ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2020年5月のブログ記事

  • 現実と理想 経験と観念 科学と宗教

    経験ばかりに固執していると 夢を描けない これから経験できることの多くは 経験したことであろうことはわかっていても 何か違うことを経験したいという夢を持つ そこで 現実を超越した理想が顕われる この理想と現実の齟齬において 経験論と観念論の論点が沸き上がる 多くの科学と宗教の齟齬も このような論点... 続きをみる

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  • 関係性という存在

    関係性が固定していないと 困ることがたくさんある たとえば 言葉の形と音と意味 たとえば DNAの塩基の組み合わせとアミノ酸 たとえば つねった皮膚と痛みを感じている場所 「黒色」書かれた文字を 「しろいろ」を読まれてはかなわない 本来あるべきグルタミンが来るべき位置に グリシンが配置されたら た... 続きをみる

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  • 存在理由の起源と存在理由への帰依

    地球上の大気に 酸素がなかったら 今生きている動物たちは 進化してこなかった 生命が環境に適応してゆくのだから 環境が違えば結果は違ってくるのは当然で 環境に合わせて いろいろな工夫をしながら生きている そんな因果なのだろう 動物は他の生物に寄生しなければ 生き延びられないようにできている ただ ... 続きをみる

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  • 精神の遷移

    人間の心には 自分と自分らしからぬものを 区別する能力が備わっているらしい ある意味 差別意識の根源だ それはよくないから 「相手の立場に立って考えなさい」 と言われることになる でも ・・・限度がある 状況にもよるが 自分の立場と 相手の立場を天秤にかけた時 どうしても 自分の立場を大切にしたく... 続きをみる

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  • 愚なれど通ず

    世の中には 間違っていることが たくさんあって それでも なんとなく うまく回っていて それと同じように 私にも たくさんたくさん まちがったこともあったけれど なんとなく やりすごし ともすれば まちがっていたことも 気づかずにいたりして なんだか ありがたい

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  • 観念が整備する道を歩む

    未来を夢見る 自分ばかりではなく 自分の周りの社会の有り様についても 未来を描き夢を見る そんな夢のような未来を切り拓く為に 過去の出来事が参考にされる 繰り返された幾多の現象がある この現象の繰り返す性質を 未来へと応用するという訳だ その性質がなぜあるのか? そんなことは 未来に利用する上では... 続きをみる

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  • 知識が変える未来

    起源をたどると なるほどと合点がいくことがある たとえば 漢字を習い始めたころ 「山という字は  山の形からきている」ということを聞き 「ああ、そうか」と思った この合点がいったときの心地よさからだろうか 「じゃあ、この字は?」と色々聞く でも 「山」以外では なかなか合点がいく答えが返ってこない... 続きをみる

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  • 運の分析哲学と観念論

    あの人はきれいだ あの人はかっこいい そんなふうに恵まれたあの人たちは 一言で言ってしまえば 運のいい人たちだ 運の良し悪しは たくさんの原因が絡み合っているから 運の良さの原因の探求は至難の業であり 現実的には不可能なことが多い 例えば 目や鼻といったパーツの一つ一つはとても良いのに バランスが... 続きをみる

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  • やっと買ったトイレットペーパー

    今朝 トイレットペーパーを トイレに備え付けた 買占め騒動のあと 値段が落ち着くのを 首を長くして 待ちに待って買った 待望のトイレットペーパーだ あれから随分と経った ひと月以上は経ったろう・・・ ようやっと このトイレットペーパーを使う日が来た してみれば このトイレットペーパーは 不要不急の... 続きをみる

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  • 世界の汚染源としての意識

    病気にもならず 何も食べなくても平気で うんこもしっこもしなくていい そんな体が欲しいと思っていた頃がある 小さな子供のころ かすみを食べて生きている仙人さんがいるという話を聞いて 憧れた その影響もあったのかもしれない 意識は 人や物に対して 好き嫌いを判断したりするだけではなくて 自分に対して... 続きをみる

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  • 副次的定義の実践の連鎖のなかで

    自己ー非自己の認識は 生きる基本だ この手は自分のものだとか この足もそうだとか 指も口も鼻も自分のだ そんな風になんとなく 自分の範囲を直感的に意識している 単細胞生物の大腸菌も 餌は消化するけれど 自分自身の維持に必要な細胞内小器官は 消化しないでいる ちゃんと 自己と非自己を認識している、、... 続きをみる

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  • 吟味するこころ

    「アイデンティティーを確立せよ」 そんな言葉にあこがれて 自分らしさがわからない自分を歯がゆく思った 他人との交わりの中で 他人の中にあこがれを抱き それが自分に欠けていると嘆いたり 他人の中に嫌悪を感じ それが自分の中にもそれがあると嘆いたり 自分を棚に上げ 他人を非難したり称賛したりした 人と... 続きをみる

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  • 今を犠牲にする理性の存在理由

    集団に属すると その集団に属する利益を享受できる この利益享受が危うくなった場合には 次のような選択を迫られることになる 例えば  集団の利益を守るために努力し続けるか  集団に属する他の利益に甘んじるか  集団を離れるか 集団に属することにより生まれる利益には 様々なものがある 反面 集団に属す... 続きをみる

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  • ゲン担ぎの哲学

    誤りと正しさの区別するために 思考が利用される このことについて考えてみた * ゲン担ぎに即して考えてみた 思考には 経験 推測 未来予測 未来設計 の4態がある 過去の経験から 未来を予測したり 現在の状態から過去の状態を推測する そして これらの予測や推測の延長として 現在に工夫を凝らして未来... 続きをみる

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  • 検事定年延長

    火事場泥棒なようなことをしてはいけない どうせ 火事場泥棒するなら もっと 役に立つことをしてもらいたい たとえば 増税はどうだろう 火事場で 財政出動が増えたのなら それをいつか補わないといけない 補えるようになった平和な時には もはやのど元を過ぎているので 増税など反対されるに決まっている だ... 続きをみる

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  • 思考と時空の関係について

    思考が 時間と空間の限界の中で 様々な要求を調停している やりたいことや やらなければならないことが たくさんあって”手が足りない”ということになると 一定時間の中できることは限られる そんな中で 時間や身体をやりくりするのが 思考の役割の一つだ * 「あれをして  これをおわらせて  それから ... 続きをみる

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  • 祈る生き物

    人間は 未来を描く生き物だ こんな未来が待っているに違いない そう思いながら生きる生き物だ そんな未来が来るかどうかが不安になると そんな未来がやってきますようにと 祈りながら生きる この祈るという 一見なんとも役に立ちそうもない行為が 人間の神髄なのだろう 一見役に立ちそうもない行為を 延々と続... 続きをみる

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  • 正義の変遷

    新型コロナは人類の敵である 確かに! しかし正確でないところもある 正確には このウイルスに耐性のない人間の敵であり このウイルスに耐性のある人間にとっては それほど忌み嫌う敵ではない コロナウイルスに耐性のある人は 恵まれた人だ 社会は 恵まれた人と 恵まれていない人が混在して形成されている ロ... 続きをみる

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  • 時節の創造とその応用

    時節という存在があるらしい 雨の時と 晴れの時があり たいがい その間に曇りの時がある 曖昧にゆったり遷移する時間の流れに 本当は節はない それに節を設けることにより 時節が創造される この時節は その切り替えを機に 行動を変えるために創造されたのだろう 仕事をやめる時間 休憩に入る時間 さまざま... 続きをみる

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  • 変遷の主体的存在

    餌として 口に入れたものが 消化され 排泄されると 当然 元の餌ではなくなる 口の咀嚼を受け 胃酸をかけられ もみほぐされ 消化液にさらされる 様々な苦難を経て 口に入った餌は 肛門から糞として排泄される このように 糞は 加工された産物だ 受動的に変遷してきた産物だ 能動的に変遷してゆく卵とは ... 続きをみる

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  • 糞の思考と卵の思考

    排せつ物を観れば それを排泄した動物の健康状態を推測できる 無論 細心の観察の積み重ねがなければ より正確で より多くのことを推測できない 広く鋭い経験則の積み重ねが 糞を見て健康を診断するという離れ業を可能にする 野生動物の糞を見ると その動物が何を食べているのかも 推測できる 糞という存在から... 続きをみる

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  • 現象に係る思考四態

    現象は 時間と密接に関係している 時間の経過とともに 現象が進行し軌跡を描く したがって 現象にかかわる思考には 時間の経過との関係で語らなければならない そこで 思考と時間の関係から 思考を4つに分類してみる 1 過去から現在に向かう正順の思考 2 現在から未来に向かう正順の思考 3 現在から過... 続きをみる

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  • 生命と思考

    演繹法は 演繹が成立する条件を満たすときに成立する 環境が変われば 条件を満たすことが無くなる可能性もありながら 通常であれば その条件が満たされているという暗黙の了解の中で その条件を無視することにより 演繹法は成立している 帰納法も同じだ 科学は この条件を見出すために努力を重ねて来たし これ... 続きをみる

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  • 統合的仮説としての進化

    法律は 目的をもって制定される その目的を達成に導く法律は 良い法律であり 逆に 抜け道だらけで その目的を達成しえない法律は 良い法律とは言いがたい 法律は 結果を想定して それを達成するための手段である その手段のために 経験則が利用される 経験則から導かれる 様々な未来予想を統合して 目的に... 続きをみる

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  • 私の中の切磋琢磨

    私の手は 考えていない だから 私の手は 考えている私とは異なるものだ 同じように 私の内臓も 考えている私ではない 理性的ではない妄想は 考えている私ではあるが 理性的に考えている私ではない このようなことを積み重ねてゆくと 私は 大きな私の中に存在する 小さな私の集合体と考えざるを得なくなる ... 続きをみる

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  • きままな 猫と暮らす夢

    貧しい時代 庭先で飼うのは 食材となる動物だった 鶏も 兎も山羊も食用だった 生きる術と求めて 動物を飼育した 今は 家族として ペットを飼育する時代になった 昔から 犬や猫をペットとして飼育していたが 余暇として飼育されていたところ いまでは 生きる意味を求めて飼育しているようなところがある 生... 続きをみる

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  • 秩序の形而上学

    何もしなければ 秩序は時間とともに乱れる この乱れを修復できれば 秩序は存続してゆき 乱れを修復できなければ 秩序は崩壊してゆく このような恒常的修復により 維持されている秩序においては この修復システムが形而上として存在している こんな崩壊があったり あんな崩壊があったりと 崩壊の原因が複数ある... 続きをみる

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  • 非常事態という非情

    非常事態というものが存在する 人間が自然を支配しきれないのだから 仕方がない 雨の日には雨の日なりに 嵐の日には嵐の日なりに 家にこもるより仕方がない 家にこもることが危険な場合には もっと安全な所にこもることになる 危機的状況を凌げば また 新しい朝が来る 凌いだ人々のために 新しい朝が来る 凌... 続きをみる

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  • 悩むという生得的戦略

    子供のころ 親に怒られた時 「困った」と思いつつ 頭を巡らせていたことは 「なんと言えば許してもらえるだろう?」 ということだった 自分ではうまく答えたつもりでも 決まって 親は 「正直に言いなさい」 とさらに攻めてくる そこでまた悩む 「正直な気持ちを話すべきか  許してもらえそうなことを話すべ... 続きをみる

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  • 野生の人間も飼い慣らされる

    医療は 人間の生命力を弱くする 医療の助けがないと生きられない人が 増えてゆくからだ 増えれば増えるほど 医療が求められ 必需品となり もっともっと弱くなってゆく これは 人間の個々の生命力の話であり 集団としての人間の生命力は 医療技術の発展とともに 強くなってゆく 集団が強くなり 個人が弱くな... 続きをみる

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  • 今日は憲法記念日なので

    国家の三要素は 領土 国民 主権 であるといわれている この3つを守るために 権力を設け 国としての秩序を維持するための権力機構を 憲法で定めている だから権力といえども 自由ではない しかし 権力も自由を欲する だから 自身の自由をも制限できる 聖なる権力ばかりではないから 憲法がこれをいさめる... 続きをみる

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  • 大志を描くという所作

    できることに限りがある 能力の限界と 時間の限界があるからだ 能力の限界を感じるとき できないことを できるようにすることも大事だが できないことを避けることも大事になる できないことを 際限なくしようとしていても 時間の無駄になる 能力の限界ばかりではなく 時間の限界もあるから 時間も早々無駄に... 続きをみる

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  • コロナ中心主義

    人間を中心に据えて考えるのが 人間中心主義だ そうなると 太陽も月も星たちも みんな人間の住む地球の周りをまわっているように 考えたくなる 教条主義は 教えを中心に据えているから 教えに逆らうことはご法度となり 魔女狩りの根拠になったりする ネット社会で言えば 炎上による社会権はく奪だ 今コロナ禍... 続きをみる

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  • 非日常の景色の中で

    いつもと同じ いつもと違う どちらも それぞれにありがたく それぞれに迷惑だ 旅行に行ったら いつもと同じでは どこかつまらない 普段の生活では いつもと同じが なんだかんだ言ってありがたい いつもと同じ いつもと違う 予定調和が壊れてきて 普段の生活で いつもと同じが少なくなって いつもと違うが... 続きをみる

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  • 奴隷座り

    露天風呂に入っていると 3人の若者の話が耳に入ってきた それは 「体育座りは奴隷座りだ」 という話 地面に腰を下ろし 立膝をして その膝を手で囲う 学校でお馴染みの体育座りは 奴隷座りともいうらしい なんでも エジプトの絵画に出てくる奴隷が 体育座りをしているということだ この奴隷座りは 正座やあ... 続きをみる

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