現実の世界が併存している 言葉の世界には 時空は存在しないけれど 仮想の時空が存在する 感覚は現実の時空を観察して 現実の時空を模写している だから 思考の中で 仮想の時空と 現実の時空が併存するになる その結果 仮想の時空を優先する思考も 現実の時空を優先する思想も成立する 法律は... 続きをみる
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身体を動かせる 動かせるのだけれど すべからく自由という訳にはいかない たとえば 目が後ろについていると便利な状況でも 目を後ろに移動させることはできない 繊細に動く手先でも 限られた範囲でしか動かず 必ずしも自由にはならない 背中の肩甲骨の間の辺りに 手が届かないところもある もう少し手を伸ばす... 続きをみる
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刺激―反応系は 刺激という原因に対して 反応という結果をもたらすシステムにより 運営されている すでに創造され存在されているシステムにより 運営されている オスがメスを探し 求愛ダンスを踊り メスがオスを受け入れ 交尾をし 子育てが進んでゆくシステムも 刺激ー反応系の重層化したものだ 心臓の鼓動が... 続きをみる
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病原菌は 自然の豊かさの一部である この豊かさを 人間主義が押しつぶそうと躍起になっている このような防疫は反自然主義だ 人間にとっては有益な反自然主義だ だから 人間主義と 反自然主義が手を組まなければ 防疫は進まない 人間主義は人間を知りこれを助ける 反自然主義は自然を知りこれに抗う 人間の都... 続きをみる
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元来 情報には真も偽もない 意味もない たとえば 01010001 この無意味に意味を生じさせるのは 情報を読み取り反応するシステムがあるからだ システムは エネルギーを消費しながら 反応が繰り返されている システムに エネルギーが供給されなければ 情報は意味を失う 言語の学習は エネルギーが必要... 続きをみる
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思考には対象がある 今の感情であることも 今の感覚であることも 過去の感情や感覚であることもある そして 未来への空想であったりする 空想を実現するために 手足を動かすことがある 手足を動かして実体を改変する 改変された実体が 改変に応じて感覚となり 再び思考の俎上に上る 実体の世界があり 感情・... 続きをみる
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ジョンレノンと言えば Love and Peace の象徴だ 様々な思想に 夫々の英雄の歴史が刻まれている 古代インカ帝国の領主は ミイラであったという 領主の死後 その従者たちが 領主の亡骸をミイラとし そのミイラを領主と崇め 国を治め続けていたという 思想や国家の象徴は 生きている必要はない ... 続きをみる
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人間は 記憶と共に生きている そして 記憶が導く未来を描く 描かれた 好ましい未来や 忌まわしい未来とともに 人間は生きている 未来を描く元の素材としての記憶が異なると 異なった未来を描くことになる そこで どのような記憶と共に生きるのかを 考えることになる 主義主張は このような過程で生まれてく... 続きをみる
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趣味という存在には ひとつの特徴がある なくても良いものだが 「それがないと生きる意味がない」 そんな思いを引き出してくれる存在だ このような拘りが 活動を維持している 生きたいというこだわりが 痛みや苦しみとなり顕われる 皆によく思われたいという拘りが 同情や感謝として顕われる 生きることに意味... 続きをみる
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服を着ている時に 裸の私は存在するか? 服を着ている時 私は裸ではない しかし 服の下には 裸の私がある 裸の私に服を着せ 服を着た私になっているのだ 裸の私と 服を着た私は 違う存在である この違いを認識できる私があるから 裏と表を識別できるし 悩みもする 今日は元日 普通の日に元日を着飾ってい... 続きをみる
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キリギリスは キリギリスのように生きる アリはアリのように 集団で生活し スズメバチは スズメバチのように ミツバチはミツバチらしく 巣を作る 人間も人間のように生きている 様々な人間が それぞれの人間のように生きている 様々な場所で それぞれの場所なりに生きている 時には飼い猫のように 時には野... 続きをみる
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しばしば 恨みを晴らすために 人生の大切な時間を消費する もったいないけれど 恨みを晴らすことが 大切なことになってしまう事情があるから 仕方がない このような事情が肝となって 物語が進行してゆく 過去の歴史が事情となり 物語の背後世界を支配している 人生の形而上として それぞれの事情が成長してゆ... 続きをみる
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138億年の歴史のある銀河系に比べれば 私の50数年の歴史は無いに等しい 銀河系の大きさや質量に比べれば 私の身長や体重は無いに等しい それでも 私の意識は私を大きく扱う これでもか これでもかというくらいに 大きく扱う 落ち込んで 縮こまっている私にも 容赦なく 大きなフォーカスを当てて 私以外... 続きをみる
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刺激ー反応系 たとえば フェロモンを知覚し それに反応する昆虫たち 異性の婚姻色を知覚し それに反応する脊椎動物たち ホルモンを受容して それに反応する細胞たち 予定調和として 創造された 刺激ー反応系の流れに乗って 生命が躍動する 酵素も 特定の物質に 特定の反応を導く 刺激ー反応系だ エネルギ... 続きをみる
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BMI Body Mass Index これは 健康診断で肥満度を表す指標だ 同じBMIでも Brain Machine Interfaceという言葉を目にした 沢山の電極をネットにつなげ このネットを帽子のように被ると 様々な脳波を読み取れるという この脳波に応じて 機械を動かすことができるとい... 続きをみる
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月夜を散歩していると お月様が散歩についてくる どこに行っても お月様がついてくる 電柱や 家の屋根は 歩を進めれば はるか彼方に消え去るのだけれど お月様は 同じような場所を陣取り どこまでも散歩についてくる * 電柱と一緒の散歩もできる 何の事なく簡単にできる 電柱の周りを 散歩し続ければ 電... 続きをみる
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気が付けば どうしようもなく 帰属しているということなのだろう 刷り込まれた帰属の意識が 夢を導く旗となる 優れた集団には 美しい旗があり 美しい歌がある * 動物にも言葉がある ユリカモメの母親のくちばしには ユリカモメのひなに餌が来たことを知らせる模様が 埋め込まれている トゲウオたちの 婚姻... 続きをみる
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夢を語ることは 非現実を語ることであり 非現実を語ることが 嘘を語ることであるならば 夢を語ることも 広義では 嘘を語ることになる 確かに 嘘を語る能力が 夢を実現へと駆り立ててきた 嘘をつくことの功罪が 一つの屋根の下で同居している 夢や嘘は虚構である おそらくは 虚構は過去を記憶する能力から派... 続きをみる
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思考に際限がないという観念には 時間を無限に使用する必要が伴う 時間が思考を制約しているからだ 「一定の時間内に思考できることは限られている」 この命題を思考するためにも時間の経過を必要とする 細分された時間の中では 思考も分断されてしまい 細分のされ方次第では 思考は無意味化する 例えば 時間の... 続きをみる
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種の破滅を繰り返しながら 生命は生き延びてきた 失敗を繰り返しながら 成功を迎えてきた 何時だって 手探りだ 確実に生き延びる保証は どこにもない 万が一にも生き延びるチャンスがあるならば 億の個体を用意すれば 神様は その役割りを果たせることになる うまくいったことを書き留め 下手だったことは捨... 続きをみる
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AIが様々な知的作業を圧巻している このことは 帰納法の演繹法に対する勝利と評価できる AIが 様々な帰納法的蓋然性の評価を重ねることで 機能しており さらには 定理からの演繹を 最低限にとどめているからである だから今までの定石は AIにより覆されたりする * 言葉がなければ 語れない しかし ... 続きをみる
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頭の中で 「嫌だ」という言葉が繰り返される時がある この「嫌だ」が防波堤を作り通せんぼをしている その内側に留まり続けているとどうなってしまうのだろう? 行くも返るのも「嫌だ」 右も左も上も下も 何もかんもみんな「嫌だ」 そんな「嫌だ」に囲まれた 袋小路に陥ってしまうのならば 早めに 乗り越えやす... 続きをみる
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真と偽 true と false 真は存在する 偽も存在する だから議論もできる 存在することが真であり 存在しないことが偽であるならば 偽は存在しないことになる 存在することが本当で 存在しないことが嘘であるならば 嘘は存在しない だから 嘘や偽が存在すると これらが存在しないとは定義できない ... 続きをみる
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理屈の上では 理想がきらびやかに描けるのだけれど 現実は 現実しか描いてくれない そんなように 現実は融通が利かないから 困ってしまう それでも 理屈は 現実に向かって立ち向かい 懸命に努力を重ねて 理想を追い求める あんまり頑張りすぎて 暴力を使ったり お金にものを言わせたり 餌を撒いたり 逆に... 続きをみる
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マイクロチップに 私の名前を書いて 私の生年月日を書いて 趣味を書いて 履歴を書いて 貯蓄額を書いて 負債額を書いて 収入を書いて 支出を書いて 病歴を書いて 薬歴を含む治療歴を書き そのほか 沢山の感情や思い出を書き込み 私の腹に埋め込む そして マイクロチップに日々起きた様々なことを 書き加え... 続きをみる
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お墓参りすることに どんな意味があるのだろうか? お墓参りは 象徴といえば象徴だ たかが象徴であっても象徴だ お墓参りに行けば 何があるということはない その意味では 意味はない 意味はないけど きっとイミがある そんな感じだ 片思いを続けているあの人のことを想う時間 その時間に意味はないけれど ... 続きをみる
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言葉に囚われるということは その囚われた分だけ 視野を狭めることになる このような言語とのおつきあいにあって 言葉を連ねることを2種類に分けて考えられる 見ている視野の中にある言葉を連ねる場合と 見ている視野の外にある言葉を連ねる場合だ 前者が還元的言語連鎖で 後者は統合的言語連鎖と表現しておく ... 続きをみる
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伝承された物語がある その物語を聞きながら育ち その物語の中から真理を学び取り それを糧にしながら人生を演じてゆく 宗教戦争がそうであるように 戦争には 物語の正当性を争うところがある だからなのだろうか 戦争の勝者が 物語を監修する権利を取得して 歴史を修正してゆく この修正の過程で 勝者の善は... 続きをみる
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統計は 数字として 現実を映す鏡となる 経済指標や 疫学調査 様々な数字が 現実を表現している 科学技術においても 対象の測定による数字化により 現実が把握にされている 数字という虚像が より細密に よりグローバルに 現実を映し出し 記録されてゆく そして その数字が 過去を示すものとして 現在に... 続きをみる
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「刷り込み」という現象がある ハイイロガンのヒナが 卵から産まれ 初めて目にしたものを母親と認知し その認知したものを追いかけ続ける 生れた時が このような母親の「刷り込み」が起こる時期であり 産まれてしばらくすると もう母親の変更はできなくなる 人間を初めに見たハイイロガンのヒナは その人間を追... 続きをみる
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「生きたい」という思いから始まる動きがある この「生きたい」は 意識であることも 無意識であることもあるだろう 理性的であることも 本能的なこともあるだろう このような 「生きたい」から始まる動きを 人間から差し引くと 何が残るだろう * 「死にたい」と悩むのは 「死にたい」が「生きたい」を 乗り... 続きをみる
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過去は存在しない 未来も存在しない 今はそういう状態だ 今ある過去の遺物は 過去そのものの姿ではない 記憶も 記録も 今であり 過去そのものではない 過去を思う今は 確かに今ある そして その思う事は それぞれの個人の裁量に任されている 他人は影響を与えることができるだけだ 記録を含めた過去の遺物... 続きをみる
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鬼畜米英 非国民 言葉が踏み絵となり 意見を集約してゆく そして 社会が歩む流れを創る この流れが大きな渦に成長してゆくと 渦があらゆるものを巻き込み 巻き込まれないものを排除する力になってゆく 大きな流れの中で この流れに抗し 自立した目で 渦を眺めることができるだろうか? 眺めて入れているだろ... 続きをみる
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「お茶をもってきてください」 「はい、オチャとはなんですか?」 「え、お茶だよとお茶、緑茶がいいな」 「リョクチャ?なんですかそれ」 このように 言葉から意味をくみ取らない人がいると 会話がうまく進まない 一を聞いて 一も理解できない赤ちゃんが 様々な経験を積み 一を聞いて 十を知る立派な大人へ成... 続きをみる
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理屈と現実が 交差している その交差点を 私は渡りつづけているのだろう どちらの側に渡ろう あちらにしようか こちらにしようか そう迷いながら 進んでゆく 間違ったらどうしよう、、、 まあいい どうせまたすぐに交差点が 待っている そこでまた ゆっくり考えれば それでいい 私はこの程度の お気楽さ... 続きをみる
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自分の考えを 人に押し付けることもある 他人の考えを酌みながら 考えることもある 考えを 酌み交わしながら 会話が進むこともある 酒を酌み交わし 肴をつまむことがある 言葉も 栄養になる 毒になることもある ーーーー メモ 思考は 変わりゆく言葉の連続だ 一つ所にあれば 不変を得られるが 全てを得... 続きをみる
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地球は平たいと信じられていた 今は 地球は丸いと信じられている 地球は変わらずにいる間に 人間の思想は右往左往することができる 物質世界に比べて 思想世界はとても自由だ だから 不都合な思想が嫌われ 都合の良い思想が自由を謳歌することになる そんななかで 人間の都合を排除して 物質世界に忠誠を誓っ... 続きをみる
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肉体の動きには限界がある 走る速度 飛び跳ねる高さ 体をひねる角度 この限度の中でしか動けない しかし この限度の中にあっても 実にたくさんのことができる このできることのうち どれだけのことをしているだろうか? していないことの方が非常に多い そう思うと まだまだ できるようになることはたくさん... 続きをみる
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私がまだ 生まれもしていない時代の話を 聞きながら育ち 私がまだ 足を踏み入れたことのないような場所の話を 見聞きしながら暮らしている だから わたしは すぐに まだ見もしない未来を思い描いたり まだ行きもしない場所に思いをはせる これは 「今ここにいても 心はここにない」 ということです でも... 続きをみる