ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2019年6月のブログ記事

  • 擬人 悪者の創造

    マルハナバチ君はせっせと働いていますが、 すみません。    キイロホソガガンボです。 ええっと。 誤解しないでください あの、、、 その、、、 本当は働き者です。 そう、、、 そうです。 誰かが 僕たちに 変なアプリをインストールしたらしく、 ちょっと壊れているところなんです。 悪いのはインスト... 続きをみる

    nice! 1
  • 擬人 知識の照合

    アトボシハムシといいます。 ゲシュタルト崩壊しそうなデザインです。 オレンジ色の顔らしからぬ顔なので、 左を向いてる大きな顔に見えませんか? それに、、、 とぼけたハニワが空を眺めているようにも・・・・ はい。 笑えた人には、きっといいことが訪れます。 ーーーー メモ 視覚と 既存の知識が さまざ... 続きをみる

    nice! 1
  • 縮こまる蛇腹の哀歌

    若いころは 歳をとるたび 身長が伸びた 老いてくると 歳をとるたび 身長が縮むようになった きっと 伸びていた蛇腹が縮むのだろう 身長が縮むにつれ 皺が出て 腹にもたわみが出てきた 変化は 体の表面ばかりではない 血管も縮み歪み 血流が悪くなり リンパの流れも よどみの場所が増えてきているだろう ... 続きをみる

    nice! 2
  • 統合と自由の対峙を取り持つ忍耐

    統合を好み 自由を好む だから この対峙する観念のせめぎ合いが 生れてくる 統合を好むと 調和性の高い関係性となり 自由を好むと 調和性の低い関係性となる 調和は 規制により成立する 自由は 規制を排除して生まれる 自然は自由だ 恵みも 危害も 規制されずにあらわれる 友好関係にない秩序は 規制が... 続きをみる

    nice! 1
  • 自然を超越する自虐性

    地震や大雨 自然の脅威は ときに 人の命も脅かす そんな荒ぶれる自然に 人が犠牲になることは 悲しいけれど 仕方がないところがある 自然の力は偉大だからだ でも これを「仕方がない」と言わず 「あってはならないこと」と言い続けることで 人は強くなってきた 嘘が人を強くしてきたのだ 同じように 科学... 続きをみる

    nice! 1
  • 新陳代謝

    意識することも 知覚することもできないけれど 私の身体の中で 細胞が分裂を繰り返しているらしい 絶えず 古いものが壊され 新しいものに置き換えられているらしい リニューアルを繰り返し 維持している秩序 細胞の中の細胞内小器官は 古くなり損傷した細胞内小器官を認識し それを壊す働きを持っている この... 続きをみる

    nice! 2
  • おまけな話

    死んでいる身体と 眠っている身体の違い と 眠っている身体 起きている身体の違い どちらの違いが大きいのか? 時間を超えて存続する能力で考えると 前者の違いの方が大きく 起きて何か重要な事を考えているということは おまけのようなものにも思えてくる でも 身体を支配している などとプライドを保ってい... 続きをみる

    nice! 2
  • 擬人 信心という共同幻想

    フジハムシといいます。 はじめまして。 藤の葉の裏に隠れています。 えっと。 目立つより しっかり生きるのが大事です。 僕の信心です。 隣にも 息を殺して潜んでいるやつがいます。 確信はないのですが、 きっと、僕とおんなじことを思っています。 えっと。 えっと。 おわりです。

    nice! 2
  • 擬人 空と色

    空です。 仏陀の時代からすでに色々で、今も色々です。 雲が浮き、風が流れているからです。 それに、、、 光はあるけれど、言葉はありません。だから自由です。 どうぞ、 言葉を送らずにいてください。 自由で色々な空でありたいのです。 これからも、 いつまでも。 ーーーー メモ 悪くするとでたらめです。... 続きをみる

    nice! 1
  • 脳内為替

    物々交換が成立するには 異なるものの価値が 同じと思える必要がある 1円玉10個と 10円玉1個は同じ価値 これならわかりやすいが 鶏何匹が 牛何匹に相当するのか こうなると難しい そこで 実績から 為替相場ということで みんなが納得するような交換目安がつくられる このような為替相場が 個々人の脳... 続きをみる

    nice! 1
  • 「べき」の彩に満ちたありふれた日常

    今置かれている環境に馴染んでいる ・・・という事はどういう状態だろう あるもの と あるべきもの この「べき」のあるなしから考えてみる 馴染んでいる状況とは、、、 あるべきものを探すと あるべきものをすぐに探せる そんな状態だ さらに慣れてくると あるべきものだけを探せば事足りて あるものをすべて... 続きをみる

    nice! 1
  • 向上心の恵み

    向上心の裏側に 劣等感があったり 不平や不満などが渦巻いている 人間は向上心の塊らしく どんなに恵まれていようと もっと向上したいようだ 裏を返せば どんなに恵まれようとも 不平不満を抱える運命にあるらしい 立場の強い者も 立場の弱い者も それぞれに 不平不満を持ち 向上心を燃やす そして その向... 続きをみる

    nice! 2
  • 形式たちに身を隠し

    表面的な形式の中に納めて 時間をやり過ごす 人々の矢面に立ちながら 自分を隠す場所が 形式だ ロボットのように動き 意思がないかのように やり過ごす 本当の気持ちは 形式の陰に隠れ 心の中で動き回る 時に 悲鳴を上げているのだろう 時に 歓喜の声をあげているだろう 様々な動きがうごめきながらも 表... 続きをみる

    nice! 1
  • 狼と盲導犬と自由の意義

    思考する自由があり 妄想があるように 表現の自由があり 失言がある 秩序ある存在は 制限の中にある その制限を打ち破る力が自由であり 秩序崩壊の力にもなる この力がないと 新しい秩序は生まれない よりより秩序のために 秩序の制限が打ち破られる 自由が単なる破壊者ではなく このような機能があるから ... 続きをみる

    nice! 1
  • 警戒心の浮沈のなかで

    一般的に 野生動物には 人間への警戒心が備わっている これに対して ペットや家畜では この警戒心が希薄になっている 水槽のなかの熱帯魚は 飼い込むほどに 警戒心が希薄になって 餌を与えると寄ってきたりもするけれど 金魚に比べれば まだまだ警戒心が残っている 警戒の多い少ないは 認識されにくくふるま... 続きをみる

    nice! 1
  • 共同という秩序

    「全員が生きていかなければならない」 この命題を 人間は 他の動物よりも 強く持っているようだ 多くの虫や魚は たくさん卵を産んで 生き残る運のいい個体が またたくさんの卵を産めばいい 人間は そんな生き方をしない きちんと みんなが生き みんなが子供を産み 繁栄してゆけばいい そんな風に生きてい... 続きをみる

    nice! 1
  • 迷うという事

    花が咲いていると 花を見て それ以外のものを おろそかにしてしまう そんな認識の世界があるので そこから生まれくる 言葉の世界も 花しかなくなってしまい 花の周りにあるものは消えうせる このようにして 言葉と現実に齟齬が生まれる 記憶の世界も同じように齟齬がある 齟齬の世界を現実に還元しようとする... 続きをみる

    nice! 1
  • 憲法第一条

    元号変更の折 天皇陛下の記事がたくさんあった 祭りの後のさびしさを感じつつ 憲法第一条を眺め返してみる 第一条 [天皇の地位・国民主権] 天皇は日本国の象徴であり 日本国民の都合の象徴であって、 この地位は、 主権の在する国民の総意に基づく。 平成の時代 天皇陛下は 平和を重んじ 災害から平穏な生... 続きをみる

    nice! 1
  • 現実を調整する基準としてのイデア

    彫刻や絵画の世界には 沢山の美男美女が彩っている イデアは このような 非の打ちどころがないような存在         、、、のようだ 現実はそんな理想とは違い わたしのような 彫刻や絵画になっても 様にならないようなものからできている このような現実と イデアが描く理想の間で 人は苦しむ 目標が... 続きをみる

    nice! 1
  • 思考は他者を志向する

    自作自演の時空を楽しむことがある 人に見られたくないようなことを 言ったり やったり 考えたりすることもある 自作自演の空間での出来事だ ああしたい こうしたい ああなりたい さまざまな思いが 頭の中をうごめいている そんな事たちが 外に漏れたら大変だ ひとりごとを 誰かに聞かれた時の気恥ずかしさ... 続きをみる

    nice! 1
  • コダマする生き甲斐

    損をすることは嫌なことだけれど 損をしてでもやりたいことがあると それは生き甲斐だ 何のために生まれてきたのか? 戦争中には 「お国のために生まれてきた」 こういった明確な答えがあったのかもしれないが 明確な答えがない方が この質問の良いところであり 煮え切らないところである 誰かが決めてくれ 考... 続きをみる

    nice! 1
  • 幸せのはかなさ

    身長や 体重 顔かたち 等々 身体的特徴で あれこれ考えてしまうことがある あれこれ考えてしまうのは 往々にして 劣等感を持っていることに関してだ 性格にしても 運動能力にしても なんとなく 下手で不器用なところを あれこれ後悔しながら考える 逆に 考えずに済んでいることは 幸せな領域なのだろう ... 続きをみる

    nice! 2
  • 倫理とタブー

    人目がある時と 人目がない時で 異なる行動をする 人目がある時を想定した場合と 人目がない時を想定した場合で 異なる思考をする 通常取材とオフレコ取材 カメラが回っている時といない時 丁寧語とタメ口 よそゆきと普段着 内弁慶 人目を忍ぶ恋 言葉や態度が 人目で変わる 見ている人で変わる 人目に応じ... 続きをみる

    nice! 1
  • 倫理の多様化と普遍化

    暴君になって やりたい放題してみたい こう思ったことは 誰しもあるのではないだろうか? でも実際にしようとしても できるものではない 単に倫理があるからだけではないだろう 表情やしぐさから 相手の思い感じ取ることができ その結果 それに応じようとする意識が動いたり 逆に それに逆らおうとする意識の... 続きをみる

    nice! 1
  • ペット飼育という世界の創造

    飼い犬の行動から 野良犬の行動を引くと 人間にとって プラスの倫理と マイナスの野蛮が残ることになる * ペットを飼い始めると 最初はなついていないけれど だんだんとなついてくる なついてくると 最初よりかわいくなって ペットの方もどんどん親密になってくる このように 関係が濃密になってゆく過程で... 続きをみる

    nice! 1
  • モノ・コト複合体

    物事は 「モノ」と「コト」に分けて考えることがある このような区別があるので 「モノ」の存続は「保存」といい 「コト」の存続は「維持」というように 使い分けられたりするが これはあくまで思考上の話で 実際の時間の動きの中で モノとコトは一体となっている 生物も 生きるという「コト」と 身体といい「... 続きをみる

    nice! 1
  • 伝承的実在は結果から語らなければならない

    道徳や 倫理は 生命と同様に 伝承的実在であるから 伝承という結果から 考え語らなければならない 過ちがあり 成功があり その結果 成功のみが伝承される このような成功を伝承してゆくシステムの 代表例が生命システムだ 危険を知覚しそれを避けるのも 一種の伝承されるべき成功だ 青いペダルを押すと餌が... 続きをみる

    nice! 2
  • 伝承としての実在

    生命は実在する それぞれのやり方で 命を紡ぎながら 世代から世代へと そのやり方を伝承してゆく 生命は 伝承により維持されてゆく 実在だ 無為のままでは 消滅する実在だ 道徳も 倫理も このような実在だ 消滅する運命にありながらも 懸命に努力し 伝承され 存続している実在だ ーーーー メモ 実在を... 続きをみる

    nice! 1
  • 利他-利己  恩恵が循環する

    チューリップの花は 夏の間に 球根を大きくして 春に 大きな花を咲かせる 人間も 利己的に何かを吸収し それを様々なかたちで蓄え育ち 利他的な花へと変えてゆく そんな生き物らしい 交感神経ばかり高ぶっていても 副交感神経ばかり高ぶっていても 調子が悪いように 利他ばかりでも 利己ばかりでも 疲れて... 続きをみる

    nice! 3
  • 倫理学と経済学

    善と悪は 人間の間の調整にかかわる意識と考えられる 調整という事になると 当然に 善悪をその対象だけから 判断しきれない 対象を取り巻く状況が 善悪を決めることがよくあるからだ たとえば ブレーキは善か悪か? アクセルはどうかだろうか? 状況により 善悪の判断が変わるから 調整するという機能に通じ... 続きをみる

    nice! 1