2021年4月のブログ記事
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みんなが生意気になれば もう少し自由な空気になるのだろう * 会議室のテーブルに向かい うつむきながら 自分を押し殺し座っているのではなく しっかり前を向き 生きている人間らしく 意気込みをもって 過ごさなければ 自由な空気が生まれないし 不平等は不平等のままだ 生意気にならなければ 何も買えられ... 続きをみる
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雨が降って ついてないと思うこともあれば ラッキーと思うこともある 何事が起きても 誰かが喜び 別の誰かが不満を持つ その中で喜びと悲しみの相場が動いている この相場の中で 誰もが最良の結果を待ち望むのだけれど 何処かしこ足りないところが現れる 雨が降った時と同じように 誰かが何かをすると 「素晴... 続きをみる
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ウェブ会議というものは 紋切り型でつまらない というのも 知った顔が画面に映っても 声をかけることも 世間話もできないからだ チャットで 個人間の会話ができるようにもなっているようだが そんなことまでして話すようなことは持ち合わせていない リアルの会議であれば 休憩時間にすれ違い 「やあ、久しぶり... 続きをみる
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周りの人の行いに応じて 自分の生き易さが変わってしまうから お他人さまは おてんとうさまや 水といった 自然の恵みと同じように大切だ むしろ 社会が発展するに従い おてんとうさまや 水よりも お他人さまの行いの方が 重要になってきた気配がしている 冷害や水不足で米が不作でも 外国から 食料を輸入す... 続きをみる
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仲間であるのか? それとも敵か? 人は人を評定する これは 群れをつくる動物たちもしているごく普通のことで 群れの外の敵に対しては 容赦なく攻撃を仕掛ける 人間は理性的な生き物なので 人を評定したうえで 敵であっても 仲間のように仲良く振舞うこともできる このような能力を 様々な道徳が勧めてくれて... 続きをみる
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鼻がムズムズして 目がシクシク痒くなるから 花粉症は嫌になる 一体 なぜ花粉はこんな意地悪をするのだろうか? 花粉の存在意義は めしべのところに飛来して そこで受精すればいいのだから 人間の鼻の中に入り込んで 受精管を伸ばす必要性など何もない このように考える理性も 無駄なことをしない意志もないか... 続きをみる
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受精した卵が 細胞分裂を繰り返し 内側に神経ができてきて 外側に皮膚ができてくる この内側の神経が 外側の皮膚を刺激して 手や足や指 それに目や鼻が誘導される 何の特徴もない皮膚の裏側に 神経が伸びてきて コチョコチョとくすぐると 皮膚がくすぐったくて ウネウネ動いているうちに いつの間にか 手や... 続きをみる
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身体には とてもやんちゃなところがあって 「そんなことしちゃだめだ」と思っていても 意識の言うことなど聞かずに 勝手に そんなことや あんなことをしてしまったりしている もっと背が高くなればいいと思っても その通りにはならないし 体重は減ればいいと思っても なかなか思い通りにはならない お腹が減ら... 続きをみる
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山沿いの道では しばしば野生動物が車の事故に巻き込まれるらしく 野生動物に注意を促す標識が設置されている この頃増えて来たシカにぶつかり 車を大きく壊したはなしをよく聞くようになった オーストラリアでは 車がよくカンガルーにぶつかってしまうという こうした事故から車を守るために カンガルーバーを車... 続きをみる
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自由は 大きく二つに分けられる 破壊の自由と 創造の自由だ 前例踏襲を止める自由と 前例を新たに創造する自由ということもできる 自由というのは 実現するとなると大変で たとえば タバコやお酒を止めるという自由は なかなか実現できない タバコやお酒ではなくても 踏襲されている前例というものには それ... 続きをみる
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物質は無にはならないけれど 反応は無に至る 生命活動も 反応である限り無に至る潜在に常にさらされている 社会活動もしかりである 反応が 無ではなく 有であり続ける奇跡が ありがたがられるのは 無にいつも晒されているからだろう 音が聞こえ 味覚や臭いを感じ 光や風を感じ 言葉に意味を知覚している こ... 続きをみる
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地層には 地球の歴史が刻まれている この刻みを紐解くことにより 地球の歴史をうかがい知ることができ その地層の中から見つかる生命の化石からは 生命の発明の歴史をうかがい知ることができる 人間が今生きているためには まず 酸素と栄養を吸収して 細胞が分裂して増殖する技術が不可欠だった 35億年以上前... 続きをみる
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生身のままで 宇宙空間に放り出されたら 空気を吸えなくて苦しいはずだ でも 実際には そんな流ちょうなことも考える間もなく 真空である宇宙空間の陰圧により 身体機能を保持していた連帯が崩壊し 生命活動は霧散してしまうだろう 人間には 人間として機能するために必要な環境があり その環境から外れると ... 続きをみる
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鳥と人間の間に 能力の格差がある 鳥と魚の間にも 能力の格差がある 人間と大腸菌の間にも 能力の格差がある 魚と植物の間にも 能力の格差がある 生命は それぞれの生存戦略に応じて それぞれの能力を高めながら保持している 蟻にもたくさんの種類があり それぞれの住む場所に応じて それぞれの場所に応じた... 続きをみる
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「地球」という文字は地球そのものにはなれない このように 情報と実体は別物ではあるけれど 「地球」という文字は地球を表現し続けているので 「地球」という文字は地球そのもののようなふりをしている このような 「地球」という文字が地球であるという形式が あらゆる文字と実体を同一視させ 言語世界が実体世... 続きをみる
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ひいきのスポーツチームが負けたりすると スポーツ新聞を見たくなくなる 勝った時には 隅から隅まで飽きることなく見ることもできるのに 負ければ 見出しさえも見たくなくなる このように 自分にとって面白くない情報は ないがしろにするものだ ないがしろにされ 反応されない情報は消えてなくなる こうして ... 続きをみる
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言葉の 形と音と意味は反応で結ばれている 人間の能動的反応がなくなれば 言葉の 形と音と意味は バラバラに散らばって 秩序ある世界から 無秩序へと 創られて来た系譜としての言語世界が崩壊してゆく 同じように 細胞を低温に晒し 酵素を失活させ 化学反応をストップさせると 細胞の秩序は失われ 維持され... 続きをみる
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身体がこわばると 思うように動けなくなる 関節が硬くなると スムーズに動けなくなり すぐに疲れてしまう こわばったり 硬くなるのは身体であり そう思ったり 疲れたと感じるのは意識の役割だ 身体が 意識に不調を知らせているということなのだろう うがった見方をすれば 身体が思うように動いているうち... 続きをみる
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学ぶということは 個人が社会に追いつこうと頑張ることだ 個人が社会を追い越そうとすれば それは学びを超えた研究だ 研究は実験を伴う 実績を踏襲するのではなく 従来とは違う何かをやれば実験だ 一般的に 学習とうまくかみ合った実験は 素晴らしい研究となりうるが 学習のない実験は危険を伴う 毒キノコか ... 続きをみる
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原始時代の人間は きっと お金がなくても生きて行けた お金が発達し お金を使う楽を覚えた人間には お金なしで生きるのは苦行になった お金を欲しいと思うことは お金で楽をできる社会を必要としているということで 一人では生きられないということでもある 仮にもっと良い社会があると思っていても 今の社会を... 続きをみる
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とびきりの存在に魅せられて その存在を追い求めることはありがちなことで なぜそうなってしまうのかわからないまま 多くの動物が とびきりの存在に反応して その存在を追い続けている 生命現象は このような能動的な動きに満ちている 心臓が拍動しているのも能動的で 機能に満ちている 機能は 目的を追求しな... 続きをみる
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ハエやカがめっきり少なくなった 暖かな季節になると 食事の時には 必ずハエがいて ハエを追い払いながら食事をした そして 夜になると 必ずカに刺され 痒い思いをした 今は、 窓を開けっぱなしにしておいても ハエもカも入ってこない 入ってきたとしても 数えるほどで 昔のように 大挙して入ってくるよう... 続きをみる
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プラナリアには 大きな再生能力がある 身体の大部分を失っても 元の身体を再生できる 軟体動物である ウミウシにも再生能力がある プラナリアは数センチの扁形動物で ウミウシはそれよりも2周りの3周りも大きい軟体動物だ トカゲのしっぽ切りのトカゲは爬虫類だ 爬虫類と言えば ワニの歯も何回も生え変わると... 続きをみる
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選択的夫婦別姓制度が話題に上ることがある 結婚する者のどちらかの氏を名乗らなければならない だから どちらを選ぶかで、不平等が生まれる この不平等は是正しなければならない、、、という考えがあるようだ ならば 結婚を機に 新しい名字をつければ平等でよいのではと思ったりする 子供が生まれたら新しい名前... 続きをみる
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死んでしまいたいと思うことがある けれど 死んでしまうには 越えなければならないハードルが たくさんあるから 死んでしまいたいと思っても なかなか死ねるものではない 痛くないか? 苦しくないか? そんなことを考えると なかなか死ねない 私が死んだら 彼はどうなるだろう? あいつはほくそ笑むだろうか... 続きをみる
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血管の細胞が痛むと そこから血液が漏れだし 炎症を引き起こし 周囲に壊死をもたらし命にかかわることとなる このように 血管の細胞は 酸素と栄養を体の隅々に供給する血管網として 縁の下の力持ちの役割を果たしている 血管の細胞は ほんの一例で 多細胞細胞を構成するすべての細胞は 身体全体のシステムから... 続きをみる
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黄金律が存在していて それに従って 世界が流転している 、、、としても その黄金律の周辺には 様々な偶発的要素がちりばめられていて 大きな流れとしては 黄金律に従ってはいるけれど 偶然に左右され 厳格な黄金律には従っていない現象が 黄金律の周辺で 次から次へと引き起こされている たとえば 「地球は... 続きをみる
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自分に レッテルを貼ることにより 自分がやるべきことと やらなくていいことを区別したりしている 子供のころ 遊びの中で 「俺は男だから、そんなことはできない」 「わたしは女だから、そんなことしできないの」 「男の子なんだから、これやってよ」 「女の子なんだから、こうしてよ」 そんな言葉を口にした ... 続きをみる
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生まれながらの味覚だろうか おいしい食べ物があったり まずい食べ物があったりするので 好き嫌いをするのは仕方がない 仕方がないのだけれど この好き嫌いを固定化して 自己のアイデンティティーとするから頑固になって 始末が悪くなる 嫌いなものは嫌い こんな感情的なものに加えて 嫌いな理由を次から次に整... 続きをみる