人は 他の動物と同じように 生まれて 成長し 恋をして 子供を作り 育て 死んでゆく この大きな道筋は 理性が誘導するものではなく 本能が導いてくれている 理性は この導きを実現するために 最前線で活躍している営みだ いわゆる最前線の戦闘員だ 大きな道筋が 内側から湧き上がる欲求であり 大本営とい... 続きをみる
2020年10月のブログ記事
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小さな子供が お母さんを恋しがり泣き叫ぶことがある 「おかあさん おかあさん 行っちゃダメ」 お母さんは働くために出かけるにも 一苦労することになる 子供にとって お母さんは 大事な自信を保護するシステムの一部だ *** 修復されながら維持されているシステムは 修復がされなければ疲弊し機能しな... 続きをみる
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空間的な調和はアナログで ぴったり納まることもあれば ちょっと納まりが悪いこともある これに対して 反応的調和はデジタルで この場合はあれ その場合はあちらという具合に あらかじめ定められている だから 中間を表現する場合には 2つの対峙する反応的調和の 惹起される量の調整により行われることになる... 続きをみる
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同じ映画でも 映画フィルムや VHS方式やベータ方式のテープ レーザーデスクや メモリースティックに入っていたりする 同じメディアでも その媒体は様々だ どの媒体であれ その媒体に呼応したシステムがあれば 元の映画が再現されてくるから 同じ映画が入った違う媒体は 同じものと言えば同じものであり 違... 続きをみる
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空間的調和と 反応的調和がある 空間的調和は カギと鍵穴の関係に喩えられる 酵素反応における 酵素とその基質の関係もそうであり コオロギの生殖器の接合もそうである 反応的調和は コオロギの歌の呼び合いにある その歌を聴いて避け合うようでは 恋はうまくいかない それを聞き 互いにひきつけ合わなければ... 続きをみる
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コオロギが 恋の歌を歌い交尾をし 卵を産む 恋の歌で 恋の相手を探し選んでいる 翅が変形していてうまく歌を歌えなければ 恋はかなわない 聞くものにとって 理にかなった歌を歌わなければ 恋はできない 主観ばかりではなく 聞かれるという客観が伴う作業だ そして 主観が客観と合致しなければ 主体の間の関... 続きをみる
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ひとつの家に ひとりで住んでいれば その家の主ははっきりしているけれど その家を 複数人で住んでいると その家の主ははっきりしなくなる ある場所が壊れた時 それをどのように補修するのか 誰がそれを治すのか ひとり暮らしなら ひとりで決めて直せばよいのだが 複数人で暮らしていると 人により考えが違っ... 続きをみる
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天候の乱れがない世界の方が より制御された 素晴らしい世界と評価されるのかもしれない そうなれば 程よい降水があり 川の水の流れは常に一定で 洪水もおこならないし 風も穏やかで 屋根が突風で吹き飛ばされることもない 低気圧や高気圧を制御でき 能動的に恒常性を高めれば そんな世界を創造できるかもしれ... 続きをみる
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ブタが食べるように食べ続ければ ブタになる、、、訳ではない ネコの食べ物を食べ続けても ネコになれない ブタを食べ続けても ブタにならないし ウシを食べ続けても ウシにはならない 身体を造る素材は素材であって それをどのように組み合わせるかで 出来上がるものは大きく違ってくる 素材の妙より 組み合... 続きをみる
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ミドリムシは 光の強い方向へ泳いでゆき 光合成を活発に行い より多くのエネルギーを蓄積できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されている 細菌も ガラクトースの多い場所では それを分解する酵素をたくさん産生し より多くのエネルギーを利用できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されて... 続きをみる
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受精卵が分裂を繰り返し 徐々に複雑な体ができてゆく その過程で 発生途上の胚の手は ドラえもんのような手で 指が別れていない 5本指の場合 4つの指の谷間あたる部分にある細胞が 次々と死んでゆき 指が形成される 生きてゆくべき細胞と 死んでゆくべき細胞が 発生途上で色分けされ その色分けに従い 自... 続きをみる
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主体は 循環する反応の束として 循環しながら存在する総体である だから その一部に支障をきたすと 循環が絶たれて消滅してしまう そのため ①支障が出にくい方が永続しやすく ②支障が出ても修復されれば永続しやすく ③主体が沢山あればあるほど 永続の可能性は増してゆく 危機管理の基本は ①安定性 ②... 続きをみる
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セカンドワールドを特徴づける 自律性と特異性は 外部に対する反応 の他 内部の他反応に対する反応として現象している 植物の細胞の中では 葉緑体で作られたATPを利用しながら 酵素反応が次から次へと予定されたとおりに起こり カルビン回路が回る そして 二酸化炭素が糖へと合成されてゆく 植物が生まれて... 続きをみる
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生命は 動き続けながら 同じであり続けている 同じ現象が 永遠に続くかのように 繰り返している 太陽の周りを地球が回るように 同じ現象を繰り返している 地球の公転と 生命現象の違いは 地球の公転が慣性により維持されているのに対して 生命現象の繰り返しには この繰り返される現象に必要なエネルギーを ... 続きをみる
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大腸菌は細胞分裂しすると 2つの大腸菌になる 大腸菌が細胞分裂して 2つのイ-スト菌になることは無い この制約された不自由が 生命の神秘の源泉だ 同じ存在にしかなれないのであり 違う存在にはなれない仕組みが存在している 違ってしまうのは 仕組みに不具合もしくは 仕組みの能力不足だ 前例を踏襲し続け... 続きをみる
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主体が主催する様々な現象には 再現性がある 同じ動作を繰り返し 同じものをいくつも作る 同じようなものを取り込み 同じようにエネルギーに変えてゆく このような 能動的で再現性のある現象が 主体を支えており 主体は このような 能動的で再現性のある現象を 催している 再現できるということが 主体の存... 続きをみる
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主体が主体である理由を実践し 主体を維持しながら この循環の中で セカンドワールドが持続されている 自己保存を目的として その目的を達するための手段として 自己保存を実践しながら セカンドワールドが持続している 自己陶酔の世界と言えば そのとおりなのだろう 自画自賛しながら 主体の存在を肯定し そ... 続きをみる
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ファーストワールドの法則は 広く一般的であるのに対して セカンドワールドの法則は 主体が主体的に創生したローカルな法則だ だから 主体が消えれば法則も消え 主体が変われば 法則も変わる 法則が変わり 主体が変わるのかもしれない 双方向的だ しかし セカンドワールドの法則にも 特徴がある 法則の維持... 続きをみる
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生命のセントラルドグマには 法則がある DNAの塩基は4種類定められており RNAの塩基も4種類定められている アミノ酸も20種類定められており 光学異性体は必ずL-体であり D-体は使われない DNAの塩基配列と アミノ酸の対応関係を表す アミノ酸コード表も セントラルドグマで観察される 主要な... 続きをみる
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万有引力の法則や ケプラーの法則や 相対性理論がある このような法則が 世界を動かしている ・・・のではない 世界を動かしている様を 法則や理論として 表現したものが 万有引力の法則であり ケプラーの法則であり 相対性理論である 物体はこう動くべきである という法則ではなく 物体はこう動いている ... 続きをみる
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「うわー!うんこだ」 「逃げろ!逃げろ!」 「くさい!くさい!」 子供たちが騒いでいる 私も子供の頃 「うんこ」という言葉から逃げ回った 本物のうんこがなくても 「うんこ」という言葉さえあれば くさいのであり 逃げ回る動機になる こんな子供たちのじゃれ合いを 物質主義者は 「存在しない「うんこ」と... 続きをみる
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