ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2020年1月のブログ記事

  • 自然の朝と観念的な朝

    社会は反応の連鎖に満ちている 誰かが何かをすると それに私が反応する その反応に また他の誰かが反応してゆく 反応する対象は 反応である必要はなく ただそこにある景色でもよい だから 反応は自然発生し 反応の連鎖は留まるところを知らない たとえば お日様が近づくと 空は明るくなり 暗闇に隠れていた... 続きをみる

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  • 無意味に意味を付加する

    巡礼の旅を義務としたり 霊山に登る儀式がある 何かをやり遂げる そんな行が世界各地にある 無意味なことに意味を付与すれば もはや無意味ではなくなる そんな想像された意味の檻の中で 息苦しさを感じながらも何かをやり遂げると なぜそこに意味が見いだされ続けているのかを体感し 息苦しさを乗り越える価値を... 続きをみる

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  • 新型コロナウイルス

    不運なことを避けるということと 不運に打ち克つということは 似て非なるところがある うまくいかない身をこなし 不運を避けながら過ごすことも大事だが 真正面から不運を受け止め これを克服してゆく強さにもあこがれる 新型コロナウイルスがやって来た 運と力強さが試される 功利主義ということなのだろう 不... 続きをみる

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  • 争いの種をまく思考

    現実には制約がある 思考にも制約がある この制約がそれぞれに異なるから 現実と思考の間に齟齬が生まれ 現実と思考の間に争いが生じる 思考と思考の間に争いが生じる 現実と現実の間に争いが生じる このような争いを抑えるために それぞれに同じ制約をすればよいのだけれど 思考が自由を叫び 制約を除去してし... 続きをみる

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  • 新しい服を探す

    いろいろな身分を 自我に着飾る 「男」や「女」 「子供」や「大人」 「既婚」や「未婚」 「部下」や「上司」 「公」や「私」 着飾っていることに慣れてしまった自我は 裸でいるのが恥ずかしい だから せっせと服を着る 裸の自我はなぜ恥ずかしい 身体も裸になると恥ずかしい いつのまにやら 本当のことを隠... 続きをみる

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  • 意識の中の言葉は透明に存在する

    私の意識になかで 言葉が踊っている それなのに その言葉を文字を見ることも その言葉を音を聞くこともできはしない 私の中の意識の言葉は透明だ それでも鮮明に言葉が踊っている この透明な言葉は魂と同じかもしれない 魂というものも音もしなければ見えもしない 透明な意識が 確かの私の中に存在している 透... 続きをみる

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  • 人間回復

    生殖医療をしても 子供を授かれない夫婦が増えている これが事実であるならば 人間の 動物としての いや 生命としての能力が 落ちてきている さみしいことだ 社会として 人間としての能力が向上すると 生命としての能力は 落ちてしまうのだろうか? 両立する手立ての模索が求められる 生命は厳しい環境で鍛... 続きをみる

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  • 裁判と調停

    裁判と調停の違いは 技術点と芸術点の配分比重にあるのかと思いついた フィギアスケートなどの競技において 技術点と芸術点の総合点が争われる どちらの点に総合点の配分を多くするかで 勝敗が左右される場面もあるだろう 裁判は 技術点の配分が高く 調停は 芸術点の配分が高い手続きなのだろう 法律の規定です... 続きをみる

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  • 壁を飾り補強する言葉たち

    種の壁がある 種と種を分けている壁だ ギフチョウと ヒメギフチョウは 交雑可能ではあるが 生息地域の重複が少ないので 互いに交雑する機会が少なく それぞれの種が保たれている ライオンと ヒョウの交雑で生まれた レオポンやライガーには 生殖能力はない 種の壁を越えて次世代は育たない 逆に言えば 種の... 続きをみる

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  • 懲りない面々

    状況が変わると 雨は 雹になり 霰になり 雪になる 「雨だと言っていたのに  雪とは何事だ」 そう怒っても 「状況が変わった」で 終わる話だ 嘘が本当へ 本当が嘘へと 雨や雪のように変わる 過去の話は状況次第で嘘になる 昨日は雪だったのか 雨だったのか 記録がなくなれば 忘れ去られてゆく 社会の中... 続きをみる

  • 矛盾を超える時間の使い分け

    冬には鍋料理がありがたい 夏には冷やし中華が良く似合う 身体が欲しているのだろう 夏には夏の身体があり 冬には冬の身体がある 四季折々の身体に合わせて 四季折々の意識が働く 春の意識が 秋の意識に歯向かうこともなく 冬の意識が 夏の意識に流儀の違いを説教することもなく 時間を分有しながら 共存して... 続きをみる

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  • 「らしさ」を求めあう秩序

    友達らしく振舞う 部下らしく振舞う 上司らしく振舞う 子供らしく振舞う 親らしく振舞う らしさには 義務というか 欺瞞というか 偽善というか そこまでいびつに歪められたものではないにせよ 自分らしさの抑制がある 地球は地球らしく ここはここらしくしてくれているから 今の暮らしが成り立っている 時々... 続きをみる

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  • 創造された顔

    表面的には 理性が本能を制御しているのだけれど 心の中では 理性が本能に屈していることがよくある このアンバランスは 理性に制御された言葉には出にくいのだけれど 顔の表情には出てしまうことがあるらしい 表面的に取り繕われた嘘も同じだ だからだろう 顔も理性で鍛えれあげ 理性で制御できるようになれば... 続きをみる

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  • 言葉が飛び交う空間

    いつのまにか こんな人格が 植え付けられている 私という名の人格なのだけれど どこかの他者たちが 私に植え付けた人格のようでもある だからだろうか 私という名の人格同士が 口論したり 意気投合したりしている 色々な私 一人であるにもかかわらず 頭の中で たくさんの言葉がやり取りされる 私という人格... 続きをみる

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  • 見た目を創るということ

    軍服を着て 戦争反対や自由を叫ぶ人には 違和感を覚える 誰しも それらしい服を選んで着ているからなのだろう 言葉を着飾るように 服で表現をしている 見た目と 実際は 一致していた方がわかりやすい 今日はどんな日になるのだろう どんな服を着るだろう どんな服を着て どんな日を演出してゆくのだろう い... 続きをみる

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  • 言葉と心が一つになる時

    発する言葉とは裏腹な心に気づく時がある 言葉と心のどちらが正しいのか どちらが本物なのか 自分自身でもわからないから 発する言葉と裏腹な心が現れて揺れる 言葉の道と 心の道が分岐している 分岐した道を進むうちに いつの間にやら 過去の言葉が嘘に染められる だからだろう 時に 「ああ、失敗した」と嘆... 続きをみる

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  • 浅漬けの味わい

    季節の野菜は そのまま食べてもおいしいが 浅漬けにすると 本来のおいしさに加えて 浅漬けの味わいが楽しめる 塩もみだけでもおいしくなるが 刻みショウガや トウガラシなどを付け加えると さらに味に深みが増してくる 浅漬けの世界では 様々な天然の調味料を組み合わせては 様々な味わいが展開されている 人... 続きをみる

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  • 言われるがままに

    よく考えることもなく 言われるがままに 行動していることがある よく考えると してはいけないことでも 考えもしなければ してしまう 言われるがままにしていることは そういうことだ 結果として 良いことをしていることも 悪いことをしていることもある そして 言われるがままにした その結果で 褒められ... 続きをみる

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  • 話をしながら道を歩く

    いろいろな人がいる すたすたと横断歩道を渡る人 ゆっくりと横断歩道を渡る人 おっかなびっくり渡る人 足を引きずり渡る人 目が見えず杖を頼りに渡る人 困っている人を助けながら渡る人 助け方が上手い人 助け方が下手な人 助けようとする人 それから逃げる人 助け方を 知っている人 知らぬ人 助け方を指導... 続きをみる

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  • 歪められている「正しい自然」

    人間は技術を駆使して 自然を歪めながら生きている 害虫や害獣を駆除し 雑草を排除して有益な作物を栽培する 荒ぶる災害を 未然に防ぎ安全に過ごす 正しい技術を以て 正しい自然の中で生きてゆく 正義は このような技術の総意である 人間は正義の技術を駆使して 社会を歪めながら生きている 同時に さらに良... 続きをみる

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  • 会話での共有が存在を創造する

    二者の間の会話において 共有できることが存在する 二者の間で 共有できないことは この二者の間では存在しないことである 会話のなかで 存在は生まれたり 消滅したりする 二者の間の会話で存在したものが 第三者との間でも存在すると その存在は 共有する者の間で存在することになる 存在が より多くの人の... 続きをみる

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  • 「be」は共有確認の表現である

    言葉は 共有していることを確認するために交わし合う be動詞はその最たるものだ ~ですか? ~ではないですか? はい、そうです いいえ、違います 同調や 不調の確認に be動詞が活用される 同調が be で 不調が be not だ 同調や不調の確認の表現として beが共有されている 共有している... 続きをみる

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  • 「ありがとう」の存在論と沈黙について

    「ありがとう」という言葉には おおきく3つの構成要素がある (1)実体 文字や音声などの表現としての実体 (2)心理 感謝という感情や感覚 (3)思考 発意者として 感謝をどのように表現しようか考えたり あるいは 受意者として 「ありがとう」の表現を受けたことの意義を考えたりする思考 文字や音声と... 続きをみる

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  • 空想の実体としての哲学・科学・心理学

    思考には対象がある 今の感情であることも 今の感覚であることも 過去の感情や感覚であることもある そして 未来への空想であったりする 空想を実現するために 手足を動かすことがある 手足を動かして実体を改変する 改変された実体が 改変に応じて感覚となり 再び思考の俎上に上る 実体の世界があり 感情・... 続きをみる

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  • 動き回る夢

    いつの間にか忘れている夢がある その化石が 本棚の隅の紙切れの走り書きとなって 表れてくることがある 同じように 死に絶え 絶滅した生物種は 忘れられた夢なのだろう ただただ懸命に生きようと 夢を見ていたあの頃が 化石となり姿を現す いつの間にか 忘れていた夢 なぜ諦められたのか どのように諦めら... 続きをみる

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  • 石碑や日々消費される言葉たち

    石に文字が刻まれていることがある それを眺めると 刻んだ人へも思いが馳せる 後世へと残してゆきたい言葉を 選び抜き 石を切り それに文字を刻んでゆく 誉れ高い記念碑であったり 津波や地震、水害など 災害への警告であったりする 日々生まれては消えてゆく言葉たち その言葉たちが選別される 聞かれない言... 続きをみる

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  • 命の輝き

    他人の心配をすることは 容易なことではない 「どうせ心配してくれるなら  ああして欲しかった  こうして欲しかった」 などと言われるのはまだいい 「余計な心配してくれて  えらい迷惑だ」 ということにもなりかねない 心配で心配で どうしようもなく手を差し伸べる その後 この手を差し伸べた結果が出て... 続きをみる

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  • 情報操が創る敵

    情報操作で秩序を変えることもできるのだけれど 情報操作しても変えられない現実もある 情報操作で操れるのは人間だけだから 人間が変えられる範囲でしか 現実を変えられない 地球環境も 人間ができる範囲でしか保護できない それにしても人間の影響力が大きくなったのだろう すべての人間を操作できれば 地球環... 続きをみる

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  • 紡がれてゆく過去の経験

    歴史から解放されたとき 人間社会は崩壊してしまうのだろう その自由の中で 人間の中の動物たちが叫びあい 威嚇しあい 怯え 友情をはぐくむ 経歴から解放されたとき 私の人格は崩壊するのだろう その自由の中で 私は叫び 驚き 戸惑い 友を求める DNAから解放されたとき 生命は崩壊する ゆっくりと 無... 続きをみる

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  • 死者の魂を蘇られる思い

    ジョンレノンと言えば Love and Peace の象徴だ 様々な思想に 夫々の英雄の歴史が刻まれている 古代インカ帝国の領主は ミイラであったという 領主の死後 その従者たちが 領主の亡骸をミイラとし そのミイラを領主と崇め 国を治め続けていたという 思想や国家の象徴は 生きている必要はない ... 続きをみる

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  • 言葉の檻

    言葉の中に 不条理が息づいていることがある しばしば 愛と引き換えに 理不尽な要求がなされることがある 愛に包まれた理不尽だ 様々な愛がある どんな愛であれ 愛が息づいている間は 理不尽な要求も幸せにしているのだけれど 愛が醒めると 理不尽はいきり立ち 魅力と同居していた嫌悪が牙をむく 退屈で落ち... 続きをみる

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  • 感謝と愛の相違について

    別れには悲しみが伴う 別れ難きを別れるから悲しいのであり 逃走の場合には別れとは言わない 別れ話がこじれるのは どちらかが別れたくて どちらかが別れたくないからだ この別れたくないという思いが 別れを悲しくしている 別れたくないという思いは 愛なのだろう 愛がなければ 別れもつらくない 愛していな... 続きをみる

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  • 不条理を受け入れる多様性の魂

    煮干しやスルメは 乾物だ 言葉を変えれば ミイラといえなくもない 煮干しになった魚や スルメになったイカも 懸命に生きようとする自我があったろう そう思うと 食べたくなくなる だから 煮干しやスルメをミイラとは呼ばない ミイラという言葉には 精神が宿っているらしい スルメや煮干しに ミイラと名付け... 続きをみる

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  • 言葉の死

    死は 独立して存在していない 生きていたから生じる現象だ だからだろう 死の意味を考える時 生きていた時との対比がなされる 言葉は 現象の一部を切り取り それを 独立した存在として扱う 死は生から独立してはいない 一続きの現象にもかかわらず 生から分離して死を語ろうとするところが 言葉にはある 言... 続きをみる

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  • 生命樹という仮想時空

    生命樹 生命の起源から 枝分かれを繰り返し 様々な生命が進化してきた その枝分かれの過程を 線で結んでゆくと 一本の樹ができる 38億年かけて 育て上げられた生命樹 数えられぬくらい多くの生と死を重ね合い 未来へと描き続けられてきた生命樹 これからも この樹の枝を伸ばすために 生と死が繰り返されよ... 続きをみる

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  • ミイラ展

    国立科学博物館で ミイラ展が開催されている 昨日見てきた すごい数の人だった 「永遠の命」を求めて という副題がついていた ミイラの永遠は 命ではなくて 物質なのだろう このように斜め目線で見ても 「永遠の命」を求めてる気持ちを共有できる 命への思いや祈りは 普遍性が高い心情だ ミイラの同一性は物... 続きをみる

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  • 一笑二敗がちょうどいい

    雨にも負けず 風にも負けず このように 天候に勝っても 天候はびくともしないから 遠慮なく勝てばいい でも 相手が人間ならば話が違う 相手が虫であっても違うのだ たとえば ゴキブリのような強い相手なら 勝っても勝っても 相手はびくともせずに またやってくる それに ただ勝てばいいというものでもない... 続きをみる

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  • 祈るという理性

    小さな祠に 小さなお供え物が置いてある どこに お供えをしても 良いのだ 何も 大きく立派で威圧的な祠に 大きなお供え物をする必要もあるまい 何も 美しく飾り付け 権威付け 功徳がありそうな佇まいを ありがたがることもあるまい しかし 人の心を集めるために 技術が集約されている 願いという思考があ... 続きをみる

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  • どのような記憶と共に生きるか

    人間は 記憶と共に生きている そして 記憶が導く未来を描く 描かれた 好ましい未来や 忌まわしい未来とともに 人間は生きている 未来を描く元の素材としての記憶が異なると 異なった未来を描くことになる そこで どのような記憶と共に生きるのかを 考えることになる 主義主張は このような過程で生まれてく... 続きをみる

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  • 記憶と記録

    記録は融合しないけれど 記憶は融合する 10年前の私と 1年前の私と 今の私が 私の記憶の中で融合して ひとつの私を形成している 経時的記憶の融合だ 夜 空にはたくさんの星が輝いている これらの星は 一つ一つの星でありながら 星という類型として存在している 同時的記憶の融合だ 融合に供され 抽象化... 続きをみる

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  • 思考と記憶

    思考は記憶を整理している 記録や 実態を 認識して得られる 記憶が 思考の対象だ 記憶されなかったものは 思考の対象から外れてゆく 思い出せば 再び 思考の俎上に上る 記憶されえぬ存在は 思考の外にある 実存であろうが 実体であろうが 言葉であろうが 物語であろうが 五感であろうが 体験であろうが... 続きをみる

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  • 普遍性と記憶の起源

    記憶には起源がある 実体を起源とする記憶もあれば 夢を起源とする記憶もあり 実績を起源とする記憶もある 直感を起源とする記憶もあれば 検証を起源とする記憶もあり 思索を起源とする記憶もある 創作を起源とする記憶もあれば 伝承を起源とする記憶もあり 常識を起源とする記憶もある 百聞を起源とする記憶も... 続きをみる

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  • 未来への思考

    象徴化された時空の中で 記憶の時空が再構成される 予想は 過去の時系列が 未来の時系列への近似だ 過去も 未来も 象徴化された記憶として存在する 地層の中で固まった化石とは違い 思考の俎上の上で 様々な記憶の時空が動き回る 過去が 反芻され この反芻と呼応させるように 未来が 反芻される 現在と並... 続きをみる

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  • 思考と象徴化

    記憶を象徴化する 無論 記憶自体が象徴であり 五感自体が象徴化である 感情も象徴化される 象徴化の連鎖が 思考の本質である 記憶と記憶の関係も象徴化される 象徴化された言語や図形や数式や音楽が 象徴化という現象を効率化している 様々な象徴と象徴の関係が さらに象徴化しながら 象徴化された存在世界が... 続きをみる

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  • 思考の志向性

    思考の対象としての存在に 五感の記憶が含まれる 絵にも描けない美しさも 思考の対象である 言語化できない印象も 思考の対象である 「あれは何だったのか?」 覚知できなかった何かを 懸命に思い出しながら あれこれと思考を巡らす 思考の本質のひとつに 不明確なものへの志向がある それがなければ 思考の... 続きをみる

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  • 厚みのある普遍性

    ラッキョウの皮をむいてゆくと 最後には中身が無くなってしまう 日本は四季の国であり 春があり 夏があり 秋があり 冬がある そしてまた 春が訪れる 春には春の衣をまとった日本があり 夏には夏の 秋には秋の 冬には冬の衣装をまとった日本がある 日本には 四季以外にも 様々な衣をまとっている 衣をまと... 続きをみる

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  • バブルの収まり

    生命は DNAが拡げるバブルである 国は 国の系譜が拡げるバブルであり 民族や 家族や 個人も それぞれの系譜が拡げるバブルである バブルを拡げるには その外側に拡がらなければ拡がらない 外側に 他の存在があると バブルの拡張を阻害される 他のバブルと接するとき 調和があり 競争がある バブルをつ... 続きをみる

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  • 虚無主義の空に浮かぶ存在

    空には 夜星があり 朝 太陽が昇り これらを隠す 陽気な雲や 不気味な雲が浮いている 虚無主義の空に浮かぶ思考は 都合の良いものばかりではなく 都合の悪いものもある 青いキャンバスに 黒を塗ることも 白を塗ることも 明るい光をともすこともできる 虚無には 自由があり すべてを許容する無秩序が存在す... 続きをみる

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  • 意味思う故に意味在り

    趣味という存在には ひとつの特徴がある なくても良いものだが 「それがないと生きる意味がない」 そんな思いを引き出してくれる存在だ このような拘りが 活動を維持している 生きたいというこだわりが 痛みや苦しみとなり顕われる 皆によく思われたいという拘りが 同情や感謝として顕われる 生きることに意味... 続きをみる

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  • 意味を維持する無意味

    生まれてこなくてもよかった この虚無主義には理由がある すべての生命の背景に 存在の必然性がないからである 一億年前 人間のいない地球が 太陽を回っていた しかし 今 人間がその地球に生きている その事を否定しようとしても どうしても否定できない この懐疑論の中から 人間が生息しているゆえに 人間... 続きをみる

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