ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

多元論:異なる世界の対応関係


言葉の内部にも
いくつかの二元論を見ることができる


文字は意味と形と音に分別されるが
意味と形は
その存在根拠を別にしている


形を音も
音と意味も存在根拠を別にしている


形世界があり
意味世界があり
音世界があり
その世界の接点に文字が存立している


同じように
DNA worldがあり
RNA worldがあり
Protein worldがあり
その接点の中で生命現象が営まれている


どれももっともっと還元しながら思考すれば
物質の動きになるのだろうが
それぞれの世界は
それぞれ独自の秩序で成立している世界であり
出来上がった世界を同一視することができない次元にまで
物質の動きがそれぞれの世界に応じて洗練されている


その洗練されて動きの中で
2つの世界の間で
対応関係が形成されているから
生命現象や
言語活動が成立している


ロゼッタストーンには
3つの言語が記されていた


対応関係が世界を連ねる蜘蛛の糸となっている


異なる世界を結び付けている対応関係を解析することが
リバースエンジニアリングの醍醐味であったし
これからも変わることは無いだろう

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