ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

2023年1月のブログ記事

  • 徴候と憶測:我々はどこから来たのか

    おかしな男が おかしな女と出会い 子供をもうけた その子もまた おかしな人と出会い 子供をもうけた そうこうしているうちに おなかしなことは どんどんと 普通のことのようになってきた おかしなことが まかり通るようになってきた こうして 文明が開化してきた そして どんどん 理性的で愚かになってき... 続きをみる

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  • 徴候と憶測:共同幻想と雨だれの音

    雨だれの音が耳障りな夜のこと その雨だれの遠い遠いはるかな向こうから 消防車の音が聞こえてきた どこかで火事があったらしい どれどれと見に行けるほど近くではないらしい 様々な憶測が また眠りを妨げる 考えてみれば 火事があったことを確かめないのと同じに 雨だれの音を聞いているだけで 雨が降っている... 続きをみる

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  • 徴候と憶測:考えるということ

    考えている私は 何時だって今にいる その私が 次々と過去になり その考えていたことが徴となり 記憶され 今に残される その徴を辿り 過去の私の考えを憶測する 今の私がいる 未来へ行くことはない 未来は 今にやってきて 今を過去に追いやり続け 徴ばかりが残される 私は これらの徴を 今に留める足場で... 続きをみる

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  • 徴候と憶測:過去の徴たちの恩讐

    人様には言えないような 様々な欲求や策略を隠し持っている 懸命に隠している「それ」を 曝してしまいたくなる時がある そんな時 そんな「それ」に 支配されているのだ 「それ」を隠しているばかりではない 「それ」に支配されていることをも隠しているのだ なぜそれらを隠すのか? 心の中に宿った 他者の心が... 続きをみる

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  • 徴候と憶測:人に見られるということ

    「見た目で人を判断してはいけない」 という金言がある しかしながら この金言は とかく人間には 見た目で人を判断してしまう習性があるから 金言として言い伝えられている 見た目でいうと 男か?女か?ということもある 男の子は 男の子らしい遊びをするだろうと育てられ 実際にそういう遊びをしながら育つこ... 続きをみる

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  • 徴候と憶測:徴の機能とゲン担ぎ

    前を走っているトラックのバンパーに 「毒」の文字が大きく表示されていた このバンパーに取り付けられた標識は 荷台に「毒」が乗せられているという 注意喚起に違いない 「ぶつけたら大変だ  いつも以上に注意しないといけない」 そう思わせる代物だ でもどうだろう 仮に 空荷のドラックであっても このよう... 続きをみる

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  • 道程の設え:言葉たちの恵

    スーパーの食品売り場には 大自然からの恵が 所狭しと陳列されている 農場で栽培された野菜や まき場で飼育された家畜は 人工的な環境で育てられているので 大自然からの恵ではない、、、のかもしれない だからなのか 神様からの恵というと 違和感がなくなる 狭義の大自然からの恵は 山菜や野生動物であって ... 続きをみる

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  • 道程の設え:道程の両義性

    水が流れる道程は 右岸と左岸に囲まれている どちらかの岸が崩れると 道程も 崩れる前とは異なるものとなる ダーウィニズムにも 右岸に優性思想があり 左岸に相補思想がある 優性思想は 弱肉強食の考え方で 強いものが生き残ることにより 未来の人間はより強くなるという考えだ これに対して 人間は他の動物... 続きをみる

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  • 道程の設え:実践可能性と再現性

    良き道程の設えは 道程の実践可能性が高いことである そして 存続してゆく道程の設えは その設えの再現性が高くなければならない * 花火の設えは ちょうど良いタイミングで 火薬に火が燃え広がってゆく必要がある 酸素濃度が大きく違えば 火薬も変化させてゆくなければならなくなる 極端に言えば 酸素がない... 続きをみる

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  • 道程の設え:予定表の存在

    予定表に文字を刻む するとどうだろう 私の行動は その文字に制限される 私が刻んだ文字だろうと 誰かが刻んだ文字だろうとかまわない その刻まれた文字に従い 私は動く そうすることで 私は 予定に従い行動できる人間になれる このような人間にとって 予定表は 道程の設えだ その設えにより 現実を乗り越... 続きをみる

  • 道程の設え:Just like another day

    ありきたりの日が過ぎてゆく こんな平凡な日々の積み重ねで ありきたりな一年が平穏に過ぎてゆく こんな永遠の入り口を維持するために 日々努力を重ねている ありきたりな日々を維持するための道程を 懸命に維持しているのだ 災害や疫病は そんな道程を壊してしまうのが禍であり 維持するために必要な在りこれが... 続きをみる

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  • 道程の設え:変態と進化の違いについて

    漫画ポケモンで ポケモンたちがより強力なポケモンへと進化する このポケモンの進化は 生物学的には変態だ 同じ個体が その設えに応じて強力になるのは 進化ではなくて変態だからだ 進化は 設えの変化である オタマジャクシがカエルになっても この個体としての設えは変わっていない 設えられたオタマジャクシ... 続きをみる

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  • 道程の設え:自堕落

    あの人のスマホにできることが 私のスマホにはできない 仮に 私のスマホに その機能がついていたとしても 私はその機能を使いこなせるのだろうか 若いころ 8ビットのコンピュータをいじり いたずらに プログラム言語を覚えた それなりに 時代の先端に佇んでいる気がしていたからなのだろう コンピュータに手... 続きをみる

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  • 道程の設え:上り坂と下り坂

    若いころ 成長するという道程が用意させていて その道を喜び勇んで駆け上がった あのころのような弾むような心持を 再び感じることはできないであろうか? 今は衰えるという道程を 浮かない顔をしながら とぼとぼと歩いている この道程も 私の中に設えられていたのだろう 抵抗しながらも だいぶ馴染んで来たこ... 続きをみる

  • 道程の設え:意識の役割

    意識は 身体を統括している気になっている なんと 横柄で無知なのだろう 花火師が設えた花火に火をつけてえ 俺が花火を支配していると思っている子供のようだ 子供は ただ火をつけて 花火をもてあそんでいるだけである 種をまき 野菜を収穫する農家も 俺が野菜を統括していると思ってしまえば やはり 横柄で... 続きをみる

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  • 道程の設え:触媒の岸に囲まれて

    生命は 数々の酵素反応の連続により維持されている 酵素反応は その触媒作用により 他の反応ではなく 特定の化学反応が起こる現象である 触媒が きちんと反応を支配しているから 酵素反応が起こり 生命活動が維持されているのである 生化学反応が川の流れであるならば 酵素による触媒は川の岸であり 生化学反... 続きをみる

  • 道程の設え:鰯の群れ

    設えられた道程に沿って 生まれ育ち成長してきた 身体ばかりではない 道徳や文化も 教育課程で設えられてきた 個人は家を守るために尽くさなければならない 男児厨房に入るべからず 国のために戦わずして何を望もう こんな言葉は聞かなくなった 世間に流布する言葉が変わり 頭の中の設えも変わってきた 頭の中... 続きをみる

  • 道程の設え:設えと機能

    花火師は 花火玉に点火するまでに 全てを注ぎ込まなければならない 点火してからは それまでに設えてきたことに任せるより仕方がない もう手出しはできない 無慈悲な物理法則に任せ 設えてきたことがどのように開花するのかを 眺めることしかできない 花火の設えは 無慈悲な物理法則がどのように働くのかを 逆... 続きをみる

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  • 妄想と現実:神という実存

    これから侵入する交差点で 右側の道から車が出てきそうになる時がある こちらの道は優先だ 私の記憶によれば 向こうの道には交差点の手前で停車するように 「停止」の道路標識も設置されている にもかかわらず 右から来た車は止まらずに 私が通過しようとする交差点に入ってきそうだ 道路交通法という実存は あ... 続きをみる

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  • 妄想と現実:神様への抵抗

    神様を思う時は 妄想と現実の距離感が 大きく変化した時だ たとえば 夢想していることが 突然かなった時 たとえば このまま続くと妄想していた現実が 災害などで崩れた時 妄想と現実が 大きく近づいたり 大きく乖離する時に 神様に感謝したり 神様に祈りをささげたりする 神様は 妄想の側ではなく 現実の... 続きをみる

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  • 妄想と現実:矛盾する道程を設え得るということ

    化学反応は 時間を要する過程だ だから 化学反応が 次から次へと連鎖してゆくと 時間も流れてゆく 時間が流れ 反応が連鎖してゆくと そこに道ができる 花火師は 様々な火薬を 花火玉の中心に あるいは 花火玉の周辺に配置する 打ち上げられ どの様に どんな色の花火の花が咲き始め どの様に どんな色に... 続きをみる

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  • 妄想と現実:道程の創造

    触媒が導く数々の道程が その卵の中に詰め込まれている その道程が 未来を妄想しながら 現実を次々と過去へと刻んでゆく 現実は 未来でもなく 過去でもない 今にあるだけだ その今に どの様に対峙するのか妄想し そのように対峙してきたのか振り返る そして なぜ乗り越えてこれたのかを考える どうすれば ... 続きをみる

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  • 妄想と現実:妄想を生き現実と対峙する

    人間の意識は 妄想の中を漂いながら生きている 現実を生きているようでいて 実は 妄想に生き 現実と対峙している 現実を受け入れがたい時 それを感じる 意識は 現実と対峙しながらも 現実を受け入れもする 現実を受け入れ 妄想に変更をもたらす 妄想の源には 生きようとする力がある 現実に流されるだけで... 続きをみる

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  • 妄想と現実:妄想と現実と感情と

    何かの競技に勝利したり 人から誉められたりするような楽しい妄想もあれば 何かの災害にあったり 暴漢に襲われるような恐ろしい妄想もある 現実が楽しい妄想に近寄ったり 恐ろしい妄想から遠ざかると 嬉しく 逆に 現実が楽しい妄想から遠ざかったり 恐ろしい妄想に近づいたりすると 悲しい 私の意識のどこかで... 続きをみる

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  • 妄想と現実:意味は妄想

    言葉の意味は妄想だ 「餅」という言葉を眺めると 頭の中に 絵に描いた餅が現れる 本当の絵に描いた餅とは違って 臭いもあるようだし やわらかさも本物そっくりだ 食べようとすれば食べれるけれど 腹はふくれたきになっても 実際の腹は膨れない そんな絵に描いた餅が 言葉の意味の一環として現れる 言葉の意味... 続きをみる

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  • 言葉遊び

    ですます調というのがある 最後はですである 最後はデスである * 言葉は死んでいる 校正を重ね最後に死んでゆく 動かなくなるからである この死んだ言葉に 気持ちが動く 動かない言葉と 動く気持ちが喧嘩をするからなのだろう さて、この喧嘩 原因はどちらにあるのだろう? 言葉が死んでいるからいけないか... 続きをみる

  • 救い2

    苦しめば苦しむほど 死は幸せになるのだろう ありがとうございました この「ありがとうございました」は 余計である なんだか私が死ぬようであるからだ 私はまだまだ生きてゆくつもりである 生きている まだ生きている なんという救いだろう まだまだ 苦しみが足りないらしい ヒ ヒヒ ヒヒヒ♪ まだ足りな... 続きをみる

  • 救い

    苦しめば苦しむほど 死は幸せになるだろう

  • 妄想と現実:妄想の中の現実

    病気になると 病気でない身体に憧れる 病気でない時に 病気である身体に憧れることはない あったとしても ごくごくまれだ この非対称性に 妄想の生きようとする意志が表れている 妄想は 病気を嫌い 健康を好む 妄想は 人生の水先案内人だ 「ああしたい」 「こうしたい」 「ああはなりたくない」 様々に浮... 続きをみる

  • 妄想と現実:優しい嘘

    今見ている現実は あまりに悲しく それは妄想であってほしい いや妄想に違いない、、と思うことがある 車を運転し始めた頃 車の脇を塀の角にぶつけてしまい ドアを大きくへこませてしまった この時 あれは幻だった、、、と思いたかった 幻だったらよいと思いながら 寝床から 車のところへ行き ドアを眺めると... 続きをみる

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  • 妄想と現実:妄想と現実の境界線

    妄想の中の自分は 大胆で 正直だ 現実の中の自分は 慎重で 嘘つきだ 妄想の中の自分と 現実の中の自分の境界線が 意識の中で揺れ動く どちらが本物の自分だろう? どちらの私も 私の意識の中にある 様々な私が 私の中の意識の中で踊っている そして そのどれもの私が どこかで現実を畏れ敬い 忖度さえし... 続きをみる

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  • 妄想と現実:妄想と現実が交差するコギト

    妄想と現実を区別する能力が 私には備わっているらしい 妄想と現実の どちらかが正しく どちらが誤りなのかには関係なく 妄想と現実を区別する能力が 私には備わっているらしい なんとなれば 現実が誤りで 妄想が正しいとしてしまえば 私は 現実に振り回されず 現実を振り回しながら生きてゆける しかし そ... 続きをみる

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  • 妄想と現実:妄想と現実の間にある道筋

    妄想と現実を区別している 今と結びついた五感から認識される状況を現実と認識し その状況とは異なる状況を妄想と認識している あの信号機は もうじき赤信号に変わる この時の赤信号は妄想だ 現実は赤信号ではないからだ 妄想は言い過ぎかもしれないが 予言と言おうが 予想と言おうが 空想と言おうが 現実では... 続きをみる

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