ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

ゲン担ぎの哲学


誤りと正しさの区別するために
思考が利用される
このことについて考えてみた



ゲン担ぎに即して考えてみた


思考には
経験
推測
未来予測
未来設計
の4態がある


過去の経験から
未来を予測したり
現在の状態から過去の状態を推測する
そして
これらの予測や推測の延長として
現在に工夫を凝らして未来を設計する


ゲン担ぎは
赤のパンツをはいていたらうまくいったという
経験が先に立つ(経験)
なぜうまくいったのかを考えるに
赤のパンツをはいたからであると推測する(推測)
そして
赤いパンツをはいたらまたうまくいくという予想を立て(未来予想)
またうまくいくように赤いパンツをはいて未来を設計する(未来設計)


対象となる現象についての
経験と推測
それに
未来予測と未来設計が
すべてうまくいったときに
正しい思考であることが確認される


ゲン担ぎが正しいか否かは
未来設計がうまく機能するか否かで
その正誤がわかる
無論
上手くいかない時のことを忘れれば
ゲン担ぎはいつも正しいということになってしまう


正しくないことを
正しいと思い続ける自由も
思考にはあるようだけれど
そんな自由は未来のためにならない


ゲン担ぎが誤っているという
非を認めてみるという鍛錬ともいうべき思考が
重要となる局面だ



思考は
自由を制限することで
未来を導く


ゲンを担げば自由はなくなる


ゲンに応じて
未来が拓かれる


思考の正しさは
未来に現れるとすると
結果論が正しいということになる


そんな正しさばかりでは
今、ここの今の時点で未来を拓けない


だからまた
ゲンを担いでみる



遺伝子は
大いなるゲン担ぎの体系だ

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