ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2018年12月のブログ記事

  • 調整される歪みたち

    デフォルメされた絵画には その中に 自然な それでいて きわどい調和を観察することができる それが 写真にはない魅力となっている あるがままではない魅力だ 魅力的な嘘を 真実とするようなからくが デフォルメされた絵画に隠れているのだろう 命は あるがままに無為でいれば 自然に還る死出の旅に踏み出す... 続きをみる

    nice! 2
  • 普遍主義と個別主義の併存

    普遍的な存在が 普遍的に存在するためには 普遍的な環境が必要だ 環境が普遍的でなく 変動するものである場合 普遍的な存在であり続け 普遍的な反応しかしないと 環境により存続しえなくなる このため 普遍的に存在するためには 環境に即した代替的選択肢をたくさん用意して 対応しなければならない ーーーー... 続きをみる

    nice! 2
  • 生れたての柔らかな暖かさ

    こころが あたたまる それを目指す思想が 宗教かもしれない 厳密に言えば 宗教の始まりかもしれない 始まりがあり 終わりがある そして その間がある 始まりのこころがあり 終わりのこころがあり その間のこころがある それぞれに 別々のこころがある 批判され それに対抗するため築かれた理屈の山の中で... 続きをみる

    nice! 1
  • 未来の肥やしたる記録や記憶

    あでやかに 沈んでゆく夕陽もあれば 人知れず 雲に隠れながら沈んでゆく夕陽もある どちらも 同じ太陽だ どちらにしても 終わりが近づくことは さみしいことだ 冬空の夕陽は ことに物悲しい 美しいほどに 物悲しい 終わってゆく記憶を 夕陽も太陽も 背負わされているようだ ーーーーー メモ 人恋しい ... 続きをみる

    nice! 1
  • イソップのコウモリ

    獣の王様がいて 鳥の王様がいて それぞれの周りに それぞれの仲間が集い 集団の間で争いがあったりする どちらにも 属することができるコウモリは 特殊な存在だ どちらからも嫌われることもできるし どちらからも好かれることもできる潜在にある どちらに転ぶのか? その展開が イソップの物語の肝であろう ... 続きをみる

    nice! 1
  • 絵に描いた餅や神

    絵に描いた餅も 絵に描いた神も 絵筆で紙に描くことができる 紙に描かれたものは 紙が劣化するまでは存在していた しかし今は 紙ではなく パソコンの画面に 絵が描かれるようになった すると 絵に描いた餅も 絵に描いた神も 紙ではなく光になった 光が消えると消えてしまう餅や神 そんな存在になった 忙し... 続きをみる

    nice! 2
  • 社会の公正との調和・不調和

    右側通行の道路と 左側通行の道路が 混在していると 今どちらのルールの道路を走っているのか 混乱しやすい だから 右側通行ならすべて右側 左側通行ならすべて左側がいい どうせなら 世界で統一されればもっといい しかし 世界統一されるまでの間 右派は右側通行の利点を 左派は左側通行の利点を強調する ... 続きをみる

    nice! 2
  • 救うものと捨てるものの選別主体について

    人気のない巨大な空間の中で 製品が整然と生産されてゆく 工場見学 人の営みを称賛するのではなく 人が創造した機械を称賛しながら 見学が続く きれいごとでいうと このような機械化は 人件費を抑制することにより 消費者の負担を減らすために積み重ねられた 努力の結晶だ その結果 デフレ圧力が高まる この... 続きをみる

    nice! 1
  • 歪みを承継する反応

    定型的に反応する このことにより 歪みが伝わる たとえば、、、、 言葉があり それを見聞きすると 意識に歪みが生じる 意味が通じるというのは このように歪みが 美しく共鳴し 別の歪みとして承継される状態だろう 反応は 歪みを伝播する機構である ーーーーー メモ 歪みが 美しく伝播すると 歪みが 時... 続きをみる

    nice! 1
  • 戦争も平和も歪みの連鎖

    波打ち際の砂地は 平坦である そこに山や谷を作っても 次の波が来ると また 平坦に戻る 戻りきらなくても またその次の波がやってくると 平坦に戻る 平坦という存在 山という存在 谷という存在 これらの存在は 他から区別できる均一ではない歪みの部分として 認識される 生命も 歪みを維持し続けている ... 続きをみる

    nice! 1
  • 自然を歪め、命を育む系譜

    自然体でいるということは 生きている状態を 前提としている言葉に聞こえる しかし 死んだ状態のほうが ある意味 より自然な状態だ 無理をせず なすがままにされている状態を自然というならば 死んでいる状態のほうが より自然体であるという意味だ 死ぬことを 自然に帰ると表現することがある所以であろう ... 続きをみる

    nice! 1
  • 加工という歪みの熟成

    粘土をこね 歪め 切り裂き 彫り込み 粘土細工が出来上がる 出来上がるのか 出来上がったことにするのか 終わりがあるようで ない どこで完成とするのか その基準は 粘土にはなく 粘土をいじる人にある 教育され 社会に訓課され 人々が成長する 成長に終わりはない 粘土細工と同じ宿命だ ーーーーー メ... 続きをみる

    nice! 1
  • 過去と自然を歪める努力が未来を拓く

    「人は  自分が被害者だと思った時に  一番ひどいことをする」 そう聞いたことがる 潜在的に  普段できない自分勝手を  本当は相手に押し付たい そこで 紛争があり 自分が被害者でるということになると 「免罪符を得た」とばかりに 自分の勝手を加害者に押し付ける 未来に向かっては 被害者になりたくな... 続きをみる

    nice! 1
  • 性淘汰と差別のはざまにて

    あれもこれもほしくなる男の子 あれがいいかこれがいいか 選ぶことを楽しむ女の子 この違いが本当かどうかは さておき こういう傾向性があるということは 進化論的には合理的だ 悲しいことというべきか 進化論には優生学的側面がある 政治的法律的に優生思想を実践すると さまざまな問題が派生するけれど 「メ... 続きをみる

    nice! 1
  • 独立的自由と支配的自由のはざまにて

    厳しいことを やわらかく伝える技術もあれば どうでも良いことを 哀しく感じるように伝える技術や 怒らせるように伝える技術もある どんな言葉の技術に傾倒するかで その人の人格が計られる 言葉は心の窓と言われる所以だ 厳しいことを やわらかく伝えることは難しくとも せめて どうでも良いことを 楽しく伝... 続きをみる

    nice! 1
  • 過程としての適応 結果としての共役

    たくさんの機能を持つ このことは 便利であるが大変でもある 機能ごとに 空間と時間が消費されるからである パソコンのソフトの機能が 多岐にわたるようになってきた これはパソコンの 記憶容量の増大と処理速度の向上による 空間と時間の効率化があって 機能を多角化することができるようになってきた 一つの... 続きをみる

    nice! 1
  • 素敵な阿呆が夢見る「2100年宇宙の旅」

    大いなる無駄は えてして 大いなる無駄のままではあるが 時として 大いなる発見につながることがある ただ 大いなる無駄のままである可能性が高いので たいていは 大いなる無駄を避けて歩くことになる しかし そんなことばかりしていると 進歩がない そう思いつつも 安全な道を選ぶのが一般的だ ところが ... 続きをみる

    nice! 1
  • なかなかできないアンガーマネージメント

    怒ると 頭に血が上り 顔が赤くなり熱くなる 漫画の世界では この状態で頭にヤカンをのせると お湯が沸く 怒る当人にしてみれば お湯を沸かすために怒っているのではない 何かの不都合を怒っているのだ * 自分では 怒っていないつもりでも 周りの人には 怒っているように見える時があるらしい そのような時... 続きをみる

    nice! 1
  • 引きこもりの記事を眺め考えたこと

    カッコウは 優雅に鳴いている 托卵して ウグイスなど 赤の他人に子育てを任せていると聞くから なおさら優雅に聞こえる 騙されている ウグイスは 自分の実の子が巣から押し出され カッコウの子だけになっても その子にせっせと餌を運ぶ なぜ利用されていることに気づかないのだろう なぜこんな理不尽が許され... 続きをみる

    nice! 1
  • 裸の力をとりまく文化の力

    年配者が 免許証を返納することがある * 自動車は 運転手がいないと 走れない これは昔の話になりかけている 自動運転の進歩は 日進月歩の勢いで進んでいるに違いない * 自動車を運転する能力がないと 運転免許証を交付してもらえない 免許を持つ者と持たぬ者で 区別をするための制度だ 自動運転の技術は... 続きをみる

    nice! 1
  • 理想を持つという目的論的理性

    人間の顔には たいてい目が二つ付いていて 鼻筋がその間を通り その下に一つ口がついている 美人とか 可愛いとか イケメンとか そう言われる人もいれば そう言われない人もいるが 顔の造りは 皆、前段のとおりである 目が離れすぎていても 良い場合もあり悪い場合もあり 口が大きくても 良い具合である場合... 続きをみる

    nice! 1
  • 月影はダイレクトメール

    鳥が横切ると それを知覚することができる しかし 光が横切っても それを知覚できない 光を見ているのではなく 目に入ってきた光を感じているから 目の前を通り過ぎてゆく光は 目に入らないのでそれを感じることができない 隣り合った二人が お月様を見ているとしよう 同じ月を見ているけれど 同じ場所から反... 続きをみる

    nice! 1
  • 思想も哲学も失敗を前提とする夢の一側

    思考に対し 確実性が求められているわけではない 少なくとも 生きることなどの実践よりも 確実性は求められていない 思考は 浮き雲のように 現れては消えてゆく あるいは 蜘蛛の子の様に 沢山産まれては ほとんどが成熟する前に死滅する 上手くいかないのが当たり前 上手くいったらめっけもの 思考の位置づ... 続きをみる

    nice! 1
  • 万能への憧れと憂鬱そして破壊と生成

    年々 身長が縮む 筋肉量が減り 脂肪量が増える 要領ばかりよくなり 失敗しそうなことを敬遠する これでは エネルギー消費は減る一方 使わない能力は減退する 無駄を楽しみたいものだ なんて言っていては 老化に歯止めはかからないだろう 老化防止には 無駄に巻き込まれ もがく覚悟が必要だ ーーーーー メ... 続きをみる

    nice! 2
  • 未来に過去を描く努力としての因果律

    目は前向きだ 後ろは見えない 記憶は 後ろ向きだ 過去しかない 意識は 過去にも 未来にも向いている 欲張りだ ーーーーー メモ 過去を学ばなければ 未来は見えない これは 記憶が時間経過と出来事を共存させて 因果律を見出す助けをしている成果だ ある意味 未来を見ようとしなければ 記憶は必要でない... 続きをみる

    nice! 2
  • 得ること 失うこと

    元来怠け者の私は 空を飛ぶ翼よりも 葉緑体を持ちたかった 水と太陽の光があれば 自分で栄養を自動的に作れる そうなれば 働かなくても生きていけることになる とすれば 勉強もする必要がない 学校も宿題も無縁の世界が開ける こう考えていた これは 天使の羽のような発想だ とってつけたような夢ということ... 続きをみる

    nice! 1
  • ムンクの「叫び」

    「朱」 という黒色の文字に反応して 朱色を感じることができる とすれば 『「朱」は黒色である』という命題も 『「朱」は朱色である』という命題も 共に真とすることはできるだろうか? であれば 「黒色は朱色である」と演繹できる とすれば 朱に交われば赤くなるのだから 黒に交わればやはり赤くなるのだろう... 続きをみる

    nice! 1
  • 情報はしおらしい種である

    おご馳走を分けてもらうことと お料理のレシピを教えてもらうことの違いを 抽象的に表現すると 前者は実物の贈与であり 後者は情報の贈与だ 実物の贈与は 手間いらずで すぐにおご馳走を食べられるが 食べたら終わりだ 情報の贈与では 材料を集めたり 手を加えたりしないと 実物の料理にはならないが 繰り返... 続きをみる

    nice! 2
  • それなりをまっとうする

    まっとうであることを望んでみる ヘビがいて カエルがいて それぞれが まっとうであろうとする そして ヘビは捕まえようと懸命になり カエルは逃げようと懸命になる この結末がどうなろうと それぞれが 懸命にそれぞれをまっとうする 他の何ものになろうとするでもなく それぞれをまっとうする そうすること... 続きをみる

    nice! 1
  • 車のサイドミラーのカメラ化と独我論について

    サイドミラーのない車が実用化した 見にくいところを 鏡で見る時代が終焉し カメラで見る時代が到来してきた 車のフレームが邪魔して 斜め前方の視界が遮られることもあるから この部分を補完してくれるカメラも欲しくなる いずれ 運転席から見る前方の景色も横の景色も カメラで見る時代になるかもしれない 鉄... 続きをみる

    nice! 1
  • 出会い魅せられ困難にぶつかり横に流れる

    ガラケーを使っていたが 故障したのを機に いよいよスマホを買った せっかく馴染んだガラケーと 縁を切る寂しさと 新しいスマホとの出会いに 希望と不安を抱きながら 購入手続きを完了した 科学技術の進歩に伴い 様々な機械が生活に侵入してくる このような侵入を受けるたびに その機械の操作方法を学び その... 続きをみる

    nice! 2